がんばれ水球!ポセイドンジャパンと桃太郎カップ
先日、松江に出張して財団法人日本水泳連盟の地域会議に出席してきた。その席上で佐野会長が強調していたのが、競泳のジュニアの活躍(岡山県からは、今年度木原賞受賞の西崎丈太郎君がアジアエージグループ大会の400m,800m,1,500m自由形で優勝している。おめでとう!)と、水球日本代表のオリンピック出場への期待だった。
水球。水中の格闘技とも言われるが、競技としては残念ながらかなりマイナー。倉敷では毎年年末近くに「全日本ユース(U15)水球競技選手権大会―桃太郎カップ―」を倉敷市屋内水泳場および児島マリンプールで開催しており、水球の甲子園を目指して岡山県水泳連盟をあげて運営にあたっている(倉敷市のホームページでは「水球の聖地」となっているが、まぁどっちでもよい(笑))。大会期間は冬休みにあたるので、ぜひ一度見に来てほしい。決勝トーナメントともなると、相当手に汗握る熱の籠った試合が展開される。
今年で第四回となるが、昨年の第三回大会では、実は男子の岡山県代表チームが初の全国優勝を果たした。石井正弘・岡山県知事にも優勝報告に行ったりしたのだが、その後の知事あいさつでは岡山県のスポーツの取り組みとして天満屋や興譲館高校チームの女子駅伝での活躍や、宮間選手の表彰をはじめとするなでしこジャパン・湯郷ベルの話までするが、なかなか水球チームの話まで取り上げてくれないのを毎回残念に思いながら聞いている。
そんな水球も、注目を浴びるチャンスがある。来年開催のロンドンオリンピックに、日本代表チームが出場できるかもしれないのだ。水球競技の日本代表チームの愛称は「ポセイドンジャパン」という。これも残念ながらあまりメジャーな愛称ではないのだが、今年夏の世界選手権大会ではこれまでの最高順位である11位に食い込み、ユニバーシアード競技大会ではライバルの中国を撃破して5位につけた。来年1月23日から千葉県習志野市で開催されるアジア地区オリンピック予選大会で優勝すれば、晴れてオリンピックに出場できる。まだ桃太郎カップに出場した選手が代表に選ばれるのは先の話だが、これからを担う若い選手の励みにもなるだろう。
ということで、サムライジャパンやなでしこジャパンに加えて、ポセイドンジャパンの活躍も、皆さん応援してください!
ここ数日急に寒くなってきて、特に朝夕の冷えはこたえるようになってきた。街頭に立つのも寒い時期だが、頑張ります。皆さまもお体には十分気をつけてお過ごしになりますように。
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