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2009年8月14日 (金)

道州制:読んでから語ってほしい

 最近道州制の議論に関し、有識者っぽい人が、「自民党の道州制は、霞が関の権限ははそのままで、市町村合併の延長でしかない」などとおっしゃる方がいて、大迷惑である。今日も、山陽新聞に片山善博・慶大教授がそのような記事を書いていた。ただの思いつきや思い込みでもっともらしく語るのは、本当にやめてほしい。

 僕は、自民党の道州制推進本部の事務局次長として、自民党の道州制に関する議論の中心を支えてきた自負はある。真摯な議論を重ね、第二次中間報告、第三次中間報告を取りまとめた身としては、せめてそうしたレポートは読んでから評論してほしい。片山善博さんは元鳥取県知事として尊敬する方の一人であるだけに、不勉強が露呈していることは残念至極である。また、大阪府橋下知事らの首長連合も、そのようなイメージのみで民主党支持を打ち出しているのも、浅薄の想いがひとしおだ。橋下知事としては、自分が要求して民主党マニフェストに道州制議論をネジこませただけに無碍にもできなかったのだろうが、やはりこれも彼らの底の浅さが見えてしまう。何故にわか仕込みのマニフェストと知っていて高く評価するのか、僕には全く不思議だ。

 自民党道州制推進本部の議論では、すでに一昨年に発表した第二次中間報告において、 

 1.国の地方支分部局をすべて廃止し、地方に移譲
 2.補助金事業はすべて地方に移譲
 3.国の計画立案が必要な事業でも、実施は地方に移譲

 という三原則を打ち出し、具体的に国と地方の事業の役割分担を検討している。今回のマニフェストでも、道州制基本法の制定をうたっている。そうしたことに一切耳をふさぎ、ただイメージだけで行った評価やコメントなど、世の中のために百害あって一利なしである。

 各政党の中で、自民党はもっとも道州制について具体的な議論をしている。ぜひ多くの方にご理解いただけるように、引き続き努力していきたい。


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10.道州制・地方分権」カテゴリの記事

コメント

なぜに読んで貰えずイメージで語られてしまったのか。それを考えないと駄目ですよ。

投稿: yoshi | 2009年8月15日 (土) 16時21分

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