今年一年。
今年一年もあと一日を切ることになった。国レベルで言えばやはり東日本大震災や原発事故が発生し、また倉敷・早島でも台風12号の豪雨により浸水や土砂崩れなどの被害が出る災難な年だったとは言えるだろう。その上政治の機能不全によりさらに拍車がかかった面があるのも否めない。マニフェストを忘れ危機管理ができない現政権与党は言うに及ばず、身内が言うのもなんだが自民党も他力本願でだらしないと感じてしまう。誠に残念だ。そして自分のことについて言えば、浪人中だし解散は延びるし家庭も平穏とは言い難かったし盲腸にもなったし、客観的には辛い一年ではあった。その中で多くの方々に心配やご迷惑をおかけした。本当に申し訳ないことである。
しかし、境遇や結果、そして善し悪しはともかく、やりたいことをやった一年ではあった。子どものころを除けば、人生の中で最も自らの喜怒哀楽に忠実に、我慢せず行動した一年だったと言えるかもしれない。福島にトラックで物資支援に行き岩手にボランティア溝掘り活動に出かけ、『岳』の映画を見てにわかに登山に目覚めて大山や蒜山などに登り、太った自分に嫌気がさして約10Kgのダイエットに成功した。これまでよりは多少身だしなみにも気をつけるようになったし、頑張る長男に触発されて少しずつ剣道も再開した。もちろん良いことばかりではなくむしろ勝手気まぐれで非常識でハタ迷惑な行動も少なからずあったとも自覚しているし、選挙にむけて必ずしも一直線でもなかったかもしれない。が、そうしたことの積み重ねを通じて、これまでよりも自己を信じ素直に表現することができるようになった気もする。『夢を持ってコツコツ努力すれば、必ず叶えることができる』ということを、ささやかながらも実感することができたようにも思う。またその中でいろいろな方に支えていただき、新たな出会いにも恵まれ助けていただいた。本当に感謝である。
来年こそは、結果を出したい。浪人なんだから失うものももうあまりない。さらにアグレッシブに自分を表現しきるのみだ。そしてそのことを通じて、今年傷つけたりご迷惑やご心配をかけたりした方々にも、喜んでいただけるようにしたいし、生まれ育った国・日本の将来に微力でも貢献し恩返ししたい。それが来年への抱負である。
どうか来る2012年が日本と世界にとって、またこの文章を読んで下さる皆さまに(そして読んでいない皆さまにも)、良い年でありますように。
追伸)この11月末に義母が他界いたしましたため、年が明けても新年のお祝いを申し上げることはさし控えます。お知らせもできておらず、誠に申し訳ありませんでした。
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