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2012年9月

2012年9月27日 (木)

自民党新体制で政権奪還!

 谷垣禎一総裁の任期満了に伴い9月26日に行われた自民党総裁選の結果、安倍晋三総裁が再登板する結果となった。

 今回、橋本がくは石破茂・前政調会長を支援した。党員投票では他候補を圧する得票を得て一位となり、決選投票でも獲得票数を伸ばしたものの及ばなかった。この結果から言えば個人的には残念さも残る。石破茂議員を支援くださった党員の皆さまに、感謝御礼を申し上げる。

 しかし、今後の党運営においてはノーサイドだ。日本の内政・外交の建て直しとそのための再政権交代の実現という共通の目標に向かい、一致団結が必要だ。振り返れば自民党の退勢は安倍内閣時の参議院選挙の敗北から始まり不本意な辞任で拍車をかけた。今回、その責任者に挽回の責任を与える結果になったわけだ。病を克服し「再チャレンジ」という自らのスローガンを身をもって体現した安倍晋三総裁の強靭な意志に強く期待する。

 他方民主党代表選も、あまり注目されないうちに野田総理が再選された。解散の引き延ばしを図る空気が漂うが、そうは問屋が卸さない。公債特例法などの急を要する法案が残るが、先の通常国会の末に野田総理は参議院から問責決議を可決されており、少なくとも参議院では所信表明演説すらスムーズな実現は不可能だ。かといって臨時国会を開かないわけにもいかない。そこで「近いうちに」という総選挙の約束をどうするかという選択が迫られる。10月28日に鹿児島三区の衆議院補欠選挙もあり、与野党はいきなり対決ムードにならざるを得ない。

 このような中で、橋本がくは「切実な思いを汲む政治を実現したい」という思いの実現の向け「出陣の集い」や「女性の集い」、あるいは日々の会合や街頭演説、ご挨拶などで一人でも多くの方にの自分の想いを伝えるようコツコツ努力する日々だ。ご支援・ご協力いただける皆さまに深く感謝申し上げるとともに、まずは10月28日の岡山県知事選挙においていばらき隆太候補の勝利を勝ち取り、そして来る衆議院選挙における勝利を目指して全力を尽くす所存だ。引き続きのご指導ご鞭撻を心からお願い申し上げる。

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2012年9月 4日 (火)

盛り上がる総裁選にしたいね!

 通常国会がおそらくこのまま閉会となり、そのまま自民党、民主党ともに党首選挙が焦点となっている。三党合意やら問責決議やら領土問題やら、これまでの経緯についてツッコミみどころは山のようにあるのだが、自分のなすべきことをしつつ、切歯扼腕して現実を受け入れるしかない。

 で、自民党総裁選である。過去3回自分も参加したし、一度は石破茂候補の選対事務局として駆け回った経験まであるが、今回は一地方党員としてほぼ一般の方と同じようにマスコミを通じてプレ総裁選を眺める立場だ。自分の党員票一票をどうするかは候補者が決まってから決めることだが、その前に「外から眺めた総裁選」は、やはり内部で見るのとはとても印象が違って見える。たとえば、

1.候補者がどうやって決まるのかよくわからない。
2.派閥のボス的な人の意向で候補者や結果が左右されるように見える。
3.候補予定者の名前のみが云々され、政策的議論が見えない。
4.誰が当選したら自民党がどうなるのかわからない。
5.有権者である各議員の意思が見えず、派閥やボスの意向で動くように見える。

 といったことだ。もちろん、実際は必ずしも印象通りでないことは知っている。マスコミ報道による印象の偏りはとても大きい。例えば以前ほど「派閥のボス的な人の意向」に左右される度合は少ないし、派閥そのものが変質しており以前ほどの拘束力はない。同じ派閥の安倍晋三・元総理と町村信孝・元官房長官の名前が共に挙がるのはその証拠だ。また候補者が確定すればそれぞれ公約を掲げ、討論会や街頭演説会は必ずオープンに行っている。また若手を中心にブログやtwitter、Facebook等で自分の主体的な考えを発信する議員も少なからずいるのも好ましいことだ。

 ただそれでも、谷垣禎一総裁に対し古賀誠議員が「引導を渡す」と発言したなどと報道されるのは正直言って如何なものか。谷垣総裁が引き続き総裁を続けるのが自民党にとってベストかどうかは、党員による選挙を通じて公正に判断されるべきであり、一部長老の意志で立候補の機会すら奪われるような印象があるのは極めて前近代的と言わざるを得ない。個人的には石破茂・前政調会長に今度こそ!と思っているが、それ以前に、まず公正・公平かつ国民にオープンな総裁選挙が行われることを願ってやまないし、谷垣総裁にも奮起を期待したい。

 盛り上がる総裁選にしたいね!

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