09.農林水産

2009年8月14日 (金)

石破茂農水大臣のメッセージ

 いささか旧聞に属するが、8月2日(日)、石破茂・農林水産大臣に倉敷にお越しいただいた。もともとは新見にて加藤勝信候補予定者の応援に入られたのだが「折角岡山に行ったのだったら岳ちゃんのところにも!」というご本人のご意向により実現したものだ。私は前回の自民党総裁選挙では私も石破茂候補の推薦人に名を連ねた一人である。決して見た目の人気だけではない、誠実さを持った政治家として尊敬している。

 ただ、急きょの実現だったため倉敷駅で電車を降りて乗るまで約30分の滞在時間。集会や街頭演説を準備する時間もない。そこでちょうどお昼時の来場というタイミングを生かして、倉敷駅西ビル2階にあるおにぎり屋さん「おにぎり村」にお運びをいただき、おにぎりを頬張っていただこう!と考えた。

 当日、来倉された石破大臣は「うん、おいしい!」とおにぎりを頬張り、気さくに記念撮影などに応じてくださった。またその場に駆けつけてくださった支援者の方々に対し、日本農業の危機的な現状や打開策についてミニ演説会をしていただき、「岳ちゃんをよろしく!」と言い残して、電車に乗って徳島に向かわれた。

 この「おにぎり村」は、どちらかと言えばパンよりもご飯党の私もひいきのお店。そして何よりも、お米の消費拡大という点でとても意味のあるお店だ。それこそ農林水産大臣が倉敷にやってきて、橋本岳を支えてくださる方々とともにおにぎりをお買い、頬張ってくださったことは、私たちに大きなメッセージを残して行って下さったのだと思う。

 日本の農政は曲がり角を迎えている。食料自給率の低さが問題視され、減反政策も限界に達している中で、今後の農業政策のカギを握るのは実はお米の消費拡大である。例えば学校給食にご飯を増やすとか、米粉の使用拡大なども必要だ。民主党のいう戸別所得補償は、計画生産の導入でもあるし、財源も不確定であり、決して将来は開けない。倉敷・早島の農家の方々の立場、そして消費者の立場それぞれの利害を踏まえ、将来のためにともに解決策を考える旗振り役を、ぜひ務めたい。今回の「おにぎり村」石破農水大臣訪問は、まずその第一歩である。

 少しの滞在時間でも気にかけて下さるこの絆に感謝。まずはご期待に応えられるよう、選挙に向けて全力投球で頑張りたい。

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(写真:おにぎりを豪快に見つくろう石破茂大臣)

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(写真:同席した矢野周子・倉敷市議と三人でハイ・ポーズ!石破大臣はおにぎりを頬張ってすごい顔)

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(写真:がっちり握手!日本のために一緒にがんばりましょう!)

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2009年7月14日 (火)

口腔健康推進法案・地産地消促進法案

 不信任案・問責決議案の提出を受け14日に衆院本会議が開かれる。そのため最終「のぞみ」で上京。解散が決まり政局あわただしい中ではあるが、自民党は政策議論も続けている。今朝は二つの会合が開かれた。

 8時から厚生労働部会・医療委員会・歯科診療に関する合同会議。テーマは「歯科疾患の予防等による口腔の健康の保持の推進に関する法律案(口腔健康推進案)」。長寿社会を迎える中健康で長生きするためには、実は歯科医療が一つのポイントになる。ご飯を美味しく食べられることは、人間の活力の源なのだ。そこで、総合的に口腔の健康の保持を推進することを目的とした議員立法が議連で進められており、今日の党内手続きとなった。与党の了承の上、衆議院に提出される予定。橋本も提出者に名を連ねており、審議に入れば答弁席に着く。

 8時半からは 農林部会・総合農政調査会合同会議。テーマは「地産地消促進法案」。こちらは農林水産物において、生産者と消費者の結び付きを強め、地域の活性化や豊かな食生活を実現し、食料自給率向上や食育推進等を進めるためのもの。具体的には、直売所を利用した地産地消の促進や、学校給食等における地域の農林水産物の利用促進などを進めようとするもの。こうした地道な取り組みこそが、本当に日本の農業を復活させるカギとなる。こちらも了承された。

 このような、それぞれ大事な意味を持つ議員立法が提出されるにも関わらず、野党は不信任案や問責決議案を理由にして、以後国会審議を止める見通し。残念である。民主党が国会に出なくなる真の理由は、鳩山由紀夫代表の故人献金問題に関する審議を止めたいからという説も囁かれる。解散が決まったとしても、それまでは野党も与党もガタガタせずに議員の務めを果たし尽くすべきと思う。

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2009年6月19日 (金)

今週の出来事いろいろ

 ブログが書けなかった日々の出来事をいくつか、駆け足でご紹介。

○お墓参り

 14日(日)、倉敷での活動の合間を縫って、総社の井山宝福寺にて法事と墓参。早いもので父が他界してもうすぐ3年となる。次期選挙の必勝を誓った。

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○女性のつどい

 15日(月)夜、女性のつどいを行った。その際にゲストで来ていただいた後藤田正純先生を夫婦で囲んで記念写真。ありがとうございました!

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○石破農水大臣勉強会

 16日(火)、農水省大臣室にて当選1期、2期の若手で石破大臣を囲んで勉強会。懇切丁寧に、利益の減少や高齢化といった日本の農政の危機的状況と、減反の課題や対応などの状況をお話しいただいた。民主党の政策は計画生産を前提とするもので、現行の減反すら難しいのに実現は不可能である!との由。

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○有床診療所議連

 17日(水)、有床診療所の活性化を目指す議員連盟(写真の中に誤りがあります…)の総会に出席。地域医療の受け皿であり、救急を含め病院を補完する重要な役割を担う有床診療所が、低い診療報酬の評価等のためどんどん減少している。厚労省に向けて、診療報酬改定での評価を提言した。

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○文部科学部会 三沢選手の事故について

 18日(木)、自民党文部科学部会。三沢光晴選手の事故に関し、全日本プロレス・武藤社長、ノア・仲田本部長、新日本プロレス・菅林社長からヒアリング。馳浩・文部科学部会長ならではのメンバー。事故の機序と原因の解明を行い今後に生かすこと、しかしプロレスの灯を消さないでほしいことを僕から申し上げた。

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 その他にも、衆院本会議や総務委・経済産業委、「骨太の方針」をめぐる政調全体会議、与党道州制特区法に関するPT、東京講演会「岳を囲む会」の防衛に関する勉強会等、今週も目の回るような忙しさだった。

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2009年5月29日 (金)

こんにゃくをめぐる事情

こんにゃくをめぐる事情
『羊をめぐる冒険』みたい。星印がある蒟蒻芋の写真をきっかけに、主人公が群馬県に旅立つ…という話ではない。蒟蒻男が出てくる訳でもない。

実は関税品目でWTO農業交渉の行方とか、蒟蒻ゼリーで提起された食品安全の話など。蒟蒻芋からは低カロリーのパンやダイエットプリン、麺、サプリメントなども作られる旨紹介があった。我が国伝統的かつ固有の食品かつ機能性食品としても注目だ。

そして何故今日なのか。モチロン5月29日は「こ(5)んに(2)ゃく(9)の日」だから、なのである。

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(写真:というわけで各種こんにゃく製品とこんにゃく芋。「こんにゃく対策議員懇談会」にて)

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2008年11月12日 (水)

今日の石破茂大臣

岡山県新見市の石垣市長が、「ブランド和牛」の宣伝とご説明に昨日から上京。昨日は細田博之幹事長そして麻生太郎総理に面会された。今日は夕方農林水産省に石破茂大臣をご訪問。私も岡山県選出議員の一人として同行した。石破大臣は市長の説明を丁寧に聞かれたあと、減反政策などについて村田吉隆代議士も含めてじっくり懇談。石垣市長いわく「もう減反やこ、やめりゃええんです!」。個人的にはひそかに賛成。とはいえその実現は多難。

石垣市長は、昔私が三菱総研に居た頃からお世話になってます。もう何年前の話かな。新見市が誇る千屋(ちや)牛をよろしく!美味しいですよ!

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