21.水泳

2011年12月29日 (木)

補助金をもらうということ

 倉敷で開催されていた第四回全日本ユース(U-15)水球競技選手権大会―桃太郎カップ―が、一昨日閉会した。優勝した男子:埼玉県選抜、女子:原田学園鹿児島情報クラブの皆さんには心から祝意を申し上げるとともに、開催にご尽力いただいた(財)日本水泳連盟、倉敷市、倉敷市体協はじめ多くの皆さまに感謝を申し上げたい。岡山県選抜チームは男女とも決勝進出したものの、男子が7位、女子が8位といずれもあと一歩という成績となった。来年も頑張ろう!

 この大会は、(財)地域活性化センタースポーツ拠点づくり推進事業のひとつとして行われており、10年間の運営補助金がいただける。高校野球における「甲子園」、高校ラグビーにおける「花園」のような、青少年があこがれ目標とするようなスポーツ拠点をつくることを理念とした事業だ。補助金でこうした大会が開催できることは競技団体としてはとても貴重なことだし、倉敷の街にとっても素晴らしいことだ。

 ただ、10年の補助期間が過ぎた後どうするかは、みんなで考えなければならない。関係者間では継続したいという思いは確認されている。あとは、どれだけそのために知恵を絞り身を切るか、覚悟が問われていると思う。補助金をもらえる10年間無事に大会を開催しました、あとはご勝手にどうぞという極めて役所的な思いがあるとすれば、そもそもの補助金の意味がない。補助金はあくまでタネ銭であり、そこから「水球の街・倉敷」を根付かせられなければ税金泥棒の誹りを逃れられない。

 国の予算のムダを削れ!という中にしばしばこういう補助金支出も含まれる。実際に震災復興に充当するため今年は減額された。それはやむを得ないこと。ただ、補助金を本当にムダにするか、有効にするかは受ける側の「みなさんの税金を使わせてもらっている」という覚悟が大事だとも思う。

 ついでに、今回新党を結成した各位にも、既存政党にいる各位にも、同じことを申し添えておく。政党交付金も原資はみなさまの税金なのである。

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2011年11月25日 (金)

がんばれ水球!ポセイドンジャパンと桃太郎カップ

 先日、松江に出張して財団法人日本水泳連盟の地域会議に出席してきた。その席上で佐野会長が強調していたのが、競泳のジュニアの活躍(岡山県からは、今年度木原賞受賞の西崎丈太郎君がアジアエージグループ大会の400m,800m,1,500m自由形で優勝している。おめでとう!)と、水球日本代表のオリンピック出場への期待だった。

 水球。水中の格闘技とも言われるが、競技としては残念ながらかなりマイナー。倉敷では毎年年末近くに「全日本ユース(U15)水球競技選手権大会―桃太郎カップ―」を倉敷市屋内水泳場および児島マリンプールで開催しており、水球の甲子園を目指して岡山県水泳連盟をあげて運営にあたっている(倉敷市のホームページでは「水球の聖地」となっているが、まぁどっちでもよい(笑))。大会期間は冬休みにあたるので、ぜひ一度見に来てほしい。決勝トーナメントともなると、相当手に汗握る熱の籠った試合が展開される。

 今年で第四回となるが、昨年の第三回大会では、実は男子の岡山県代表チームが初の全国優勝を果たした。石井正弘・岡山県知事にも優勝報告に行ったりしたのだが、その後の知事あいさつでは岡山県のスポーツの取り組みとして天満屋や興譲館高校チームの女子駅伝での活躍や、宮間選手の表彰をはじめとするなでしこジャパン・湯郷ベルの話までするが、なかなか水球チームの話まで取り上げてくれないのを毎回残念に思いながら聞いている。

 そんな水球も、注目を浴びるチャンスがある。来年開催のロンドンオリンピックに、日本代表チームが出場できるかもしれないのだ。水球競技の日本代表チームの愛称は「ポセイドンジャパン」という。これも残念ながらあまりメジャーな愛称ではないのだが、今年夏の世界選手権大会ではこれまでの最高順位である11位に食い込み、ユニバーシアード競技大会ではライバルの中国を撃破して5位につけた。来年1月23日から千葉県習志野市で開催されるアジア地区オリンピック予選大会で優勝すれば、晴れてオリンピックに出場できる。まだ桃太郎カップに出場した選手が代表に選ばれるのは先の話だが、これからを担う若い選手の励みにもなるだろう。

 ということで、サムライジャパンやなでしこジャパンに加えて、ポセイドンジャパンの活躍も、皆さん応援してください!

 ここ数日急に寒くなってきて、特に朝夕の冷えはこたえるようになってきた。街頭に立つのも寒い時期だが、頑張ります。皆さまもお体には十分気をつけてお過ごしになりますように。

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2009年1月31日 (土)

試験に出る

昨日は衆院本会議の代表質問を終え、急ぎ飛行機で帰岡。その足で倉敷での会合に二件出席。今朝はモーニングセミナーから日程スタート。その後久しぶりに倉敷駅前で街頭演説をした。

10時から、市役所横の倉敷市屋内水泳センターにて、全国シンクロナイズドスイミング審判講習・検定会。主管するNPO法人岡山県水泳連盟会長として一言挨拶する。昨年児島マリンプールで行ったJO杯大会のお礼を述べる。時間があったので、10分ほど聴講。内容はシンクロの採点基準等について。

シンクロは10点満点で、10点が「完璧」、0点が「完全な失敗」、5点が「普通」なのだそうだ。講師の方曰く「ときどき『完璧』を『完壁』と書く人がいますから、注意してください!『壁』と書いたら×にしますから」とのこと。全国のシンクロナイズドスイミングの審判員を目指す皆さん、漢字の練習も忘れずに!政治家も、だけど…。


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(写真:昨年夏のジュニアオリンピックカップ・シンクロ大会の一こま)

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2008年12月27日 (土)

桃太郎カップ閉会

桃太郎カップ閉会
倉敷で開催されていた水球のユース全国大会、桃太郎カップが閉会。優勝は男子:鹿児島県、女子:石川県。
来年も熱戦になりますように!

(写真は決勝戦休憩中のPRタイム。日本水泳連盟もチームマイナス6%の一員です)

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2008年12月23日 (火)

桃太郎カップ

桃太郎カップ
桃太郎カップ
第一回全日本ユース(U-15)水球競技選手権大会の開会式が今日チボリ公園アンデルセンホールにて開催された。明日から27日まで、倉敷室内温水プールと児島マリンプールで熱戦が繰り広げられる。

県水連会長として開会宣言をした。緊張した!この大会はこれから毎年倉敷で開催される予定。全国の水球少年少女が「来年こそ倉敷にいくぞ!」とか目標にしてくれるような大会になるといいなと願う。

写真は挨拶する日水連の林会長と、会場の選手たち。

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2008年12月 7日 (日)

県財政再建の余波

今朝はグランドゴルフ大会の開会式、街宣、市議の事務所開き二件。午後から岡山県水泳連盟の理事会、夕方あいさつ回りのあと、夜は地域の忘年会に出席。

2年半前から、NPO法人岡山県水泳連盟の会長を務めている。今日は来年の大会予定等について審議されていたが、ある大会の出場料設定について議論があった。そもそもは岡山県が補助を出してもらっていたものが、県の財政財政構造改革プランにより減額。それを補うため出場料を設定することになった。

もちろん事業団体としては岡山県の事情も斟酌すべきで協力はしなければならないが、こんなところにも県財政の余波は現れてくる。

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(写真:NPO法人岡山県水泳連盟理事会の様子。目指せ県民皆泳!)

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