解散風が吹き出した
岡山県知事選挙が済んだら、とたんに晩秋の気配が漂ってきた。木々の葉が色づき、朝夕が寒くなってくる。あっと言う間に冬の足音も聞こえてくるのだろう。月日の経つのは早いものだ。
一方で、政治の沈滞ムードは目を覆うばかりである。消費税増税に「政治生命を賭け」た野田佳彦総理は、法案の成立で目標を見失ってしまったらしく、その後何がしたいのかいまいちよくわからない状態が続く。話題になるのは田中慶秀法務大臣の辞任や田中真紀子文部科学大臣の権限濫用(問題提起の手段として大学設置の許認可権を行使するのは権限の濫用以外のなにものでもない)、そして岡田副総理が中国の顔色を窺って日米共同離島奪還訓練を中止したことなど。予備費を使った経済対策を打ち上げたのは相変わらず財務省の入れ知恵だろうが、さしたる反響も呼ばなかった模様。
ただとりあえず「近いうち」と谷垣禎一前自民党総裁に約束した解散総選挙だけは未だ決断できないようだ。輿石幹事長始め、民主党は完全に逃げの一手。しかし公債特例法や定数是正の法案に自民党も成立に協力する方向に舵を切った今、なし崩しにレームダック化の兆しも見えてきた。今日の新聞では内閣支持率が10%台の危険水域まで低下したことが報じられた。民主党自体が、テレビCMを始めるとか新聞広告を打つなど選挙をにらんだ動きをしているし、わが選挙区の民主党の方も遅まきながら二連ポスターを貼り始めたようだ。一度吹き出した解散風は止まることはないというが…。
そんな中、知事選挙も終わり、自分の選挙に向けた後援会活動も着々と進めている。街頭演説やあいさつ回りといった日常活動は再開したし、橋本がく後援会の各地域の会合も今後予定を重ねている。それに加えさらに以下のような取組も進めている。
●橋本がくWebサイト[http://www.ga9.jp]リニューアル!
3年間の活動と思いの籠った動画や、政策「橋本がく5つの約束」、そして目玉コンテンツ(?)「橋本がく応援歌」など、ぜひご覧ください!なお、Facebookやtwitterでの日々の情報発信も行っています!
●橋本がく・自由民主党の二連ポスターの掲示!
既に掲示を進めている橋本がくと石破茂幹事長の二連ポスターに加え、安倍晋三総裁・石破茂幹事長のツートップによる力強い自民党のポスターも倉敷市・早島町で掲示する準備が整いました。順次掲示していきます。また何枚でもお持ちしますので、「掲示してやるぞ!」という方はぜひ橋本がく後援会事務所にご一報ください!
今度こそ、ご期待・ご支援いただく皆さまの想いを無にすることなく。今度こそ、日本を取り戻すために。今度こそ、未来のために。今度こそ、感謝をこめて。なんとしても結果を出したい。引き続きのご指導・ご鞭撻をお願い申し上げる。まわりで風邪ひきさんが増えている。くれぐれもご自愛のほどを。
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コメント
お久しぶりです。岳さんのホームページ拝見しました。3年の歩みの動画や応援歌の動画、良かったです。
5つの政策も見ました。デフレ脱却のための金融緩和と有効需要の創出といった政策は私も同感です。
政治に関心をもった契機は先輩の知人が民主党から選挙に出たことでした。その時から「国家破綻」が起きるか起きないかがずっと気になって勉強し続けてきました。
結局その知人が煽っていた国債発行高900兆円の恐ろしさは、私なりに新しい認識をもつことで解決しました。
やはり岳先生が言っているように、デフレ脱却には高橋是清財政に学んで、金融政策と積極的な財政出動による有効需要の創出の両輪が回らなければいけません。
経済財政諮問会議に日銀総裁も参加させたうえで、日銀の徹底した金融緩和によって円高克服とデフレ脱却、そして雇用環境の改善化を図らなければいけません。
900兆円の国債発行高は確かに問題ですが、これは国家の資産残高が500兆円以上は優に存在することを無視した一方的な話であり、しかも個人の金融資産は1500兆円にものぼる日本という国にとって恐れるに足らない現実だ、という真実です。その証に、国家破綻しかけているギリシャの国債は30%近くまできているのに、日本の国債金利は先進国中で最低に近い1%代の超安全資産です。
今の失われた20年の現実は日銀の急激な公定歩合の引き上げから始まったことを思い起こしても、デフレ脱却は正しい金融政策が急務だと思います。
最近も日銀と政府の間で金融緩和が決まったようですが、日銀はいつも10兆円近くの金融緩和を嫌々実行し、効果をあげないままやめてしまうので、結局はその10兆円近くの金を無駄に摩ってしまうことを繰り返しています。
金融緩和させようとすると、すぐに反対派が日銀は金融緩和は充分やっていて、銀行には金があまっていて、企業の需要がないのが現実だと言い出します。
だからこその政府による大型の財政出動による有効需要の創出が必要なのであり、
また変動為替相場制の下では、金融政策が不可欠なのです。
アメリカが基軸通貨であることをいいことに、自国のドルを刷りまくっているのも問題ですが、それならそれで日本もアメリカの発行量に応じた量の円を刷れば済むだけのことです。
投稿: ひかり | 2012年11月 6日 (火) 17時01分
☆☆☆ものすごくがんばっていますね、
橋本がく さん☆☆☆☆☆
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私は去年まで、
橋本がくさんについての情報が
それほどない中、
橋本がくさんの悪口だけは聞こえてくるという地域に住んでいました。
町内会の偉い人達が、
自分の子供よりも若い人である
橋本がくさんのことを陰で言いたい放題。
そんな様子を目にするたびに、
「橋本がくさんの敵は、こんなふうに身近にいるんだなあ。」と思っていました。
ところが、今住んでいるところは以前住んでいたところとは大違い、
いろいろな地域から引っ越してきた人たちが多い新興住宅地ということもあってか、
【働き者で真面目な人がカッコイイ人】
という雰囲気になっています。
今回ユーチューブ動画の
スライドショーを拝見しただけでも、
橋本がくさんの誠実さが伝わってきました。
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橋本がくさんが
政治の世界にも必要なことは、
多くの人が知っていることなのに
いろいろな方面からの圧力によって、
大きな声に出して言えない人も少なからずいるような気がします。。。。。
私は、橋本がくさんを応援しています♪
投稿: 橋本がくさんと同世代 | 2012年11月 7日 (水) 11時30分
「がくちゃん応援歌」見ました。いゃぁー元気いっぱいでいいですね。
次回の選挙で是非勝って、再び国会に登壇してほしいです。
岳さんには、それがふさわしいと思っています。
前回の選挙の時、私は、コンベックス岡山で開催された、青年会議所が主催した公開討論会に主席していましたが、その時、岳さんと柚木氏との差は際立っていました。
討論に入る以前でも、会場に岳さんと柚木氏が入られた後、岳さんはビシーッとされていたのに対し、柚木氏は、居酒屋にでも入られたかのような行動をしたことに驚かされました。それまでも柚木氏が辻立ちの際に、ため口調の言葉遣いなのが非常に気になっていましたが、彼を岡山県第四選挙区の代表として国会に送るのだけはやめてほしいと強く思ってしまいました。
そして討論会が始まり、岳さんが、ご自身の言葉で理路整然と話されるのに対し、柚木氏は、民主党のロボットのようでした。民主党が掲げていたマニュフェストは、数字の計算ができる人なら間違っていることは分かりますが、それを主張する柚木氏を、岳さんが理路整然と追い詰めていくのは胸のすく思いでした。
あれだけ、岳さんと柚木氏の差は際立っていたのに、なぜ、柚木氏が当選してしまったのか。。。柚木氏に投票した方が、あの討論会の一部始終を見ていたら結果は全く違っていたのではと思っています。
それだけ、自民党に逆風が吹いていたこと、必ずしも候補者同士の戦いではないこともありますが、もうちょっと国民全体が、候補者をよく知るようになってほしいと思います。結果は後々自分たちに返ってくることですから。
ところで、民主党は前回選挙で掲げたマニュフェストを実行した初期の段階で見事に失敗しましたが、そもそものマニュフェストの内容自体が明らかに間違っていたことと、実行する過程にも間違いがあったように思います。それが民主党という集団なのだと思いました。
それの影響か、自民党に限らずですが、同じ轍を踏まないように、後でどうにでもとれるようなマニュフェストを掲げているところが多いと思います。しかし、そんなあいまいな言葉を真に受けるほど甘くはないと思います。
マニュフェストに、実行できる内容、その結果、国民の生活がどうよくなるのか、「数値」で比較し、何を乗り越えていかなければならないかなども示してほしいと思います。選挙に勝ち、マニュフェストを実行し、そして次の選挙で「我々は民主党と異なり、マニュフェストの何パーセントが実行できた。その結果、日本はこれだけよくなった」と言えれば、それがまっとうな政治集団といえると思います。そうでなければならないとも思います。。。
また、前回の選挙の時の民主党のマニュフェストの結果、どうなったのかを数値で国民に思い出させることもした方がいいのではと思います。忘れっぽい人が多いですから、、、のど元過ぎれば何とかともいいますし。。。
次回の選挙で、自民党に強烈な順風が吹くようになるとは思えないので、このような対立軸をかかげなければ、民主党との違いが打ち出せず、結果的には、「誰が政治をしても日本はよくならない」と今よりも思われてしまうのではと危惧しています。
必ずしも自分に得になる候補者を合理的に選び、投票しているとは限らないという話もよく聞きますが、一方の良さを圧倒的に際立たせれば、合理的な判断がきくと思います。
前回、柚木氏は、米国がオバマ大統領を選んだように、日本も変わらなきゃと主張し、彼は当選し、政権は自民党から民主党に変わりました。日本は変わりました。そして国民の生活は、ますます悪くなりました。彼の支持基盤である製造業の海外流出は止まりません。民主党はそれを座して眺めているだけでした。政治だけの力ではどうにもならないとあきらめているようですが、経済は世の中の仕組みによって変わるはずです。世の中の仕組みを作るのが政治の役割のはずです。
岳さん、次回の選挙で勝って、仕組みを変えてください。そして日本を良くしてください。お願いします。
投稿: 小野 | 2012年11月 9日 (金) 17時30分
リニューアルされたホームページ拝見させて頂きました。
3年間の活動の歩みの動画本当に頑張っておられる様子がよくわかる
政治家橋本岳さんにも「白洲次郎」さんのような方が何人も授かり世界を股にかけ 日本を盤石な国家に導いてもらいたい。
人は真実を知らないままに、勝手に卑語中傷を語る(ペンは剣より強し)
どうか誠実さをアピールしてどんな圧力にも臆することなく、岳さんの政治に国家に対する心情を貫いてほしいです。
何時も応援しています。
投稿: おばさん | 2012年11月 9日 (金) 22時22分