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2010年7月

2010年7月17日 (土)

静かな一週間

 参院選が終わって約一週間。梅雨も明け、すっかり暑くなった。選挙にご支援いただいた方々へのあいさつ回りに歩いていてあっという間に過ぎてしまった感がある。豪雨災害にあわれた皆さまに、お見舞い申し上げます。

 内閣改造があるわけでもなく、民主党幹部が責任をとるわけでもなく、なんとなくのんべんだらりと過ぎてしまった一週間。小沢一郎・民主党前幹事長の「不起訴不当」の判断があったが、ご本人は姿を見せず。かといって自民党から斬新なアクションがあるわけでもなし(この辺を戒めるのに「勝って兜の云々」と書いたのですが)。おそらく東京ではバッジをつけた方々が与野党を問わず会合したりしているのだろう。嵐の前の静けさの感もある。

 一方、惨敗した岡山でも、もう話題は次に移っている。「次はあんたが頑張らにゃおえんぞ!」と激励していただけるのはありがたいが、少し気が早くないか。確かに県議選がこの四月にあり、また衆院選もいつあってもおかしくない状況ではあるが、その前にきちんと参院選の総括をしなければなるまい。おなじ民主党の大立者相手の新人女性候補の敗戦でも、山梨県の善戦ぶりと比較するとやはり岡山の結果は厳しい。個人的には、比例選の結果などを集計しながらいろいろ考えているが、自民党岡山県連としてもさらなる検討が必要だと思う。

 選挙の結果から学ばない政治家・政党はいつまでたっても信頼を回復することはできない。自戒、自戒。

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2010年7月13日 (火)

参院選終了、そして新たなスタート

 参議院選挙の結果が出た。まずは、岡山県選挙区での【山田みか】候補の落選、残念。

 開票日11日夜は、岡山市奥田の山田事務所で支援者のみなさまと開票待ち。厳しい状況は聞いていたが、やはりテレビで相手候補の当確が出ると、落胆の声があがる。村田吉隆県連会長の挨拶ののち、本人の挨拶。「理念のある政治、国民のための政治を実現したかったのに、結果を出せず残念で、申し訳ありませんでした」。目には悔し涙も浮かべつつ、しかし支持者の方にお礼とお詫びを述べ、非常に立派な態度の挨拶だった。力足らず、誠に残念。無念。翌日も橋本事務所にあいさつに来られた。今後どうされるか、まずは本人次第だが、気にかかる。

 一方、全国的には自民党とみんなの党が改選議席数を大きく伸ばし、民主党および国民新党の与党の過半数割れに追い込む状況となった。「ねじれ国会」再来模様だが、ただ単にねじれているだけではなんの役にも立たない。個人的には、どこかが勝った負けたというよりも、むしろここから「機能する国会」として各党がどういう枠組みと姿勢で日本の政治を進めていくか、そこが問われていると思う。自民党も、勝って喜んでいるだけではなくて、再び責任を担う政党としての覚悟が必要。故人曰く「勝って兜の緒を締めよ」と。

 とはいえ、旧知の何名かの候補者が当選を果たした。これは素直にうれしい。自民党も若い力を加えて、世代交代が進みつつある。また、ぶれなかった組織の候補が良い結果を出したことも、やはり心強い。これからの自民党に、ぜひご期待いただきたい。本当は、ここからが野党・自民党としての新しいスタートなのだ。

 そして、本当の勝負は次の衆議院選挙にかかってくるだろう。僕もさらに力を入れて、頑張らなければ!12日朝は倉敷駅前、13日朝は開新橋交差点にての手振りと街宣からスタート。お見かけの際は、ぜひ声をかけたり手を振ってやって下さい!

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