誤報騒ぎ
北朝鮮の飛翔体(ミサイルかロケットかよくわからないので)発射について、政府から誤報があった。「発射された模様」という報道が昼過ぎに流れ、5分後に訂正された。自衛隊内部のミスといわれている。
早速、野党の皆さんがご批判遊ばされている。「いいかげん」とか「大失態」とか。志位書記長に言わせれば、「もし迎撃ミサイルを発射していたら先制攻撃になるところだった」だそうだが、PAC3の射程距離がそんなに長いわけないでしょ!それに誤射の場合、真っ先に心配するべきは国内の被害だ。いいかげんなのは、志位さん、あなたです。(追記。上記発言について、別の報道では、福島瑞穂社民党党首の発言とも伝えられる)
確かにミスはミス。しかしはっきりさせておきたいのは、そもそもこの脅威を招いているのは北朝鮮だということ。また政府にとっても本当にあってはならない失態は、発射されて見落とすことである。個人的には、迅速な訂正は評価したい。政府は、今回のことを薬にしてあす以降も引き続きしっかり備えていただきたい。
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コメント
☆☆私は自衛隊の方々が大好きです。いつも心の中で感謝申し上げております☆☆☆
投稿: 天然石ネックレス | 2009年4月 5日 (日) 00時32分
昨日のこの件で、発表後の迅速な誤報訂正を私は高く評価させて頂きます。金融や経済、雇用等に飛翔体と言う重大問題がプラスされ大変な時期だからこそ、私は与野党の別なくこの国の為に頑張って頂きたく思います。が…、今回も今回で又野党は…?な感じです。任は認、人に仁(任せられた役目は物事をはっきり見分ける事が人に対する慈しみ)と私は思っています。今後の益々の御活躍を期待し応援をさせて頂きます。
投稿: バスクルー | 2009年4月 5日 (日) 11時07分
お久しぶりです。肺にじんましんが出来て入院してました(゚ー゚;A
【北ミサイル】 福島みずほ氏「間違ってミサイル防衛で迎撃してたら、先制攻撃になりかねなかった」…野党、誤発表を一斉批判
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1244337.html
これを読んだんですけどあまりにもバカ過ぎる発言で唖然としちゃいました(笑)
麻生首相や内閣の判断は間違ってません!経済制裁を是非引き続きお願いしたいと思います。
頑張れ麻生総理と自民のみなさんp(*゜▽゜*)q
投稿: うさぎ | 2009年4月 6日 (月) 08時50分
総務委員会委員の岳先生には、釈迦に説法ですが、今回の「弾道ミサイル情報」のような対処に時間的余裕がない事態の情報を「国から住民まで直接瞬時に」伝えるJアラートというシステムを総務省消防庁が開発済みで、一部の自治体が導入しているそうです。「内閣」-->「消防庁」-->「自治体の防災行政無線が自動放送」、となり数十秒で、国からの情報を住民に伝えることができる優れもののようです。ただ、システムの整備は(強制ではなく)自治体の裁量に任せされているので、秋田県では1市町村も導入していなかったということです(全国の普及率は約1割)。
それで、テレビで報じられているような、「エムネット&FAX一斉送信&手動放送」となったのでしょう。自治体側で数分の時間のロスが発生するので、「(万一の)落下情報」を、落下に間に合わせるために、上流(防衛庁内)での情報の見切り発表に繋がったのでしょう。全ての自治体がJアラートを整備すれば、上流で情報をダブルチェックする余裕時間も生まれるのでしょう。と言って、国が直ぐに全額補助金を付け導入促進すれば、「防災投資を後回しにしがちな自治体」の自主性を伸ばせません。この際、県の防災監を総務委員会にお呼びし、「防災投資に関する方針」を聴取されてはどうでしょうか?
投稿: 浜野 芋太 | 2009年4月 6日 (月) 16時18分