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2009年3月11日 (水)

委員会始動

 来年度予算案が参議院に送付され、衆議院は各種法案の審議が始まる時期。まずその前提となる店開きが行われる。店開きとは、国会最初の委員会で各大臣の所信等を読み上げる手続きのこと。だいたい所要10分~20分程度。

 まず9時半から衆院外務委員会の店開きに差し替えで出席。中曽根外務大臣が淡々と外交に関する説明。「オールジャパンの総力を結集した機動的外交」というフレーズに対し、公明党の丸谷佳織議員が「こんなのぜんっぜん意味わかんない!」と怒っていた。過剰に大袈裟で内容が無い霞が関的表現の典型である。

 12時10分から衆院経済産業委員会の店開き。部屋の前にテレビカメラや記者さんたちが林立したむろしている。委員会室の中も同様。二階俊博経済産業大臣が標的。委員会中も、挙手する、水を飲む、ページをめくる、その他何かしぐさをするたびにフラッシュがやかましい。そのマスコミの様子を写しているテレビカメラもある。「こんなにマスコミが殺到!」という映像に使うのだろう。やれやれ。どんなに真面目に政策の議論をしていても、こんなにカメラが来ることはない。「まあそんなもんだよ」と平将明議員。大人だ。

 お昼を食べて、ユニセフ議連。ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんが児童ポルノ規制法の改正に向け体験談を切々と語り与野党の合意形成を訴えられる。小さな子ども、というか幼児(三歳以下の被害も多いという…。酷い話だ)が大人の欲望の犠牲になるのは決して許されるべきではない。こんな会にはカメラは一台も来ない。まあそんなもんだ。がんばろう。

090311

(写真:ユニセフ議連の様子。会長は谷垣禎一議員)

 午後、倉敷青年会議所の例会に出席するため飛行機で倉敷へ。

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