東へ西へ
1日。父龍太郎の命日である。早いもので3年が経過した。午前中、いまも母が住むマンションに行きお線香を手向け、次期総選挙における必勝を誓う。午後から衆院経済産業委員会。北朝鮮の核実験に対する貿易禁止のための制裁措置について。共産党も含め、全会一致で可決すべきものと決する。夕方飛行機に乗って倉敷へ。会合に出席する。
2日。早朝の飛行機で上京。昼から平成研究会、代議士会、衆院本会議。昨日の経済産業委員会の議案が採決され、やはり全会一致で可決される。もしかしたら今日の本会議で解散という可能性もあったが、紫色の袱紗が登場することなく(まだ見たことがないが、いざという場合は解散の詔書がそういう状態で現れるらしい)散会。
その後、無事与党内のプロセスが終了した「北海道観光振興特措法案」を駒崎衆議院事務総長に提出。議員立法の法案提案者に名を連ねているため、国土交通委員会の審議にかかれば答弁席に座ることになる予定。野党の皆さんが審議に同意してくださればよいのだけど。この法案は道州制特区推進法に基づく北海道および北海道議会の提案を実現するために国の法律を作るという、画期的といえば画期的、無理筋といえば無理筋なもの。しかしこれができなきゃ地方分権なんてできない!のです。
(写真:衆院事務総長室にて。左から今津寛議員、佐田玄一郎議員、駒崎事務総長)
午後の新幹線で帰倉。明日も本会議がある可能性があり、その場合はまた明日日帰りで上京することになる。たぶん土曜日も日帰り往復予定。井上陽水の(後でモッくんがカバーした)歌を思い出す。♪頑張れ、みんな頑張れ、月は流れて東へ西へ。
あと、いくがくさんコメント下さったように、30日夜、国際大学GLOCOMで行われた「Twitterと政治」の研究会に出席した。政治をぐっと身近に感じていただくツールとしてとても有用なものだと感じている。もちろんいろいろ気を使わなければならないこともあるし、難しいこともある。とはいえ使ってみなければ始まらないと思っている。
・橋本岳衆議院議員、津田大介、山崎富美、3氏が「政治とTwitter」をディスカッション(TechCrunch)
・Twitterは政治や報道を変えるのか(itmediaニュース)
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コメント
私にとって、7月1日は一番悲しい日です。
92年7月に、橋本龍太郎先生と知り合って、以来、14年、手紙やメールで意見を申し上げてきました。
お忙しい中、お返事をいただけたことは、本当に嬉しく、いまでも大切にしています。
橋本大二郎さんの近著「未来へ」の18ページ目までを読むたびに涙をこらえることができません。
高知県庁から、霞が関に出向していた職員の方が、廊下ですれ違う国会議員に勇気を出して「おはようございます」と挨拶しても、誰一人言葉を返してくれない。その中でただ一人、「やあ、おはよう」と笑顔で返してくれたのが、当時大蔵大臣だった橋本龍太郎先生だったというくだりです。
何ら秀でたものもなく、ただただ自分なりに日本の未来、政治への想いを述べる若造に対して真摯に接する先生の姿が、目に浮かび、そして、その職員の方と自分がだぶってしまうからだと思います。
本当に素晴らしい方でした。
どうか龍太郎先生の遺志を継ぎ、日本の未来を担われることを期待しています。
投稿: K.Y | 2009年7月 3日 (金) 01時02分
★☆★この時期の交通機関は冷房がよく効いていると聞いたことがあります。ちかごろのエコロジーで冷房温度は低くなり過ぎないように調整されているとは思いますが、それでも数日続けて岡山、東京間をほぼ座ったままで移動すれば、体になんらかの負担がかかるような気もいたします。。。でも、まっ『いつもフル充電状態に見える橋本岳さん♪』なので心配するには及ばないのかも知れないけどね(*^-^)(^-^*)★☆★☆★
投稿: ☆天然石ネックレス☆ | 2009年7月 3日 (金) 01時48分
龍太郎先生は、安部譲二さんと学友だったかと記憶しています。生きておられたら、同じく70歳になられるのでしょうか。戦後を生き抜いてきた軌跡を若い世代に伝えようと、「RAINBOW」という漫画の原作者として現役で頑張っておられますが、安部さんも龍太郎先生の記憶と共にあります。安部譲二さんの師匠・山本夏樹なんていう名文士もおられましたが、私は両名共にファンです。
投稿: かめ | 2009年7月 4日 (土) 01時35分