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2018年9月17日 (月)

2018年自民党総裁選への対応について

 現在、自由民主党総裁選が行われており、9月20日に開票が行われる予定です。安倍晋三候補と石破茂候補が立候補しています。橋本がくも、現職の自由民主党所属の衆議院議員として一票を持っています。この一票について、今回は石破茂候補に投票することと決めましたので、ご報告いたします。

 今回の総裁選は、正直、選択に悩みました。安倍晋三総裁により政権復帰を果たし、内政・外交共に様々な成果を挙げていることは間違いありません。外交・安全保障においては、オバマ大統領の広島訪問の実現、慰安婦問題に関する日韓合意の実現、TPP11の合意、平和安全法制の実現など、困難な課題に挑戦しさまざまな実績を残しています。2年前に発生したアメリカ軍属による沖縄県うるま市の女性暴行殺人事件を受け、アメリカとの困難な交渉の末「日米地位協定の軍属に関する補足協定」を締結したことは、まだ議論は残るもののもう少し評価をされてもよいのではないかと思います。内政面においても、アベノミクス実行はもとより、一億総活躍プランや働き方改革実行計画などを策定し、それに基づき様々な政策を実行に移していることも、安倍総理のリーダーシップがあってのことです。僕も自民党にあっては外交部会長ないし厚生労働部会長の立場で政府の動きを見ていましたが、実に心強く感じています。また、西日本豪雨災害発生後、ただちに倉敷市真備町を訪問し迅速な対応をいただいたことにも、深く感謝しています。

 一方で不本意ながら、安倍政権に対して猛然と批判をしなければならないことも、一度ならずありました。先の選挙の直前に消費税増税分の使途見直しを突然打ち出したこと(新聞記事参照)、厚生労働省分割論が新聞紙上を賑わせたこと(ブログ「厚生労働省分割論反対論」参照)、海賊版サイト対策としてブロッキングを政府が要請する動きがあったこと(ブログ「政府による著作権侵害サイトのブロッキング要請に反対します。」)、などです。これらは、安倍総理ご自身が言い出したことではないのかもしれませんし、消費税増税分使途変更以外はまだ議論の最中で結論が出たわけでもありません。しかし、この政権の中で打ち出された、または打ち出されかけた発想が許せないものなのであれば、最終的には安倍総理に責任を負っていただくしか途はありません。現政権の継続に対して、もろ手を挙げての賛成も、致しかねるのです。

 振り返ってみれば、橋本がくは、2008年の自民党総裁選(もう10年も経ったんだ…)において、やはり石破茂候補の推薦人を務めています。この時は福田康夫総理の辞任を受けて行われたものであり、自民党の信頼回復が最大のテーマでした。それにふさわしい候補として、石破茂候補の推薦人になりました。今回あまりそういう視点で論じられていないようにも思いますが、財務省の決裁文書改ざんや、政府全体として障害者雇用率の偽装など、行政のこととはいえ与党たる自民党も相応に責任を感じなければならない事態と考えます。そこで、「自民党は今一度初心に立ち戻り、政治・行政に関する国民からの信頼回復を目指すべき」という意志の表現として、「ただ国民のみを畏れる」石破茂候補への投票を選択することといたしました(なお、この選択には、落選中も含めてたびたび選挙の応援に岡山四区に入っていただいている石破茂候補や、さまざまにお世話をいただいた故小坂憲次先生のご恩義にささやかながら報いたいという側面もあります。個人的なことで恐縮ですが)。

 もちろん総裁選の終了後は、どなたであれ選ばれた自民党総裁のもとで、どこであれ置かれた場所で咲くべく、引き続き自民党所属の衆議院議員として国民の皆さまのために自分なりに汗をかいて参る所存です。ただ、自民党総裁選における橋本がくの国会議員としての一票は、国会に送りだしていただいた有権者の皆さまのご支援の賜物であり、また事実上総理大臣を決める選挙でもあるため、自分の投票行動とその理由については有権者の皆さまにご報告すべきことと考えます。何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

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