新型インフルエンザと政治家
今朝は企業の朝礼二件にてごあいさつ。事務所にて執筆ののち、午後からは挨拶回り。冬用スーツを着ていると汗をかきそうに暑い。
さてメキシコ等で発生した新型インフルエンザについて、日本でも疑い症例が発生した。スイス等でも感染が報告され、WHOはさらに警戒レベルを上げた。政府も新型インフルエンザ対策本部を設置し、空港などでの検疫の徹底など水際作戦を中心とした対策を強化している。
一方で、メキシコの死者数は実際よりも相当多く報道されているしいという話も聞こえる。またこの機会に乗じて大量のスパムメールが流れている模様だ。くれぐれも見覚えのない電子メールにはご注意を。こういう場合は、なにはともあれ落ち着きが肝心。そしてマスクと手洗いを励行しましょう。
しかし改めて考えてみると、政治家は感染症に弱いかも知れない。不特定多数の人と会い、握手も沢山する。マスクして挨拶するわけにもいかないし。インフルエンザなど空気感染する病気は、ミニ集会でも蔓延の温床になり兼ねない。自分自身も気をつけなければならない。実際、場合によっては衆院選日程にも影響が及ぶという話も出ているようだ。それはもう最悪に流行している事態であるということだから、対策が功を奏しそのような事態が回避されることを、切に願う。
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コメント
月並みとはいえ、うがい、手洗い。
子供の頃にしつけられた事をきちんとやっていくことが重要ってことですね。
何より、子供に感染するのが一番怖いですし。
投稿: ざわ | 2009年5月 1日 (金) 16時49分
弾道ミサイル発射情報を、いつまでも米国の早期警戒衛星にたよるべきではない。わが国に、それを開発する能力があるのであれば、何千億円かけてでも自主開発すべきだと思う。自国民の安全を守る技術開発に、国は支援予算を惜しむべきではない。インフルエンザ治療薬も同じことで、外国製の治療薬の備蓄を進めるだけでなく、国産インフルエンザ薬の開発をもっと支援すべきではないでしょうか?
国内製薬メーカ3社が有望な薬を開発中だそうですが、それらの未承認薬を「治験薬」として相当量を国が購入するのはどうでしょうか?製薬会社には、未承認薬の売上の全額を、当該治療薬の開発促進に充当することを義務付けるものとします。既存の治療薬に耐性を持つウィルスも増えているようですので、「見切り発注・備蓄」することは、「異常な事態に対応する、異例の対応」だと思います。
岳先生は、四半世紀後には『厚生族のドン』になられるのですから、「演説会開催」など些細なことなど気にせず、大所高所から対応策を論じていただきたい。
投稿: 浜野 芋太 | 2009年5月 1日 (金) 17時49分
☆★☆『インフルエンザ』は空気感染するとのこと。ということは、旅客機や貨物機に積まれている荷物にも、ウイルスが付着するかもしれないということなのかな。ほうっておいてもいいのかなあ。★☆★☆★
投稿: 天然石ネックレス | 2009年5月 1日 (金) 21時03分
「豚インフルエンザ」がわかりました!映画「ブラインドネス」か・・。見えない者も大変かも知れないが、見える者も大変なんだぞ、求心力を持つために必死なんだ、という「お声」が聞こえてきそうですな。
投稿: かめ | 2009年5月 3日 (日) 14時52分
岳先生、本当に申し訳ございませんでした。
岳先生の内心の苦しみの一端を見た思いがしました。逃げないで、応援を続けますが、先のようなことは言いません。ただ、私からは、頑張ってくださいとしか言いようがない。
投稿: かめ | 2009年5月 4日 (月) 20時06分