三沢光晴選手の逝去
昨日、プロレスリング・ノアの社長でトップレスラーの一人である三沢光晴選手が、試合中にバックドロップを受けて心肺停止状態となり、その後病院で死亡が確認されるという事故が発生した。現役レスラーのリング上での死という事態にファンの一人として衝撃を禁じえない。本当に信じられない。心からご冥福を祈るばかりである。。。個人的には、昨年岡山オレンジホールでノアの試合観戦をしたのが三沢選手を見た最後となった。
報道では「頭を強打」となっているし、以前にも馳浩選手(現衆議院議員)が同じ技を受けて意識不明となってもいる。死亡例もある。ただ、だからといって単純に「危ないから禁止」というものでもないのではないかと思う。他にも毎日たくさんのレスラーがバックドロップを受けているのだから。三沢選手はベテランの域に達しており、頸部等にダメージが蓄積していたと言われている。そのことも影響しているのではないか。推測でものを言うべきでもないのだが。
いずれにしても、今回の事故を今後に生かすために、きちんと死亡原因が究明され(そのためにも死因究明制度の確立を!!)、教訓を得て再発防止策を打つことが大事だ。プロレスリング・ノアは、全日・新日両団体とライセンス制度を発足させたばかりであるが、今回のことにくじけてはならないし、なおどうすればよいか知恵を絞ってほしい。
そしてレスラーの皆さんには、悲しみと辛さを乗り越えて観客を沸かせつづけてほしいし、ファンもまたそれを支えていってほしい。このことでプロレスの灯が消えてしまうことは、リングに立ちづつけた本人も望んでいないだろう。
RIP.
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コメント
丁度1週間前の千葉大会を観戦していただけに、この悲劇はあまりにも残念です。
改めてご冥福をお祈りします。
投稿: ざわ | 2009年6月14日 (日) 18時05分
ノアの仲田氏から先生の御話をお聞き致しました。心温まるお言葉を頂いたと感謝しておりました。早速、ホームページから先生の活動と御志を知り、益々先生のファンになりました。先生の様な方が国政の中心として頑張って頂けます様に、微力ながら選手共々、応援させて頂きたい思います。有り難う御座います。
投稿: 成田 宗次朗 | 2009年7月14日 (火) 23時58分