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2010年6月

2010年6月24日 (木)

参院選公開討論会「選ぶのはあなただ!」

 いよいよ参院選が始まった。この活動についてはエントリを改める。その前に、所属する社団法人倉敷青年会議所が主催して22日(火)に行われた「参議院選挙公開討論会『選ぶのはあなただ!』」について記す。

 実は、担当委員会の担当副委員長として、この公開討論会を公正円滑に仕切る立場だった。当日も現場責任者をしていたので、インカムをつけて会場でうろうろしていたり、演壇を降ろしたり、野次を飛ばしたサクラを連れ出したりしていたのをご覧になった方もおられるだろう。ご来場いただいた皆様、また開催にあたりご協力いただいた皆様、パネラーとして参加して下さった各陣営の皆様、そしてJCメンバーの皆様、本当にありがとうございました。内容はUstreamでご覧いただける

公開討論会の様子


 今回はフリーディスカッション形式だったので、コーディネーターの三重大学石阪准教授の仕切りのもと、対立点のわかりやすい討論会になったのではないかと思っている。各候補もそれぞれブログに取り上げてくださっている。

 以下、五十音順にて紹介。

江田五月活動日誌
朝礼、政見放送s、自治労、推薦状、揮毫、道文会展等、公開討論、広島泊


参議院・岡山-垣内雄一のブログ
政見放送収録終了。公開討論会倉敷


山田みかのブログ
公開討論 第2弾

 相当時間をかけて準備していたので、とりあえず無事終了してほっとした、というのが正直な感想。壇上のやりとりに、これはひどい発言だなとか、自分だったらこう反論するだろうナとか、もっとこう言えとか、いろいろ思うことはあったが、主催者だったので黙って聴いていた。でも、また壇上に上がりたい!言いたい!という気持ちで正直ウズウズしてました(笑)。

 昨年は壇上で討論を行った立場でもあったのだが、個人的にはもっと自由に選挙の候補者が並んで議論を交わす機会というのはあってよいと思う。民主主義を標榜する国として、公平さの担保は必要としても、各政党・各候補者が意見を言う機会、有権者が意見を聞く機会を保障し実現することは大事だ。それぞれの個人演説会もあるが、一度に聞ければ便利だし、ただ演説だけでなくお互いの議論の中で見えることもある。そうした有権者の方々の多面的な評価をいただく中で、その上でなおかつ支持される政治家になりたいと強く願う。そんなことを思いながら、務めさせていただいた。あえて言えば、公開討論会が済んだ後、当選したパネラーが何を言ったか、後で検証することが必要なんじゃないかとも思うのだが。

 来場者数は決して満足できるものではなかったし、いくつか運営上の不手際もあった。不行き届きの点はお詫びを申し上げる。また事情によりケーブルテレビとFM放送が中止となってしまったことは今後に課題を残した。そうした反省点は今後のJC活動の中で生かしてゆきたい。

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2010年6月17日 (木)

国会閉会、選挙モードへ!

 昨日16日、通常国会が閉会した。結局予算委員会は開会されず、以前の予想がかなりあたっていた結果となった。郵政法案は参院で廃案となったが、これは衆院で民主党ら与党がムチャをして押し通していたことがアダとなった。衆院に残っていたら継続審議にできたのに。

 しかし、与党の国会運営は、自民党時代を激しく上回る強引さ。「問責決議案を取り下げないと参院本会議を開かない」と民主党・平田参院国対委員長が発言し、事実その通りになったようだ。予算委員会を開かないことといい、少数政党に議論の機会すらないのは国会の自殺行為と言っていい。だから参院不要論や定数削減論が出るのだ。どうせ数で押し通すのだったら、この際国会も仕分けしてしまったらどうだろうか?最近の動きをみると民主党支配下の国会ほど無意味なものは無い気がするのだが。蓮舫大臣、いかが?

 結果として、よく言われているように菅内閣となり争点が失われた中での参院選となった。厳しい戦いではあるが、歯を食いしばって頑張るのみ。山田みかさんはタフ。小柄だけどいつも元気いっぱいなのは頼もしい。

追伸。小比賀姫那ちゃんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます。無念。

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2010年6月14日 (月)

子ども・子育て新システムについて

 4月27日に、民主党政権は「子ども・子育て新システムの基本的方向性」を発表した。これまで「子ども手当」や「幼保一体化」といった方向性の言葉だけが示されていたが、ようやく具体的な形となって示された。これを最近勉強する機会があったのだが、正直、問題山積みだ。これではやっぱり政権を任せられないとの思いを強くした。

 例をあげる。「利用者(子ども)中心の抜本的な制度改革」という素敵なお題目のもと、「客観的な基準に基づき保育の必要性の認定・地位の付与」といきなり書いてある。これはどういうことかというと、行政が、それぞれの子どもや家庭を評価して、程度区分を行う仕組みを導入するということだ。具体的には、収入や両親の状況などが「客観的に」評価される。厳しい状況になればなるほど、給付が増えることになるのだろう。こういう仕組みになるとどうなるか。

 厳しい生活の中でなんとか子育てしている家庭。少しでも給付が増える方が助かる。その時、おそらく離婚した方が行政からの給付が増えるのだ。さて、この仕組みがきっかけとなって離婚が増えたら、本当にそれは「子ども中心」と言えるのだろうか?「あなたを育てるために私たちは離婚したの」と言われて傷つかない子はいないと思うのだが。

 離婚を促すような仕組みをつくっておいて「子ども中心」などというタワゴトは決して許されるものではない。またこの仕組みは、実は障害者自立支援法と同じ枠組み(いくつかの点で介護保険とも似てる)であり、僕らは当時の与党として同じような批判を当時野党のみなさんや多くの方からいただき、結局修正の方向に動いているものだ。だからこそ僕らとしては、その反省に立ち再び同じ過ちが繰り返されることは看過できないのだ。

 厚生労働省は政権交代が起ころうとも相変わらず役所の作文を書いているし、長妻大臣は年金以外はわからない模様で政治主導といいながら民主党もチェックできなかったらしい。僕らには失敗の経験がある。これを生かすのは今だと思う。この「子ども・子育て新システム」は他にもツッコミどころは満載だが、長くなるのでこの辺で。詳細はいつでもお話します。

 保育園のニーズは高く整備は必要。子育てに対する様々な支援も、現状では充実しなければならない。自民党もそこはマニフェストに掲げる。だけど、だからと言って子育ては本来はまず「親」の責任であり、その次に親が生活上カバーできない点を行政やその現場としての保育園や幼稚園が責任を持つという順番を履き違えてはならない。すくなくとも子どもにとって、親と安心して生活できることが何よりの安心のもと。それを引き離すような政策は本末転倒であり家庭崩壊のもとであり、子どもが荒れれば学級崩壊、そのうちきっと国家崩壊となるものだ。

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2010年6月13日 (日)

お田植え祭

 今朝は、阿智神社のお田植え祭。あいにくの雨の中、朝の神事から昼前までばっちり手で田植え。そのあとにいただいたおにぎりがおいしかった!こうやって地域をあげてで協力してコメ作りするのが日本の伝統というのを改めて認識。足腰がパンパン。新田地区のみなさま、阿智神社のみなさまお疲れさまでした!

お田植え祭

 午後はミニ集会3軒。近況の報告と支援のお願いなど。民主党に対する評価はともかく、自民党にも「批判ばかりしていてはダメ」「前向きに」「岳さんみたいな若い人が頑張ってほしい」といったご意見多数。頑張ります!

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2010年6月 7日 (月)

野党浪人の仕事

 菅直人・新首相が誕生した。さっそくそれなりの支持率を集め、期待があるようだ。もちろん問題山積みの中、ぼやぼやしていることは許されず、政権の立て直しをどうしていくかが注目したい。ちなみにこの人はヤジに過敏に反応する。根は繊細なのだろう。国会で総理が怒鳴り出すことにならなければよいが…。

 しかし、民主党における多々のマニフェスト未達成や、そもそも普天間基地など実効性の裏付けのないマニフェストを掲げ、国民を欺いて政権を得たことに対する責任問題は、総理が変わったからといって解消されるものではない。解散総選挙なき総理交代は、それこそ私たち自民党が批判を浴びた最大のポイントだ。このまま菅政権が居座り続けるならば、まさに「いつか来た道」、デジャブの世界。だから僕もその反省に立ち、解散総選挙を求めているのだ。

 そういうことを書いたらTwitterで、「そうなったら準備不足で自民党が割を食う」という冷静なご指摘をいただいた。ついでに言えば「準備万端でもあなたは勝てない」というご託宣までいただいた。それはそれで受け止めないといけない。実行力なき批判はただの寝言だ。だから、自民党も(そして僕も)言うからにはしっかり準備をしなければならない。マニフェストも早く出してほしいし、候補者も揃えないといけない。そしてできれば多くの人に、それに主体的に関わってほしい。候補者がいなくて心配だったら、ぜひ県連にご自薦を。応援しますよ。

 しかしはっきり言って今は野党なのである。「自分が勝てる情勢になったら政権を批判する」という姿勢はおかしくないか?「今は泥棒を完全に捕まえられる準備がないので、泥棒を非難しません」とかいう警察を誰が求めているのだろうか?たとえ寝言でも、口にしないと聞こえない。実際に自分がどうなろうと、批判すべきものは批判するのが今の立場の仕事だと思うのだが、どうだろう。

追記)こう書くと、「批判じゃなくて建設的な提言を」というコメントがありそうな気がする。確かに批判はやるのも聞くのもうんざり。でも、だからといって非難すべきことをなぁなぁで見逃しちゃいけないのです。

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2010年6月 5日 (土)

倉敷の山田みか集会の様子

倉敷の山田みか集会の様子
です!ご来場いただいたみなさんありがとうございました!

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ただいま街宣中

ただいま街宣中
今日は参院選候補予定者「山田みか」さんを倉敷に迎えて決起大会。倉敷会場から午後の玉島会場への移動中も、街宣車で頑張ってます。

午後2時からセントイン倉敷にて、午後6時から児島マリンプールにて、山田さんの会をしますので、お近くの方どうぞお運びください!

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2010年6月 2日 (水)

今後の展開の予想

○まず、民主党代表選をする。これは4日の両院議員総会で行う模様。日も無い中で、これまで的面々からの、サプライズの無い選出が予想される。

○国会は、首班指名だけしか行わず、会期末延長せずになし崩しに閉会。郵政法案等は与党のみで継続審議。もし審議・採決となれば、その前に施政方針演説から予算委員会までを新しい内閣で新しい総理がせねばならず、6月下旬のサミットや参院議員の任期切れも迫る中、非現実的。

○ダブル選挙あるか?まあ、ないと見るのが妥当。野党としては解散総選挙を迫るが、与党はこれを機会にイメージチェンジを図り「臭いものに蓋」をすべく論争の機会を封じ、参院選の負けを減らす戦略をとるであろう。したがって、これ以上ことを荒立てる選択をするとは考えにくい。

○したがって参院選は予定通り6月24日公示、7月11日投票。有権者の方々のしっかりした判断による投票をを望む。政治を動かすのは、確かな一票一票の積み重ねなのです。

○あとはその結果次第。ということで、まずは参院選、全力で山田みか候補を応援します!

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解散総選挙を求める

 ひさしぶりのブログ更新。ご無沙汰しました。再開します!

 さて、鳩山総理が辞任した。民主党政権の8か月間で示した迷走ぶりを思えば、遅きに失したと言わざるを得ない。昨晩小沢幹事長・輿石参院会長と会談して今日午前の会見だから、一晩駄々をこねたのか。

 そして、この期間に露呈した先の衆院選の民主党マニフェストの「絵に描いた餅」「羊頭狗肉」ぶり、あるいは普天間問題に端的に表れる「泥縄」ぶりを思えば、単に鳩山総理や小沢幹事長が辞任をし新しい人に変わったからといってそれで許される問題ではない。偽装マニフェストによって得られた偽装政権は即刻解散し、改めて信を問うべきである。

 昨年自民党が国民の信を失った理由の一つが、総理が毎年変わったにもかかわらず解散が無かったことだ。当時野党の民主党も、その点をさんざん追求していた。もし民主党に政党としての良心があるのであれば、ぜひ野党時代の自分たちの言葉を実行してほしいものだ。もっとも、それができればそもそもはじめからこんな問題になっていないだろうが。

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