第208回通常国会の開会にあたり
令和4年を迎えました。1月17日には第208回通常国会が召集され、同日開会式および政府四演説が行われました。天皇陛下のご臨席を仰いで行われた開会式に衆議院厚生労働委員長として出席し、改めて職務の重さを認識いたしました。
岸田文雄内閣が迎えた初めての通常国会であり、与党としてはまずは令和4年度予算の年度内成立が目標となります。もちろん、折からの新型コロナウイルス感染症の6波目の感染拡大に対する対策も緊急かつ重要な課題ですし、またその他にもさまざまな課題に直面しています。その対応に遺漏なきを期するべく全力を尽くします。国会召集前の12日には、与野党の合意にもとづき衆議院厚生労働委員会理事懇談会を開催し、感染拡大に関して厚生労働省から報告を受け、各党から質疑を行いました。また今国会では雇用保険法改正案、薬機法改正案、児童福祉法改正案などが政府から提出され衆議院厚生労働委員会に付託されることが想定されており、委員長としてこれらの審議などを通じて国民の皆さまからの負託に応えてまいります。
橋本がく個人としては、昨年の衆議院総選挙でも訴えた「こどもまんなか」社会の実現に向けた、こども家庭庁設置法案等およびこども基本法(仮称)案の成立を目指す重要な年となります。自民党「こども・若者」輝く未来創造本部事務局長および与党こども政策に関するPTメンバーとして、この画期的な法案のとりまとめおよび成立に向け、努力します。またこれまで、さまざまな困難を抱えた女性を支援するための法的根拠を売春防止法から独立させ、福祉の観点から事業の根拠となる新法を制定するための活動が行われていました。12日に行われた超党派の勉強会では、今国会での成立を目指すことで各党の出席者が合意しました。橋本がくもその実現を目指し、汗をかく所存です。
関連記事:「性暴力や貧困 女性支援へ新法制定目指す 超党派議員」(NHK政治マガジン)
なお私事になりますが、「令和3年末のご挨拶」にて記した通り、12月29日に自見はなこ参議院議員と入籍をしました。はなこさんには4人の子どもたちとも養子縁組をしてもらい、6人家族として仲良く新年を迎えました。もともと母親同士の交流があり、母の久美子も、自見庄三郎先生や礼子夫人にも喜んでいただいています。下の写真は昨年に5人でご一緒した際に撮影したものですが、掲げている写真は庄三郎先生所蔵のもので、おそらく四半世紀以上前、「橋本龍太郎総裁を実現する会」における父親同士のツーショットで、自見庄三郎先生は、この会の事務局長を務めていただいていたそうです(なお二人の間にたまたま写っているのは、尾辻秀久先生です)。ご縁の不思議さを感じます。なお現下の状況から、当面は披露宴などは予定しておりませんが、ともどもにご指導・ご鞭撻を賜りますよう、今後とも宜しくお願い申し上げます。
(写真:自見家と橋本家のご縁を感じます)
寒さも厳しく、コロナの感染拡大も続きます。不織布マスクの着用や換気の実施、マメな手洗いや手指消毒の実施などにご留意いただき、どうぞ皆さまご自愛くださいませ。
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