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2009年8月

2009年8月31日 (月)

浪人生活一日目

 浪人第一日目。朝から倉敷駅前、そして市役所西交差点での街頭活動からスタート。とにかく「おはようございます!お世話になりました!ありがとうございました!」と地声で手を振り、お礼を申し上げる。次につなげるためにも、まずはお世話になった皆さまへのお礼から。通りがかった方が「がんばって」と言ってくださるたびに涙が出そうになる。がんばろう。がんばろう。こういう時こそ背筋を伸ばして、胸を張って。

 その後事務所に戻り、お礼のお電話や引っ越しの算段などであたふた過ごす。議員会館からの退去は9月2日まで、議員宿舎からの退去は9月4日まで。世の無常を感じるスケジュールだがそんな感慨にふける余裕はない。運送屋さんの手配やら運び先の確保やらで電話を掛けまくる。いろんな方のご協力を頂き、なんとかなりそう。

 午後から岡山プラザホテルにて、自民党岡山県連総務選対会議。ここでもお詫びとお礼を申し上げる。事務所に戻り、ご来客の対応など。こういう日にお越しいただく方は本当に有難い。夜、事務所にてスタッフミーティング。今回の選挙戦の総括などを話合う。

 個人的には、解散後の選挙期間については概ね順調に選挙戦を戦うことができたし、またご支援者も相当の盛り上がりがあったと思っている。ご支援いただけた企業や団体の皆さまも、しっかり力を入れていただいた。それは逆風の中で前回よりもわずかながら得票数を伸ばしていることに表れている。しかし、それだけではダメというのが今回の教訓。むしろ日常の活動から見直す必要があるものと思っている。幸いに時間はある。じっくり取り組んでゆこう。

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2009年8月30日 (日)

敗戦の弁

橋本岳です。

今回の選挙戦、大逆風の中にも関わらず、いろいろな立場の方々からこれまでにない程の絶大なご支援を頂きました。頑張って!というお声に励まされて戦ってこれました。心から感謝申し上げます。

にもかかわらず結果を出すことができず、ご支援頂いた皆様に悔しい思いをさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。伏してお詫び申し上げます。

この倉敷・早島の地で再度挑戦を期すべく、一から勉強して明日から活動し直す所存です。

引き続きご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

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2009年8月17日 (月)

衆議院選挙公示を前に

 いよいよ明日18日、第四十五回衆議院議員総選挙が公示される。公職選挙法により、選挙期間中はこのブログもWebサイトも更新することができない。投票日を前にした、最後のエントリだ。

 いま振り返ってみれば、あっと言う間にほぼ四年間の衆議院議員の任期が過ぎたように思える。

 前回総選挙で、比例復活にて仮免許練習中のような議員バッジをお預かりしてから、全力でさまざまな課題に取り組んできた。難病対策道州制推進医療などの建て直し保育・幼児教育の推進中小企業・商店街支援ネットや携帯の違法・有害情報対策。また地元の関係では水島港の整備促進や高梁川新架橋の実現、高潮対策や河川改修の実現、あるいは玉島のポリテクカレッジの存続などなど、目の回るような日々だった。

 また、毎週倉敷・早島に戻り、街頭演説は四年間欠かさず続け、ミニ集会も数を重ねた。自分が住んでいる大高・南学区は二年をかけて全戸ご挨拶して歩いた。妻・栄里子もとにかく熱心に地域を回ってくれ、「えりこの会」として女性パワーを実らせてくれた。後援会も、中谷庄吾会長を会長に迎え、各地域の後援会も立ち上がりを見せている。子どもたちもそれぞれに成長し、倉敷に来てから四人目の二男も授かった。すくすくと育ち、家の中を歩き回っては勝手にいろんなものを持ち出してイタズラするようになった。

 そうした活動を通じて、最近は街宣していても「岳ちゃんがんばって!!」という声援をたくさんいただけるようになった。まだまだ至らぬ身であるのに、期待をしていただける。その期待をエネルギーとして、四年間の活動することができた。ただただ、感謝の想いばかりである。

 そして、明日、次期衆議院選挙の公示である。これまでの四年間の活動、そして将来に向けた想いが試される日が来る。

◎まずは景気・経済の回復が必要。雇用と生活を建て直しことが第一優先。倉敷・早島でいえば、水島コンビナートや児島の繊維業などのリニューアル、美観地区などの観光業も後押ししたい。

◎そして、医療・介護・年金など社会保障や社会福祉も再建して、安心して暮らせる社会を取り戻す。難病対策の拡大もさらに続けたい。負担についても議論は避けられない。

◎第三に、日本の未来を担う子どもたちをのびのび育てられる「子育て優先社会」を創ること。孤立しがちな保護者を、地域や周りの人、幼稚園や保育園、学校も含めて皆で支えあう社会を創る。

◎さらには 身近な問題を身近に解決できる道州制の推進や、生産者と消費者の双方に目を向けた農業・漁業の再生、そして世界の平和創造に貢献する活動のさらなる促進。

 取り組みたいことを言い出せばまだまだキリがない。それら「35歳の挑戦」を実現する機会をいただきたい。そのために、大逆風の中の選挙戦となるが、公示後も全力を尽くして倉敷・早島の皆さまに想いや志を力一杯に、一人でも多くの方にお訴えする覚悟だ。

 父・龍太郎が三年前に他界し、当選の報告を直接できなかったことは唯一の心残り。しかし墓前にてぜひよい報告をしたい。

 これまで橋本岳をお支えいただいたり、興味を持っていただり、関わりをいただいた全ての方に、重ねて感謝御礼を申し上げたい。誠にありがとうございました。あとはとにかく12日間、全力を尽くすのみ。人事を尽くして天命を待つ、というのが今の偽らざる心境。

 何卒引き続き、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

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2009年8月16日 (日)

8月15日

 8月15日は、いろいろな意味で特別な日だ。まずはもちろん終戦記念日。私は毎年この日に靖国神社にお参りし、ご英霊のみ霊に哀悼の誠をささげ、平和への誓いを新たにする。今年は岡山県護国神社にお参りし、式典に参加した。玉音放送を参加した皆で聞くが、これを64年前に戦地や内地で耳にした方々の想いや、お話になっている昭和天皇陛下の気持ちを思うと、涙がにじんだ。

 午後、吉岡の事務所二階にて、後援会会長会議。実は4年前の8月15日は、同様の後援会会長会議にて橋本岳の立候補が決定したその日である。四年間のご支援ご指導に感謝を申し上げながら、立候補の決意とご支援のお願いをさせていただいた。

 8月15日は、お盆でもある。先日ブログに書いたように、お墓参りはすでに済ませている。ふつう先祖の霊はお盆に現世に戻り、明けると来世に戻るはずであるが、今年は祖父や父の霊は、30日が済むまでこちらに居残って見守ってくれているのではないか。恥ずかしい結果にならないように、全力を尽くしたい。

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2009年8月14日 (金)

道州制:読んでから語ってほしい

 最近道州制の議論に関し、有識者っぽい人が、「自民党の道州制は、霞が関の権限ははそのままで、市町村合併の延長でしかない」などとおっしゃる方がいて、大迷惑である。今日も、山陽新聞に片山善博・慶大教授がそのような記事を書いていた。ただの思いつきや思い込みでもっともらしく語るのは、本当にやめてほしい。

 僕は、自民党の道州制推進本部の事務局次長として、自民党の道州制に関する議論の中心を支えてきた自負はある。真摯な議論を重ね、第二次中間報告、第三次中間報告を取りまとめた身としては、せめてそうしたレポートは読んでから評論してほしい。片山善博さんは元鳥取県知事として尊敬する方の一人であるだけに、不勉強が露呈していることは残念至極である。また、大阪府橋下知事らの首長連合も、そのようなイメージのみで民主党支持を打ち出しているのも、浅薄の想いがひとしおだ。橋下知事としては、自分が要求して民主党マニフェストに道州制議論をネジこませただけに無碍にもできなかったのだろうが、やはりこれも彼らの底の浅さが見えてしまう。何故にわか仕込みのマニフェストと知っていて高く評価するのか、僕には全く不思議だ。

 自民党道州制推進本部の議論では、すでに一昨年に発表した第二次中間報告において、 

 1.国の地方支分部局をすべて廃止し、地方に移譲
 2.補助金事業はすべて地方に移譲
 3.国の計画立案が必要な事業でも、実施は地方に移譲

 という三原則を打ち出し、具体的に国と地方の事業の役割分担を検討している。今回のマニフェストでも、道州制基本法の制定をうたっている。そうしたことに一切耳をふさぎ、ただイメージだけで行った評価やコメントなど、世の中のために百害あって一利なしである。

 各政党の中で、自民党はもっとも道州制について具体的な議論をしている。ぜひ多くの方にご理解いただけるように、引き続き努力していきたい。


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石破茂農水大臣のメッセージ

 いささか旧聞に属するが、8月2日(日)、石破茂・農林水産大臣に倉敷にお越しいただいた。もともとは新見にて加藤勝信候補予定者の応援に入られたのだが「折角岡山に行ったのだったら岳ちゃんのところにも!」というご本人のご意向により実現したものだ。私は前回の自民党総裁選挙では私も石破茂候補の推薦人に名を連ねた一人である。決して見た目の人気だけではない、誠実さを持った政治家として尊敬している。

 ただ、急きょの実現だったため倉敷駅で電車を降りて乗るまで約30分の滞在時間。集会や街頭演説を準備する時間もない。そこでちょうどお昼時の来場というタイミングを生かして、倉敷駅西ビル2階にあるおにぎり屋さん「おにぎり村」にお運びをいただき、おにぎりを頬張っていただこう!と考えた。

 当日、来倉された石破大臣は「うん、おいしい!」とおにぎりを頬張り、気さくに記念撮影などに応じてくださった。またその場に駆けつけてくださった支援者の方々に対し、日本農業の危機的な現状や打開策についてミニ演説会をしていただき、「岳ちゃんをよろしく!」と言い残して、電車に乗って徳島に向かわれた。

 この「おにぎり村」は、どちらかと言えばパンよりもご飯党の私もひいきのお店。そして何よりも、お米の消費拡大という点でとても意味のあるお店だ。それこそ農林水産大臣が倉敷にやってきて、橋本岳を支えてくださる方々とともにおにぎりをお買い、頬張ってくださったことは、私たちに大きなメッセージを残して行って下さったのだと思う。

 日本の農政は曲がり角を迎えている。食料自給率の低さが問題視され、減反政策も限界に達している中で、今後の農業政策のカギを握るのは実はお米の消費拡大である。例えば学校給食にご飯を増やすとか、米粉の使用拡大なども必要だ。民主党のいう戸別所得補償は、計画生産の導入でもあるし、財源も不確定であり、決して将来は開けない。倉敷・早島の農家の方々の立場、そして消費者の立場それぞれの利害を踏まえ、将来のためにともに解決策を考える旗振り役を、ぜひ務めたい。今回の「おにぎり村」石破農水大臣訪問は、まずその第一歩である。

 少しの滞在時間でも気にかけて下さるこの絆に感謝。まずはご期待に応えられるよう、選挙に向けて全力投球で頑張りたい。

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(写真:おにぎりを豪快に見つくろう石破茂大臣)

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(写真:同席した矢野周子・倉敷市議と三人でハイ・ポーズ!石破大臣はおにぎりを頬張ってすごい顔)

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(写真:がっちり握手!日本のために一緒にがんばりましょう!)

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2009年8月13日 (木)

お墓参り

お墓参り
今日からお盆。今朝は2時間ばかり時間をもらい家族を連れてお墓参りに総社の宝福寺に出かけた。写真はお参りする自分とそれを不思議そうに見つめる次男。

この夏休み、妻と子どもたちと初めて家族揃っての外出。そして今夏はもう機会はないかも知れない。選挙とはいえ申し訳ない思い。その分頑張らねば!帰りにモスバーガーに寄りモスシェークをご馳走した。

墓前では、父龍太郎をはじめ先祖に必勝を誓った。今年はお盆が過ぎても30日まで見守ってくれているかも知れない。そう思うと勇気も湧いてくる。

午後からはご挨拶回り。お一人お一人を大事に、感謝の思いとともに悔いの残らぬように投票日を迎えたい。

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2009年8月11日 (火)

マニフェスト討論会に出ました!

 10日夜、社団法人倉敷青年会議所の主催で、コンベックス岡山にて衆議院総選挙岡山県第四選挙区支部立候補予定者によるマニフェスト討論会が開催され、出席した。コーディネーターは岡山大学の岡田副学長、パネラーは橋本岳、民主党の柚木さん、幸福実現党の小岩井さんの三人。

 相当限られた時間でのやりとりだったが、経済対策や産業のリニューアル等により「働く方がしっかり稼ぎ、家族を養える社会」を実現するのがまず必要、という私のお訴えを、しっかり申し上げることができたと思う。また憲法前文「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」を引用し、この精神を大事にしたいことをお話した。私の考えや実現したい政策を記した事前アンケートもご覧いただきたい。

 パネラー同士の討論では、民主党の子ども手当について、埋蔵金など一年限りの財源5兆円分について翌年以降の保証がないことや、親に過大な責任をかけてしまうことになるのではという疑問を柚木さんにぶつけたが、明確な答えはなかった。また医療の問題について、柚木さんが医療に過大な期待を持ちすぎていること、それが医療崩壊につながっていることを指摘した上で、患者側も考える必要があることを申し上げた。また民主党の保育園を増やすという政策について実効性のある手段がないことや、最低基準などについて子どもたちの安心を守る観点に欠けていることを指摘した。また小岩井さんには、人口3億人政策の現実性や、北朝鮮の攻撃を辞さずという政策と日米同盟の両立について質した。

 時間が足りず切り込み不足な感や、財政面をはじめ触れられなかったテーマも多かったが、ご覧頂いた方数名からは合格点をいただけたようだ。ご来場いただいた皆さまや、実施されたスタッフの方々や岡田先生、そしてパネラーのお二人にも感謝を申し上げたい。

 解散からの40日間の折り返し点を過ぎた。厳しい逆風の中ではあるが、着実にご支援の輪を広げていただいけているとも感じる。この勢いで訴え続けてゆきたい。

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2009年8月 9日 (日)

玉島・児島決起大会、ありがとうございました!

昨日は真夏のカンカン照り。今日は一転して雨。いろいろあるが活動は続く。

8日、玉島地区、児島地区それぞれ決起大会を開いた。暑い中にも関わらずそれぞれ満堂のご支援者の皆さまにお運びを頂いた。ありがとうございます!

決意表明として、自民党の足らざる点を受け止めたうえで、日本の未来を見据えた選択をして頂きたいこと、そして子育て優先社会の実現や景気・産業の建て直し、社会保障の充実などについて私の思いをお訴えした。夕方、倉敷駅前で村田吉隆県連会長らと街宣。いずれも悪くない手応え。手を振ってくださる方も多い。感謝。

まだまだ逆風の中で情勢は厳しい。こちらは挑戦者だ。引き続きお一人お一人との出会いを大事にするのみ。頑張ります!

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2009年8月 7日 (金)

暑い一日

 最近、朝は企業の朝礼、午前午後と挨拶回りや会合、空き時間は街頭演説、夜は集会(土日はお祭り)といった日程の日々が続いている。その間に時々マスコミの取材が入ったり、新聞社等からのアンケートの回答などもしなくてはいけない(これは結構手間がかかる)。なかなか余裕が無くてブログの更新が滞ってしまっている。反省。

 ご挨拶に伺うと、「自民党はダメじゃってみんなが言うとるぞ!」としばしば言われる。しかしそこでめげずに「若さでしっかり建て直しますから!ぜひ応援してください!」と申し上げると「そうじゃなぁ。あんたはガンバレ!」とおっしゃっていただける。さらには「民主党になっても困るしな」という発言も出ることもある。有難いことだ。確かに自民党への逆風は厳しい。しかしその底には、むしろ自民党への愛というか情を感じることも少なくない。そういう流れを掘り起こしていくことが、きっと結果につながる。そう信じて次の場所に移動する。その繰り返し。

 大原麗子さんの孤独死の報に胸を痛める。罹っていたとされるギラン・バレー症候群は、国指定の難病の一つ。死後二週間での発見、事件性なしと聞くと、ああ多分解剖されずに済んだんだろうなと思う。飯島愛さんのことも連想されるが、おそらくその裏に報道されない無名の方の孤独死はさらにとても多いのではないかとも思う。一体どの政党のマニフェストが、一人寂しく末期を迎える方を減らすことができるのだろうか。

 何はともあれ、お一人お一人にお訴えして歩く日々。大変といえば大変だが、後で振り返れば充実した時間だったと思えるように、一日一日を大事にしたい。

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2009年8月 3日 (月)

ごぶさたしました。

少しブログの更新が滞ってしまったが、今日も元気に倉敷・早島をひたすら歩き回っている。集会で語り、ご挨拶に回り、お祭りを歩き、街頭で手をふる。今日は自転車で挨拶回りがてらタスキをかけて走ってみたが、行き交う車から手を振って激励して下さる方も多く、感激もひとしお。

暑くもあり雨も降り、朝早いこともあれば夜遅いこてもあり、きつくないと言えば嘘になる。しかしご支援くださる皆様のご期待に全力で応えたい。投票日まで、あと27日。

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