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2011年1月

2011年1月27日 (木)

AI情報センター

 一昨日25日、東京から戻る前に銀座のAi情報センターに立ち寄ってきた。議員在職中に、異状死死因究明制度の問題に取り組んだ際、遺体の画像診断であるAiについて国会質疑議連などで取り上げていた。実際にこれを行う機関として昨年設立されたのがAi情報センターだ。代表理事の山本正二先生を訪ねて伺ったら、ちょうど作家の海堂尊先生も偶然現れ、イメージクエストの本田さん、高沢さんともどもお昼をご一緒いただいた。質疑で取り上げたことが、こうやって形になっていくのは本当に嬉しいし、またそのことを忘れずにいて下さっていることも有難いこと。政務官交代により停滞はあるものの、現場では着実に関心が高まっている由。

 海堂先生の新刊(「ゴーゴーAi」というタイトルで講談社二月末刊行予定の由)のゲラを拝見する光栄に浴したが、Ai導入に向け戦ってきた先生のノンフィクション戦記物とでもいうべき趣。発売がいまから楽しみだ。


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(写真:Ai情報センターで記念写真。左から、山本先生、海堂先生、橋本、本田社長)

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 昨日は打ち合わせ等の後、加須山、茶屋町、小瀬戸で街宣し、JCの岡山ブロックの委員会のため井原に。今朝は開新橋、大梵の交差点での街宣からスタート。大梵では、近くの方がわざわざ寒い中に出てきて下さり「今のようなええことばあ言うて何もせん政治はおえん!頑張って!」ご激励をいただき、感激。頑張ろう。昨日からFacebookを始めてみたけど、試行錯誤中。

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2011年1月24日 (月)

自民党大会に出席

 23日、昨年以来久しぶりに上京して、第78回自民党大会に出席した。昨年よりも会場の雰囲気はぐっと良くなったし、早期の解散総選挙を求めた谷垣総裁の演説にも力強さや迫力を感じた。

 また、石破茂政調会長のお話も、歴史と未来という時間軸を重視する政党としての責任をまず強調し、民主党との違いを打ち出しながら、ダメ比べではなく自民党が選ばれるような政策を打ち出していきたいという演説だった。激しく同感である(なお石破政調会長は16日に来倉され、懇談して頂いたが、その際の様子をネットにて動画でご覧いただけるよう現在準備中である。ぜひお楽しみにお待ちいただきたい)。

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(写真:演説する谷垣総裁)

 しかし民主党に代わる自民党の「これだ!」という政策が今回あったかというと、打ち出したいという意欲どまりというのも正直なところ。高齢化が進み生産人口減という現実に直面しつつある時(この辺りの思いは稿を改めて記します)、対応する策を打ち出してこそはじめて選ばれるというもの。社会保障と税の話だけではダメである。自民党と自分の課題だ。

 自民党大会の中で今回特に傑作だったのは、「町工場のおやじ」岡野社長のスピーチ。「ひとが作れないものを作る」というプライドと、それを実現する努力と注意(町工場の様子を安易にテレビで放送すると、それだけで何をやっているかバレるからやめてほしい、との由)に希望を感じるものだった。他人が出せない政策を出すこともできるはず。頑張ろう。

 ちなみに24日は、東京でコンビナート企業の本社を挨拶まわり。田町駅近くの三菱自工本社のショールームでは、児島のジーンズや帆布製品を売っている(月末まで)。定価1万円近くのビッグジョンのジーンズが1/3の価格で販売中で超お買い得。つい衝動買いしちゃいました(笑)

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(写真:ちなみに東京で見つけた「希望」の像。松明を持ち未来を照らす。かくあらん。)

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2011年1月 4日 (火)

菅直人総理の識見と資格を問う。

 菅総理の年頭記者会見で、「国会質問を24時間前に通告すること」を求めたそうだ。

【首相年頭会見詳報】(4)「国会質問は24時間前通告を」野党に求める (産経新聞web)

 菅さんはじめ民主党が野党だった当時現場近くにいたものとして、「自分たちのしてきたことを棚に上げて…(怒)」という感情がまず頭をよぎる。松岡農相を自死に至らしめたのはあなたたちのそうした行動だったのだと、隣人だったものとして今でも怒りを禁じえない。が、個人的な思いなのでそう書いておくにとどめる。

 しかしこの発言は、行政府の長が立法府に対して制限をかけようとするものであり、極めて問題だ。そうした制限がかかると、逆に国会日程を縛ることとなり、緊急事態が発生した場合の国会の柔軟な対応を阻害することとなる。そもそも国会は、政府の勝手な行動に対して国民の声を伝え政府を法律をもって縛るものでありこそすれ、政府から文句をつけられるいわれはないし、むしろ政府が国会に対して指揮命令ができると思っているのであれば、議院内閣制民主主義国家における政治家としての識見はゼロである。

 先の臨時国会中、仙谷官房長官の「国会の望遠カメラを制限すべき」という発言もあったが、同様に驕り高ぶりを感じてしまうのである。たまたま自分が迂闊にも書類を写されただけで、そうした制限をすべきと発言するのは極めて短絡的と言わざるを得ない。

 いずれも、要するに権力というおもちゃをうれしくて振り回すワガママナオコチャマなのである。

 また、予算編成にあたり、やはり菅総理は「一括交付金は統一選挙目当て」と語ったとか。

一括交付金は「統一選目当て」首相が明言「大きな支持をもらいたい」

 さて、有権者の皆さん。特に今回は地方自治体関係のみなさん。自由に使えるお金を「選挙目当てですから」と配ってくれるそうです。一年限りの埋蔵金を使い果たし、今年も巨額の赤字国債を発行し、扶養者控除の削減といった実質増税含めムリヤリな編成までして、菅総理は選挙目当てで予算を組んだのだそうです。あなたは、この人やこの人が代表を務める政党に一票を投じようと思いますか?こんなことを発言する人を、どう思いますか?こんな人に国を任せたいと思いますか?

 そんな発言をするバカのいない政党に所属していることを僕は誇りに思う。

 僕は、政治家は、権力は自らにあるのではないことを常に自覚しなければならないと思っている。権力は、選挙の結果によって国民から法律に基づき任命された地位にあるのであって、その地位に基づく権限や法を超えた権力が振るえると思っているのであれば、権力者に必要な「慎み」に欠けるといわざるを得ない。

 これは、有名なハードボイルドなセリフと同じだ。曰く、「タフでなければ、生きていけない。優しくなければ、生きる資格がない」。菅総理や民主党についても同様だ。政治家であるのに必要なズウズウしさ(自らの過去の行いはすっかり忘れるとか)は十二分に持ち合わせているが、彼らは政治家たる資格、すなわち「権力行使への慎み」が決定的に欠けている。これは、本当に怖いことだ。一日も早く交代させるべきである。

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年頭にあたり

 新年明けましておめでとうございます!皆さまには、つつがなく新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

 岡山は比較的平穏な正月だったが、山陰などでは大雪で大変なことになってしまった。被害にあわれた方には、心からお見舞い申し上げる。

 さて平成23年の正月にあたり、橋本岳は二つの誓いを立てた。

  1.年間10万人の方と握手をする!
  2.年間1000回の街頭演説をする!

というもの。浪人中の身、一人でも多くの方に、一回でも多くお目にかかり、思いをお伝えし、コミュニケーションを大事にしていきたい。その指標として、先の目標を立てて頑張ろうと思った次第だ。

 正月から挨拶回りをしつつ、早速あちこちで街宣活動をしている。今朝の吉岡の交差点の街頭演説で11箇所め。わざわざ車を止めて「今年は頑張ってよ!」と励まして下さる方までおられた。心から感謝。一年前と比べて、空気は明らかに変わっている。公正・公平な社会の実現に向け、ご期待に応えられるよう、寒い中でもしっかり汗を流したい。今年もどうぞよろしくお願いします!

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