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2009年6月

2009年6月30日 (火)

北海道観光振興特措法、党内手続き終了

昨日最終新幹線で上京。今日は午前中衆院総務委員会。午後は国土交通省にて瀬戸内海の航路に関して意見交換など。

かねて与党PTで議論していた北海道観光振興特措法が、今日の党政調審議会、総務会の議題となり、すんなり了承を得た。これで自民党として決定したこととなり、明日の与党政策責任者会議で了承されれば議員立法の法案として国会に提出する運びだ。試験の結果を待つような心境で待っていたが、ホッと一安心。ご支援いただいた方々に感謝申し上げたい。

今後は野党との調整だ。そもそも道州制特区法に基づき道議会が全会一致で議決した要望を実現するための法律だ。また、民主党さんは選挙を前に突然道州制推進になったらしいので(先日まで基礎自治体を300まで合併させて都道府県廃止と言っておられたはず)、そういう意味でもきっと賛成して頂けるのではないか。今国会での成立を目指したい。

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2009年6月29日 (月)

技の鉄人競技大会

 28日、三菱自工水島製作所で行われた「第8回 水島技の鉄人競技大会」にお伺いした。普段、自動車の組み立てにあたっておられる皆さんが、それぞれの技を競技の形で競うものだ。ロボットティーチング、溶接、塗装、ヤスリ掛け、パテによる成形から、ボルト締め付け、電気配線、測定、部品や完成車の点検、砥石のバランスとり、、、etc.etc.

 いかに機械化された自動車製作工場とはいえ、実に基本的な手作業が基礎にあり、かつそれが極めて精密に行われていることを実感。まさに「ものづくり」である。ボルト締め競技の模範演技を見れば、右手でボルトを締めながら左手で正しいボルトを指の触覚で探していて、決して間違うことがない。すごい!の一語。

 街に日常的にあふれている一台の車も、これだけの努力と技の積み上げでできてるんだなぁ!と感動した時間だった。車は大事に乗りましょう。そしてこの「ものづくり」こそ、日本の産業の基礎である。補正予算等でさまざまな施策はとられているが、なお一層しっかり守らなければならない。

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(写真:大原謙一郎・倉敷商工会議所会頭と一緒に見学、説明を受けた)

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(写真:フォークリフト運転操作競技。水をこぼしたりパイロンに当たると減点)

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(写真:組み立て競技の様子。テキパキとした挙動が日頃の仕事ぶりを伺わせる)

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2009年6月28日 (日)

心を育てる保育

 昨27日、保育園の先生方による後援会の総会があった。そこでゲストとして来場された「まあせんせい」こと扇こころ保育園の菊池政隆先生のお話を伺った。当選して半年後くらいに、当時勤務されていた保育園に視察に伺ったご縁がある。

 菊池先生は、創作された手遊び歌とその実習、またご自身の保育体験でのエピソードや作詞された素敵な歌などを交えながら、

・子どもは、先生がいるからこそ保育園に来てくれる。
・子どもを笑顔にして家に帰してあげれば、親も安心する。
・保育は、子どもの心を育て、日本の将来を変えることができる。

 といったメッセージを私たちに伝えてくださり、「知育」「食育」の次は「心育」が必要!と締めてくださった。

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(写真:講演するまあせんせい。イケメンです。)

 先日このブログで、親がイライラする通園風景について記した。家庭がそういう状況であればこそ、保育園(もちろん幼稚園や小学校だって同様であろう)で子どもの心を慈しみ育てる余裕というものが大事になる。それを守っていくのが僕らの仕事だ。そういうことを再認識するいい機会になった。来場されていた保育士さんたちにも励みになったことだろう。まあせんせい、ありがとう。

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2009年6月25日 (木)

昨日今日の動き

24日、午前中衆院経済産業委員会。クラスター弾禁止に関する法改正。午後は党道州制推進委員会・国土交通部会合同会議。司会を務める。与党PTで検討していた北海道観光振興特措法案が無事了承。来週に政調審議会、総務会にかかることになった。さらに一歩前進。

25日、午前中は執筆など。午後衆院本会議。上がり法案採決、および公務員制度改革に関する国家公務員法改正案の趣旨説明。この時期に法案提出はやや異例だがさてどうなるか。与野党で合意できればよいが。

なお野党側から「お笑い芸人に馬鹿にされた自民党!」といったヤジが聞こえたが、現職県知事にそういう見方は如何なものか?と思う。

散会後新幹線で帰倉。明日からも頑張ろう!

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2009年6月23日 (火)

骨太の方針、決着

 9時半から、「邑久光明園・長島愛生園の将来構想に関する岡山県選出国会議員懇談会」。超党派の懇談会であり、会長は平沼赳夫議員。長島・邑久には父龍太郎も思い入れのある場所であり、長島大橋ができた時は「瀬戸大橋よりもこっちの方がうれしい」と言った場所だ。萩原誠司議員の発言により、固有の歴史を後世に伝えるよう資料館の問題等に重点的に取り組むことが確認された。

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(写真:あいさつする平沼会長)

 午後から与党政策責任者会議。道州制特区法の関係で取り組んでいる「北海道観光振興特別措置法」入口の了承。党内手続きに移ることになる。まだ先は長いが、一歩前進。

 その後、医療関係の勉強会メンバーで笹川尭総務会長、細田博之幹事長を訪問。申し入れとともに「骨太の方針2009」の決着についてお話を伺う。夕方、有床診療所議連の申し入れのため官邸に河村官房長官を訪問。

 さてその「骨太の方針2009」であるが、総務会などでの議論の末、来年度予算の方向については以下のような文言となった。

 平成22年度予算は、持続的な経済成長と財政健全化の両立を図る上で重要な予算である。「基本方針2006」等を踏まえ、無駄の排除など歳出改革を継続しつつ、安心・安全を確保するために社会保障の必要な修復をするなど安心と活力の両立を目指して現下の経済社会情勢への必要な対応等を行う。

 結局「基本方針2006」の文字は残ったが、「社会保障の必要な修復」という記述が入り、医療や介護、年金等、綻びつつある社会保障を建て直すことに予算をつける意思は明示されたことになる。また与謝野大臣は「来年度予算では自然増分は削減しない」ことを明言された由。一定の成果と言えるだろう。次は概算要求等で具体的にどのような弾を込め、状況を改善に持っていけるか、だ。

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2009年6月21日 (日)

被虐待児の問題について

 臓器移植法の私の判断について、コメントをいただきました。ありがとうございます。この件は極めて切実な問題なので、補足をします。

 かめさんのコメントについては、おっしゃるとおり、本人や家族の覚悟が求められる点はあろうかと思います。ただ現状、移植を待つ患者のみが死の覚悟を求められていることも考慮が必要だと思うし、それなりに社会も分担するべきではないかと思うのです。必ず人はいつか死ぬのですから。同意不同意いずれにしても臓器移植カード等にに自らの意思を明らかにすることが、その一助になるものと思います。

 さて、ハートロードさんがコメント下さった被虐待児の問題について。改正A案の場合、15歳未満の子どもが法的な脳死となった場合、親が子どもの意思を忖度して臓器提供の可否を判断することとなります。ところがその親自身が子どもに虐待を行いその結果として脳死状態となった場合、むしろ親が事故と偽り積極的に臓器提供に同意して結果として隠蔽を図るのではないかという懸念を、私は当初持っていました。小児科学会の医師のお話を聞いた時も、虐待を見抜くのは簡単ではないというお話もありました。

 そもそも私は最近死因究明制度について議論をしており、体表からの検案で虐待を見抜けない例があることなどを知っていたので(専門書も読みそういうご遺体の写真も見ました)、なお気になっていたわけです。D案の場合、子どもの移植には第三者委員会の眼が入ることになっていますが、見抜けなければむしろタイコ判を捺すことにもなりかねません。想像するだにおぞましい懸念ですが…。

 そこで、長崎医大で外科医・病理医として現場を経験し、A案提案者であり、かつ死因究明制度も二人三脚で取り組んできた冨岡勉議員に徹底的に質問しました。そこで、

1) 法的脳死判定から臓器移植実施まで、現場では必ず複数の医師の目が入るのでむしろチェックは厳格になる。
2) 親についても、インフォームドコンセントを繰り返すためチェックも入る。
3) 判断には画像診断等も取り入れる(衆院厚労委の審議にて冨岡議員がその旨答弁しました)
4) もし犯罪の疑いが出れば、そこで移植プロセスは即停止し警察に連絡となる(医師法21条により)

 等の確認を取り、そこまでするのであれば相当懸念は払しょくされたと判断し、A案賛成に転じた次第です。

 もちろん法文上いくつかの改正案で被虐待児に対する言及があります。それも大事だとは思いますが、法律に書けばすべてが解決するとは個人的には思っていないため、「現場でどう判断するのか」という点を中心に質し、そのように判断しました。

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倉敷・早島の地名を歩く

 20日(土)、21日(日)と、倉敷・早島で活動。きのこ栽培現場(というかほとんど工場)を拝見したり、倉敷駅前商店街の三斎市にお伺いしたり、各所で街頭演説やあいさつ回りで週末を過ごした。「選挙はいつあるんで!」とよく聞かれるので「必ず8月には投票しますから!」とお返事をする。8月の頭か終わりか、選択肢はそのくらいしか残っていない。いずれにしても選挙はあるのである。多くの方に「がんばって!」とお励ましをいただき、有難さが心にしみる。全力を尽くします!

 議員をしていると、選挙区は必然的にすみずみまで回ることになる。その中で、倉敷・早島の地理や歴史を勉強したり感じることがしばしばある。先日、自民党の広報誌である『月刊自由民主』に政策以外のエッセイを執筆せよという依頼があったので、「倉敷・早島の地名を歩く」と題して執筆した。ウエブページに掲載したので、ぜひご覧いただきたい。

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2009年6月19日 (金)

骨太の方針2009

 来年度予算編成の基礎となる「骨太の方針2009」について、概ね固まってきた模様。記述の通り、党政調全体会議等にていくつか僕から要望した点もあるので補足する。ただし僕が見ているのは決定された最終版ではないので念のため。

(21日追記。党総務会にて2200億円削減の件でペンディングになった模様。がんばれ津島雄二、尾辻秀久両議員)

○幼児教育、保育の総合化

 「幼児教育、保育の総合化を図る」という文言は「幼児教育、保育のサービスの充実・効率化・総合的な提供を推進する」とされた。
 内閣府の担当者に一つ一つ詰めて確認したところ、「総合的な提供」とは「認定こども園の増加、幼稚園における預かりサービスの拡充」のこと。また「効率化」とは、充実を前提としており、「定員の弾力化や、今回の補正予算で安心こども基金に加わった送迎センター(定員割れの保育所への送り迎えを行う)を想定」とのこと。
 「一元化」の問題で議論となったが、そういう意味ではないと明言された。誤解を招くことは回避されたのではないか。

○死因究明制度

 これについては結局「犯罪の見逃し防止及び公衆衛生の向上のため、法整備に向けた動きも踏まえつつ、死因究明制度に係る施策を着実に推進する。」となった。要望を汲んで議連の動きにも触れられており、二重丸の結果である。あとは法制化の準備を進めるのみ。選挙後になるだろうが。

○医師養成数

 これまであった偏在是正の記載とともに、「医師等人材確保対策を講じる」という記述がされた。「中期プログラム」では「医師等人材確保策」として医師養成数の増加と書いてあるので、そのように読めということだ。

○社会保障費2200億円削減

 これについては、残念ながら「基本方針2006」という文字自体は残ってしまった。完全に財政再建の旗を降ろすわけにはいかんということだろう。ただし正確には「『基本方針2006』等を踏まえ、歳出改革を継続しつつ、安心と活力の両立を目指して現下の経済社会情勢への必要な対応等を行う。」という記載となり、これまでの記載(「『基本方針2006』の方針を堅持し」等)からは相当緩い表現となっている。「経済情勢」だけでなく、「社会情勢」まで含まれたことも注目。また例外規定をわざわざ書きこんでおり、来年度予算ではそこを活かすことを示唆している。

 園田政調会長代理は既に来年度予算では2200億円削減は行わない、診療報酬は上げることを明言している。また別項の「当面の最優先課題」にて、「社会保障の『ほころび』の修復なしに政府への信頼回復はない」という認識が示されており、これは年金の問題や医療・介護の問題を示唆している。そういう意味では、これらの記述により来年度予算編成においてはこの分野に相当重点を置くものと期待できるだろう。

 ただ再来年以降については議論が持ち越しとなってしまった。引き続き注意が必要だ。財政再建の旗を降ろすわけにはいかないという苦労もわかるのだが、、、、。

 この件については、尾辻秀久・参院議員会長と園田博之・政調会長代理の間で怒鳴りあいに近いやりとりになり、最終的には保利耕輔・政調会長が「私が責任を持ちます」と引き取った経緯がある。自民党の中でも大きな争点になっているのだ。

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今週の出来事いろいろ

 ブログが書けなかった日々の出来事をいくつか、駆け足でご紹介。

○お墓参り

 14日(日)、倉敷での活動の合間を縫って、総社の井山宝福寺にて法事と墓参。早いもので父が他界してもうすぐ3年となる。次期選挙の必勝を誓った。

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○女性のつどい

 15日(月)夜、女性のつどいを行った。その際にゲストで来ていただいた後藤田正純先生を夫婦で囲んで記念写真。ありがとうございました!

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○石破農水大臣勉強会

 16日(火)、農水省大臣室にて当選1期、2期の若手で石破大臣を囲んで勉強会。懇切丁寧に、利益の減少や高齢化といった日本の農政の危機的状況と、減反の課題や対応などの状況をお話しいただいた。民主党の政策は計画生産を前提とするもので、現行の減反すら難しいのに実現は不可能である!との由。

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○有床診療所議連

 17日(水)、有床診療所の活性化を目指す議員連盟(写真の中に誤りがあります…)の総会に出席。地域医療の受け皿であり、救急を含め病院を補完する重要な役割を担う有床診療所が、低い診療報酬の評価等のためどんどん減少している。厚労省に向けて、診療報酬改定での評価を提言した。

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○文部科学部会 三沢選手の事故について

 18日(木)、自民党文部科学部会。三沢光晴選手の事故に関し、全日本プロレス・武藤社長、ノア・仲田本部長、新日本プロレス・菅林社長からヒアリング。馳浩・文部科学部会長ならではのメンバー。事故の機序と原因の解明を行い今後に生かすこと、しかしプロレスの灯を消さないでほしいことを僕から申し上げた。

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 その他にも、衆院本会議や総務委・経済産業委、「骨太の方針」をめぐる政調全体会議、与党道州制特区法に関するPT、東京講演会「岳を囲む会」の防衛に関する勉強会等、今週も目の回るような忙しさだった。

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臓器移植法改正案の採決

 しばらく慌ただしすぎてブログ更新が止まってしまった。今週の出来事など順次更新します。

 18日(木)、臓器移植法改正案の衆院本会議での採決があった。現行臓器移植法の下では施行12年間で81件の移植手術実施となったわけであるが、当然移植を求める患者の数には及ばない。また現行法では15歳以下の子どもはドナーになることができないため、子どものレシピエント(移植を受ける患者)は海外渡航しか手段がなかった。そこでA案~D案の四つの改正案が提案されていた。

 採決では、私はA案について白票(=賛成票。反対は「青票」)を投じた。小児虐待の懸念のため当初B案を考えていたが、直接提出者等に繰り返し話を聞き、また勉強会への出席を重ねる中で懸念を払拭できためA案に賛成した。法文上懸念材料もゼロではないが、医療現場を信じたい。

 正直な話、この法律の対象は人間としての判断の範囲を超えていると思う。だから迷ったり棄権したり他案に賛成する議員も、すべて一人一人の全人格を賭けた意思決定の結果であろう。しかし現実社会への対応は必要だし、最高意思決定機関とされる国会以外に判断できる人がいないのであれば、逃げるわけにも行かない。あとは、改正案により、適切なプロセスで一人でも多くの方の命が救われることを願うのみ。

 また、今回、各議員の全人格による判断による議決となったが、実はこれが本来の国会の在り方のような気もする。ただしその代償として、改正案A案の衆院提出から採決まで3年も時間が経過してしまっていることにも留意が必要だ。しかもまだ参院での議論の行方は不明だし、衆院と参院の議決が異なった場合にどうなるかも検討を要する。そうしたことも考えさせられた。

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ネットと政治についてメディアに取り上げられた

 学生時代からインターネットや携帯電話について勉強してきたが、これは議員になっても専門の一つになっている。それに関連して、メディアに二件とりあげられたので紹介。

○【R25.jp】法律ってメディアの進化に追いつけるの?

 薬のネット販売やネットの違法有害情報対策などいろんな法律がネットと関係してきているが、立法府の立場として、できるだけネットの良さを活かすように対応したいという気持ちでお話した。

○【ITメディア】日本の政治家もTwitter活用 国会を“生中継”

 先般このブログでもお知らせしたTwitter(ついったー)が話題になっている。僕と民主党の逢坂議員のことを取り上げて紹介していただいた。短文で思ったことや聞いたことを都度アップしている(ただし本会議中や委員会中は携帯禁止なのでできません。衆院TVをご覧ください)。これからも発信ツールとしてうまくブログやメルマガと使い分けて活用してゆきたい。

はしもとがくTwitter

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2009年6月16日 (火)

女性の集い、ありがとうございました!

 15日夜、倉敷芸文館にて橋本岳後援会えり子の会主催による「女性の集い」を開催したところ、平日夕方のご多忙の時間のところ立ち見の方が出るほどの満員の方をお迎えする盛況となった。お越しいただいた倉敷・早島のパワーみなぎる麗しい女性の皆様、および優しい男性の皆様方に心から御礼申し上げる。

 ご祝辞をいただいた渡辺英気県議、大橋賢議長をはじめ多数の岡山県議、倉敷市議、早島町議の皆様に来賓としてお運びをいただき、また特別ゲストとして政界一のイケメン論客、後藤田正純衆議院議員をお迎えしての会。後藤田先生は、ご自分に関する週刊誌の記事などをユーモアたっぷりに取り上げて会場を暖め、かつ世代交代の必要性を熱く説いてくださった。最後に世襲問題について、「世襲候補に対して7割が反対している。にもかかわらず立候補する世襲候補ははじめから不利と困難を承知で立候補してるんだから、それ以上制限など必要ない!」と語ってくださった。

 私からも、これからの社会を支える団塊ジュニア世代の一員として来るべき選挙を戦う決意を表明させていただき、また妻栄里子からもお礼のごあいさつを申しあげ、最後に橋本岳応援歌(「線路は続くよどこまでも」の替え歌)を皆で歌いガンバローコールでお開きとなった。

 夏には必ずある選挙に向けてよい弾み、勢いづけとなった。この会にご助力いただいた幹事やスタッフのすべての皆様に感謝を申し上げ、さらに努力を誓う。

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2009年6月14日 (日)

三沢光晴選手の逝去

 昨日、プロレスリング・ノアの社長でトップレスラーの一人である三沢光晴選手が、試合中にバックドロップを受けて心肺停止状態となり、その後病院で死亡が確認されるという事故が発生した。現役レスラーのリング上での死という事態にファンの一人として衝撃を禁じえない。本当に信じられない。心からご冥福を祈るばかりである。。。個人的には、昨年岡山オレンジホールでノアの試合観戦をしたのが三沢選手を見た最後となった。

 報道では「頭を強打」となっているし、以前にも馳浩選手(現衆議院議員)が同じ技を受けて意識不明となってもいる。死亡例もある。ただ、だからといって単純に「危ないから禁止」というものでもないのではないかと思う。他にも毎日たくさんのレスラーがバックドロップを受けているのだから。三沢選手はベテランの域に達しており、頸部等にダメージが蓄積していたと言われている。そのことも影響しているのではないか。推測でものを言うべきでもないのだが。

 いずれにしても、今回の事故を今後に生かすために、きちんと死亡原因が究明され(そのためにも死因究明制度の確立を!!)、教訓を得て再発防止策を打つことが大事だ。プロレスリング・ノアは、全日・新日両団体とライセンス制度を発足させたばかりであるが、今回のことにくじけてはならないし、なおどうすればよいか知恵を絞ってほしい。

 そしてレスラーの皆さんには、悲しみと辛さを乗り越えて観客を沸かせつづけてほしいし、ファンもまたそれを支えていってほしい。このことでプロレスの灯が消えてしまうことは、リングに立ちづつけた本人も望んでいないだろう。

RIP.

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2009年6月13日 (土)

水流れる町、倉敷

 週末になり倉敷に戻ってみると、ほぼ田植えが済んでしまっていた。

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 夜になると蛙がゲコゲコ鳴いている。梅雨の季節と改めて気がつく。連島のレンコン畑はもう青々と葉が茂り花のつぼみも付いている。

 倉敷の平野部はもともと高梁川河口に広がる干拓地であり、用水路が縦横に走る。毎年この季節になると水嵩が増し、田に水を供給する。暑い中挨拶回りで歩いていても、用水路を覗けばすこし涼しい気持にもなる。子どもの頃はザリガニなどをとって遊んだものだ。

 観光資源というほど特別なものでもないし、裏を返せば水捌けが悪く水害の恐れがあるため対策が必要ということでもあるのだが、僕はこの街の好ましい点の一つだと思っている。

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2009年6月12日 (金)

鳩山総務相、辞任

 11日、12日と衆院沖縄北方特委、本会議、経済産業委員会など。12日午後新幹線で帰倉。

 途中、鳩山邦夫総務相辞任の報。かねて郵政会社の社長人事をめぐり対立があったわけだが、麻生総理の意思によりそういう形で決着したわけだ。

 鳩山大臣の「簡保の宿」問題などでの対応は頼もしく思っていた。しかし振り返ってみるとそもそも自民党総裁選の時の麻生選対本部長でもあったはずで、そうであればもうちょっといい解決がお互いにできなかったのかという思いもする。残念なことだ。

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2009年6月10日 (水)

11日夕、山陽放送イヴニングニュースに取り上げられます

 地元山陽放送のテレビニュースで橋本岳が取り上げられます。
 総選挙を前に、岡山県第4選挙区の2人の候補者を同時取材ということで、8日(月)午後の地元での活動に密着取材されました。ぜひご覧ください!

 ◇番組名 : イヴニングニュース
 ◇放送局 : 山陽放送(RSK)
 ◇時 間 : 平成21年6月11日(木) 18:05~18:45
         (うち5分間程度とりあげられます) 

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「骨太の方針」素案について議論

 9日朝飛行機で上京。午後は衆院本会議にて臓器移植法改正4案に関する中間報告。田村憲久・衆院厚生労働委員長が審議内容等について詳細に報告し、各案提案者が発言を行った。さすがに普段よりも厳粛な雰囲気が本会議場に漂う。来週にも採決される見通しか。終了後、与党道州制特区法PT、異状死議連関係の説明、衆院法制局と死因究明制度の基本法制定に向けた勉強会。

 夜宿舎に帰宅し、作文しなきゃ…とか夕食どうしよう…とか風呂入らなきゃ…とか思いつつ、シャツとズボンのままベッドに倒れこみそのまま眠ってしまった模様。気がついたら午前2時すぎ。着替えだけして朝までもう一度寝た。

 10日は朝から衆院経済産業委員会。午後は党政調全体会議、再び経済産業委員会、与党道州制特区推進法PT、異状死議連関係の申し入れ。

 党政調全体会議とは、来年度予算編成の方針となる「基本方針2009」を議論する場。党所属全議員が参加できる重要な会議である。発言権を確保するため20分前に会場に行って保利政調会長、園田政調会長代理の目の前の席に着席。首尾よく指名していただき発言した内容は以下。

1.「『基本方針2006』等を踏まえ、歳出改革を継続しつつ現下の経済状況への必要な対応等を行う。」となっている部分について、『基本方針2006』には社会保障費用自然増分の2200億円削減が書いてあるので「~を踏まえ」の部分を削除すべき。

2.労働基準監督署が病院に対して医師の勤務状況の是正を命じる例が多発していることを考えれば、医師不足は偏在是正だけでは到底解消しない。医師養成数の拡充についても記載すべき。

3.異状死議連の提言を受け、「犯罪の見逃し防止等のため死因究明を着実に推進する」として死因究明の推進が書かれたのは感謝するが、犯罪の見逃し防止に加えて「公衆衛生の向上」も追加すべき。そうでないと警察だけの問題になってしまう。

4.「幼児教育・保育の総合化を推進する」と書いてあるが意味が不明。保育の児童福祉という根幹は守るのか。一元化とどう違うのか。説明できる言葉に直すべき。

 その他多数の発言が各議員から相次いだ。今回の議論を踏まえ修文ののち、来週再び開かれる予定。さてそれまでにどう変わっているか。

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国会フル回転中

国会フル回転中
今日も国会。衆院各委員会がたくさん開会している。

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2009年6月 8日 (月)

障害者福祉の今

 8日は玉島の子供会の球技大会からスタート。リサイクルフェアの開会式に出席後、岡山へ。11時から岡山プラザホテルにて、自民党岡山県連合同会議。来るべき選挙の候補予定者として決意を語らせていただいた。その後倉敷に戻り、あいさつ回り。夜、酒津公園の池で「ホタルを見る会」観察会。関係者の方々のご苦労の成果で、二~三匹見ることができた。

 今日は朝街頭演説の後、市内のある知的障害者福祉施設へ。利用者や職員の方々からお話を伺う。その後早島にて座談会、午後あいさつ回り、夕方街頭演説、夜は事務所にてミニ集会。暑かったです。

 その福祉施設では、相当突っ込んだご意見をいただいた。以下に記す。

・自立支援法になって、職員の人件費に困るようになった。
・日割精算になり事務作業が極めて増えた。また加算主義のためチェック業務も減らない。 その分、利用者に向き合う時間が削られてしまう。
・「知的障害者」と一概にくくるのは無理。一人一人障害の出方は異なる。システマチックにできない。現場での裁量や工夫ができる柔軟性がほしい。
・人材がなかなか来ない。特に男性が少ない。景気が悪くなっても福祉には人が来ない。
・障害者福祉について学校教育の中で取り上げてほしい。今は教育実習で施設に来ても、完全にセレモニーになっている。
・特別支援学校の充実はよいことだが、地域から隔離されることにつながる面もある。
・不当な差別は根強い。障害者の施設やグループホーム建設は、地域から反対運動が起こることもある。
・「地域との共生」を謳うのはよいが、障害者を受け入れる側の地域に対する施策がない。
・若い人ほど障害者に対する無用の不安感が強い。マスコミの影響か。
・特別な学校に行くと、地域に友達ができない。
・地域の自立支援協議会は形式的になってしまっている。

 …などなど。

 実は最近、政治に関する議論の中で年金や医療・介護といった「社会保障」には注目が集まっているが、その分「社会福祉」が忘れられつつあるのではないかという感想を持つ出来事もあった。改めて、「政治は弱い立場の方々のためにある」という言葉をかみしめた一日だった。

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2009年6月 7日 (日)

小学校の運動会・海自東京音楽隊のコンサート

 早朝から会合二件。その後、長男が通う市立大高小学校の運動会へ。真夏のように照りつける暑い日差しのもと、リレーで全力疾走する子どもの応援。なかなか足が速い。大高小学校は生徒数が多く運動会は大迫力。応援合戦や大玉ころがし、騎馬戦、そして見られなかったが必ず閉会式前に行われる六年生最後の種目、組み体操までの流れが伝統として継がれ続けている。善きことである。その後市立南小学校の運動会にも顔を出した。こちらは新設二年目でフレッシュな感じ。

 午後は、くらしき作陽大学にて海上自衛隊東京音楽隊のコンサート。一種のプロなのだから当然なのだが、やはり見事な演奏で聞きごたえがある。前半しか聞けなかったが、チック・コリアの「スペイン」がノリノリで良かった。海自東京音楽隊には恩がある。父龍太郎の党・内閣合同葬の際日本武道館で演奏していただいているのだ。ご遺骨退場の際に慶應義塾応援歌「丘の上」が演奏された際には、多くの塾関係者が慶應を愛した父を偲んだという。そんなことを思い出しながら楽しませていただいた。

 夕方は早島で街頭演説と挨拶回り、夜は懇親会など。

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2009年6月 5日 (金)

財政制度審議会の建議

昨日は衆院本会議など。今日は午前中衆院国土交通委員会に差し替え出席後、衆院経済産業委員会。新エネルギー利用促進に関する法改正について。会期延長により意外に色んな法案の審議が進む。臓器移植法改正案の審議も厚労委で行われているはずだ。夕方新幹線で帰倉。

3日に建議された財政制度等審議会の資料を読む。診療報酬値下げなどが話題になっていたが問題はそれだけではない。さりげなく「『基本方針2006』の考え方を踏まえた歳出改革」とか書いてある。この意味するところは明確で、社会保障費増加分の2200億円削減を続けるということ。見事な霞ヶ関文学。

財制審はそもそもそういう役目のものなのだが、あまりにも現状を見ない提言。来週から今年度の「骨太の方針」の議論が始まるが、仲間の議員と協力してなんとか撤回させねばならない。

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2009年6月 3日 (水)

会期延長・官邸訪問

 2日、午前中は冨岡議員および衆議院法制局と死因究明制度の法制化について、経済産業省と北海道観光特措法について、総務省とネット有害情報規制の現状について、それぞれ打ち合わせやレク。

 午後衆院本会議。55日間の会期延長を議決。先週民主党は企業献金の廃止のための法改正案を提出したが、会期延長には反対する。解散総選挙を!と主張するが、どっちみち任期は9月までなので、6月か7月か8月には選挙するのだ。なのであれば、臓器移植法はじめ議決すべき法案が残っているのを片付けるために延長をするのは当然のこと。その後、県選出国会議員打ち合わせ。村田吉隆国会対策委員長代理が次期県連会長に内定する。皆の必勝を誓う。

 3日、倉敷青年会議所の私の所属委員会の皆さんがお越しになり、自民党本部、総理官邸、国会等をお連れする。私も出席した衆院経済産業委員会も傍聴され、サプライズもあって充実した見学になった。ぜひみなさんいつでもお越しくださいね。大歓迎デス。

 その後、私が事務局を務める与党道州制特区法PT、笹川尭総務会長と打ち合わせ。選挙がんばれ!と激励していただいた。残すところあとわずか。悔いの残らぬようにしたい。

(写真は事情により控えます。)

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2009年6月 2日 (火)

twitterはじめました。

 1日、午前中児島で街宣、大高で挨拶まわり。午後、日本保育協会岡山支部総会等に出席し、夕方上京。食事しながら業界の方々とネットの青少年有害情報対策の今後について情報交換。その際に唆され、twitter(ついったー)を始めた。橋本のつぶやきにご興味の方はご覧ください。

http://twitter.com/ga9_h

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コメントありがとうございます

 このブログに対していただくコメントには、いつも励まされ、またときどき落ち込んだりします。この週末はちょっと落ち込みの方が多かったのでお休みしましたが、ご覧になる方のご賢察にゆだねるべきと思い、さきほど改めてすべてのコメントを公開しました。引き続きご愛顧のほどよろしくお願いします。

 また、かめさんの「宣言」、しっかり拝見しました。応援はできませんが、個人的には将来お目にかかれる日を楽しみにしています。

 さてブログは休みましたが活動は休みません!週末は倉敷で街宣やら挨拶まわりやら各種総会等。中でも、出身の岡山高校の同窓生や保護者の有志の方々が「岡高会」を結成してくださった。本当にありがたいこと。わざわざ京都や広島の方から出てきて激励してくださった。この気持ちにしっかり応えねばならない。

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