令和元年台風第15号による被害状況等について(厚生労働省による)
9月12日午前10時過ぎに厚生労働省より聞き取りした、おおむね11日深夜~12日朝の時点での情報です。
【水道について】
・千葉県、東京都(新島村、大島町)、静岡県(伊東市)の3都県10事業者で22,031戸が断水中(最大約12万9000戸が断水するも約10万戸が解消済み)。
・断水中の地域には応急給水を実施中。なお停電中のマンション等で、水道事業者が給水を再開しても、建物内のポンプの停止により断水が継続する場合がある。
・かずさ水道広域連合企業団(木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市)11,0360戸、および南房総市6,000戸は、13日までに断水解消予定。
・多古町1,800戸、鴨川市876戸、市原市226戸、大喜多町220戸、三芳水道企業団(館山市、南房総市)169戸は復電次第、順次給水再開予定。
・東京都新島村950戸、大島町450戸、静岡県伊東市20戸は、12日に断水解消予定。
【医療機関について】
・停電中の病院は25か所。必要に応じてエネ庁経由で電源車の支援を行う。断水中の病院13か所についても確認の上給水車等の支援を実施。
・停電エリアの在宅療養患者について、在宅支援診療所等を通じて国が安否確認を実施。連絡をとれていない24か所について、直接NHO、JCHO職員を派遣して確認中。
・在宅酸素療法患者について、保守点検事業者を通じた患者の安否確認を実施中。千葉県、神奈川県、茨城県3県計約9,480人中約9,040人については安全が確認済み。大手1社の患者について確認ができておらず、直接医政局職員を当該社を訪問させて確認中。
・透析医療機関について、停電エリア87施設のうち9施設が受け入れ困難な状況。周辺施設での受け入れ等により対応。
【社会福祉施設等について】
・千葉県内の高齢者施設について確認を行い、電源、水の確保を実施。連絡がつかない施設12か所について、千葉労働局から職員派遣により調査中。
・障害者施設、児童施設、救護施設についてはすべて連絡がつき、必要な施設については経産省、防衛省に情報提供して電源車、給水車等の支援を依頼。
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