死因究明推進基本法が成立しました!
当選一回のころからの長きにわたり地道に取り組んでいた死因究明制度に関し、ついに本日(令和元年6月6日)恒久法が成立しました。紆余曲折は長くなりますので割愛しますが、ここまでご協力をいただいた皆様に、深く感謝申し上げます。特に、故保岡興治先生には、議連の立ち上げ時から温かくご指導をいただきました。また今国会では参議院提出法案となりましたが、石井みどり参議院議員が実に粘り強く各会派との交渉を行い、まとめていただきました。今日の衆議院本会議で委員長報告をした冨岡勉衆議院厚生労働委員長も、議連発足時からのチャーターメンバーでした。また厚生労働省も、冬から春にかけていろいろありましたが(笑)、ちゃんと後始末をつけてくれました。篤く御礼申し上げます。
振り返ってみれば議連を立ち上げたのが2009年(参考:議連発足当初の記事「異状死議連の誤解を解く」) なので、足掛け10年でひとつの節目(いちおう2012年に一度は「死因究明等の推進に関する法律」が成立しているので、ふたつ目の節目ですかね)を迎えることができました。長かった…。とはいえ今度は恒久法、しかも厚生労働省所管ということで、児童虐待対策のためのCDRとか、孤独死対策や自殺対策、看取りの問題など、さまざまなテーマと関連させて施策を具体化してもらえるといいなと期待しています。
いま、過去のページを見ていたら、2014年にこの法案を衆議院に提出し内閣委員会で趣旨説明をした際にきていたかりゆしウェアを、今日も着ているということを発見しました。このかりゆしウェアはお気に入りなのですが、何か幸運が宿っているのかもしれないので、大事にします。
なお、今回提出の法案について、前回提出と若干の修正がありますので、改めて資料を掲載しました。下記リンク先をご覧ください。
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