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2012年2月

2012年2月25日 (土)

倉敷雛めぐり・水島雛列車

 今日から倉敷市内各地で毎年恒例となったイベント「倉敷雛めぐり」が開始。このイベントが始まると、いよいよ春も間近という気分になる。市内各地で開会イベントが行われたが、今朝はその中でも今年からスタートした水島臨海鉄道の雛列車の出発式にお伺いした。倉敷美観地区周辺を始め、児島・玉島・水島・真備船穂と各地で一斉にお雛様の展示がある華やかな時期だが、「動く雛飾り」はこの取り組みが初めてではなかろうか。水島駅での出発式に出席してお祝いを申し上げた後、皆さんのお見送りをいただきながらその列車に乗って浦田駅まで戻った。高架の上からのんびりと連島・水島・福田の風景を見まわしながら、車で移動する普段とは異なるのんびりした気分になれた。夜には玉島・通町にて玉島雛づくし前夜祭・玉島港宵明りを楽しみつつ、しのうどんや鶏団子スープに舌鼓を打った。おいしかったです!

 雛列車、水島臨海鉄道の一編成(といっても一両だけど…)に地元の園児たちが作った雛飾りがしてあるもので、一日四往復するとのこと。三寒四温という言葉の通り寒かったり暖かくなったりする時期ではあるが、この車両が水島と倉敷の間を行ったり来たりするたびに、一歩ずつ春が近づいてくるんだと思うとなんともロマンがあるではないか。一人でも多くの乗客がこの列車に乗って心和むことを願ってやまない。また各地「雛めぐり」全体を通し、ご関係の方々の街を盛り上げたい!という情熱とご労苦に深く敬意を申し上げたい。

倉敷雛めぐり2012パンフレット(電子ブック)

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2012年2月13日 (月)

大阪維新の会

 立春は過ぎたものの未だ寒い日々が続く。今年には選挙があるものと想定してあいさつ回りや街頭演説などに熱がこもる。ありがたいことに多くの方々から「こんどこそは頑張れよ!」とご激励をいただける。ぜひこんどこそはなんとしてもご期待に応えたい。頑張ります!

 さて消費税増税一本槍の野田政権は支持率が大絶賛下落中、かといって谷垣自民党も残念ながら伸びる気配はない。そんな中でいまもっとも注目を集めているのが同じ「はしもと」でも漢字が違う橋下徹・大阪市長率いる「大阪維新の会」だろう。大阪府知事時代からさまざまな改革を打ち出し続けることで、今の政治にうんざりした人々の気持ちをすっかり掴んでいる。府庁舎移転問題など実はうまくいっていない改革もあったりするのだが、テンポよく次々にいろいろ言い出すものだからそんなことはお構いなし。ついには国政進出に備え政治塾を開講し塾生を募集したところ3,000人以上の応募があったとか。寄せられる期待はとても高い(もっとも民主党の現職国会議員も応募してたってのはどうかと思うが)。

 ただちょっと待ってほしい。国政政党としてみると維新の会にも弱点はある。あまりにも橋下市長個人の能力に頼りすぎており、長期間持続可能なものと思えない。万一、彼が病気にでもなったらどうなるのだろう?大阪維新の会は「大阪都構想を目指す」が、それは大阪府内でやればよく、たとえば岡山県における選挙の争点にはなじみにくい。政治塾応募の作文テーマは「大都市制度のあり方について」だが、国政政党としてはきちんと地方部のあり方まで示す責任があるだろう。そして地方部まで含めた道州制をテーマとするのならば、昔取った杵柄ではあるが、一応僕も自民党道州制調査会の事務局だった身だ。いくらでも議論の相手はしてさしあげる。「船中八策」を模した政策を構想中で個人的には内容が楽しみだったりもするのだが、くれぐれも民主党マニフェストのよう裏付けのないものにはならないように願いたい。

 個人的には、維新の会は衆議院選で全国に候補を立てれば、特に大阪を始め都市部では一定の議席を獲得できるだろうとは思う。ただ、その後単独で国政を動かすのは無理だ。「大阪維新」だけで外交や安全保障政策を打たれてはたまらない。どこかの既存政党と連立して政権を組み、その中で道州制を含む地方制度改革を行うというのが妥当なシナリオではないか。もしかしたら次の衆院選で岡山県第四選挙区にも維新の会の候補者が出るかもしれず、その時は戦わなければなるまい。それでも、その後にはパートナーになれるとよいなとは思う。彼らの改革への志とエネルギー、そして「地方から国を変える」という意欲は見習うべきだと思うから。

 明治維新だって、蛤御門の変で戦火を交えた薩摩藩と長州藩が一転して同盟を結んだところから現実化したのだ。そんなことが思い出される。まあまずはその前に討死しないようにしなければならないが。

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2012年2月 8日 (水)

水島のトンネル事故について

 水島コンビナート内のJX日鉱日石エネルギー水島製油所にて海底トンネル工事中に出水し、5名の方が行方不明となるいたましい事故が昨日発生した。まずは行方不明の方々の捜索と事故原因の調査・再発防止を急がなければならない。とはいえ海底での出来事であり、難航している模様だ。

 工事のコストを切り詰めるため安全面が手薄になっていたのではないかといった話も耳にする。いずれ調査の結果などが公表され責任が問われることになるであろう。ただ同時に、なぜそこまでコストを切り詰めなければならなかったか、その背景も同時に考えなければなるまい。先日「水島の悲鳴」というエントリで記したとおり、日本を代表する大企業といえども極めて厳しい環境下での事業運営を強いられる状況が現在ある。そのしわ寄せが早速このような形で現場に現れたような気がして、いささか暗澹とした気持ちにならざるを得ない。

 今日は玉島をあいさつ回りしていて、ある方から「自民党もいまのままじゃダメじゃ!」というお叱りをいただいた。消費税とか議員定数削減も大事なテーマだし、民主党政権の正当性の無さは指摘し続けなければならないが、一方で「日本が将来どうやって稼ぐか」を国会で語るのも、自民党の大事な仕事だと思う。

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2012年2月 2日 (木)

うっすら雪化粧

うっすら雪化粧
 ここ数日、児島にてあいさつ回り。今日もポスターの張り替えなどしていても、ひときわ寒さが身に染みる。と思っていたら突然降雪!寒いわけだ。
 すぐ止んだが、うっすらと雪化粧した琴浦あたりの街並みが美しかった(豪雪に苦しんでおられる方々には心痛むが…)。

 「寒い中大変じゃなあ~」というお励ましに心をほっと暖めていただけるのが何よりうれしく、ありがたい。がんばろう。

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