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2009年3月

2009年3月31日 (火)

節目を踏み出すあなたへ

 昨晩、新幹線で上京。今日は朝から環境委員会に差し替え出席。あわせて消費者特別委員会にも顔を出す。午後、衆院本会議。北朝鮮飛翔体発射自制決議の採択、および年金法改正案の趣旨説明、質疑。あとは明日の経済産業委員会質疑の準備。

 さて今日で年度末。これまで卒業式などにいくつか出させていただいたし、また個人的にも転勤や転職、進学などここで節目を迎え、新たな進路をとる方と何人も接している。もちろん、自らの希望適ってめでたくという場合もあるし、残念ながら希望通りではない方もおられるし、辛い別れを伴うこともある。節目のあり方も、人それぞれだろう。とはいえ、決めたからにはまずは前を向き勇気をもって一歩踏み出さなければ、明日は来ない。別れを覚悟すれば新たな出会いも見えてくる。そういう人を見守り、応援したい。いつか自分もそういう日を迎えるのだから。

 願わくばこの年度末に人生の節目を踏み出す方の将来が、幸多からんことを。

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2009年3月30日 (月)

良寛さんと記念写真

 昨晩は、事務所のある吉岡町内会の総会に出席後、玉島にてミュージカル「備中玉島湊物語」に駆けつける。玉島湊を中心にそこで生きる人々の生活を描く、市民によるミュージカル。「良寛ばやし」は観客までみな拍手をして歌っていたのが印象的。悲劇も災害もあれど、今日まで生き続ける玉島の街を再発見することができた。素晴らしかったです。

 終演後、備中玉島が誇るゆかりの著名人、良寛さんと記念写真。ハイ、チーズ!


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2009年3月29日 (日)

歌って弾ける市長

歌って弾ける市長
県老健施設協会の福嶋会長のご長男の結婚式に出席。席上成り行きにより、片岡聡一・総社市長がピアノ弾き語りを披露。聞いた片山虎之助元総務相曰く「上手いもんだなあ!市長にしとくの勿体ないよ!」。

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すっかり、春

 金曜日の最終「のぞみ」で帰倉。土曜日はモーニングセミナー、保育園の卒園式、そして岡山で自民党岡山県支部連合会拡大総務会。笹川尭総務会長をお迎えして郵政解散時の総務会でのやり取り等についてお話を伺う。

 午後は倉敷に戻ってあいさつ回り、夕方再び岡山にて高梁学園加計美也子先生の藍綬褒章受章祝賀会。いろいろな方々にお話がうかがえて有益。特に、大原謙一郎・倉敷商工会議所会頭には、麻生内閣の経済対策を激賞していただけた。その後、岡山政経塾の卒業式、萩原誠司議員の後援会「石破茂大臣を囲む会」に飛びこみ参加。

 今日日曜日、朝から良い天気。足高山の桜祭りの準備、中塚周一県議のボーリング大会、堀南の餅つき大会、倉敷の街中に出てやよい茶会。地蔵院のお席と観龍寺のお席に伺う。観龍寺のお席では伊東香織倉敷市長もたまたま同席。お手前は長女。親としてはドキドキものであったが、本人はすっかり落ち着いたもので、先生のおかもあって無事終了。よかった。午後は岡山に出て結婚式に出席。

 すっかり春めいてきて、桜もちらほら開花している。今日は倉敷の街なかは車が多く美観地区も賑やかだった。「山口」「神戸」「香川」といった県外ナンバーの車が多く「山梨」「宇都宮」もあった。昨日から景気対策の一貫として高速道路料金の引き下げが行われているが、早速効果が出ている模様。ゆっくり倉敷の街を楽しんでいっていただきたい。

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(写真:倉敷は、すっかり春。観龍寺の石段より花を見る)

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2009年3月27日 (金)

平成21年度予算成立

 今日は午前中、衆院経済産業委員会。三名の有識者の方にお越しいただき、参考人質疑。中でも草野豊己氏の今回の世界同時不況に対するコメントが勉強になった。曰く、

○アメリカの金融不安はまだ底が見えない。何よりも米財務省すら「これから実態を把握する」と言っているのが恐ろしい。常識外のことも起こりうる(ブラックスワン)覚悟を持つべき。
○少なくとも過去数年のアメリカの住宅や自動車の需要は金融バブルによるもの。この状態への回復を期待してはならない。
○日本は、貿易依存がアダとなり世界の分業体制からも離れているため、影響をモロに蒙ることになった。日本の株価等を支えていた外資も引き上げている。その中で我慢できるセーフティーネットが必要。

 状況は楽観を許さぬもの。引き続き緊迫感を持って対策に当たらなければならない。来週同委員会で質疑の時間をいただいたので、しっかり政府の姿勢を質したい。

 午後、衆院本会議。その前に参院で予算案および関連法案が否決されているため、両院協議会が開かれるも成案を得ず。予算案は衆院の優越既定により自動的に成立、関連法案も再議決して成立。これで切れ目なく予算執行できる。昨年の今頃は暫定税率の期限切れでシンドイ思いをしていたが、よほど今年の方がスムーズだ。もちろん背景には深刻な不況があることを忘れてはならない。

 今日の衆院本会議では民主党席の元気のなさが目立った。演説に対するヤジや声援が少ない。直前の代議士会で小沢代表が釈明演説をしている筈だが、納得がいかないのか。また代議士会に出席せず、一人だけ早々に本会議場の議席に着いていた枝野幸男議員の姿も目を引いた。思うところがあるのだろう。

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歯科医師養成の問題

 23日の聴講者さんから、歯科医師国家試験の問題についてコメントをいただいた。 先日もご多用のところお運びをいただき、また今回もコメントを賜り、ありがとうございます。改めて確認の上補足をさせていただきたい。また昨日のエントリでもこの件に関して誤った記載があったので、あわせて訂正する。

 そもそも歯科医の養成にあたる大学歯学部の定員は、昭和40年代半ばから急増していた。一時は年間3,000人を超えていたが、昭和59年に厚生省検討会の中間報告にて20%削減の提言があり概ね達成された。平成10年にさらに10%削減が提言されたが、今度は1.7%の削減に留まっている。平成20年度現在で、歯学部29校2,657人の定員となっている。

 結果として歯科医師数は右肩上がりに増え続け、結果として歯科医院がコンビニよりも多くなり、競争激化の結果歯科医の5人に1人が年収300万円以下、「これではワーキングプアだ」という声まで聞かれるようになっている。そこで平成18年8月に小坂憲次文部科学相と川崎次郎厚生労働相との間で、

 (1) 歯学部定員については、各大学に対してさらに一層の定員減を要請する。
 (2) 歯科医師国家試験の合格基準を引き上げる

の2点の確認書が交わされた(これを昨日のエントリで「昨年末」と書いたのは誤りです。申し訳ありませんでした)。歯科医師国家試験については、平成19年末に厚労省が歯科医師国家試験改善検討部会報告書をまとめ、平成20年度に歯科医師国家試験出題基準を改定。各大学に周知を行ったうえで平成22年実施の試験より新しい合格基準が運用される見込み。なお歯科医師国家試験は慣例的に4年に1度出題数や出題範囲も含め改善されており、平成22年もその年にあたる。

 以上が厚労省にも確認した経緯である。23日の会の手持ちメモを確認したら正しく記してあったが、もしかしたらその場で(1)と(2)を混同してしまい、国家試験の合格者数を減らすように決めたかのように申し上げてしまったかもしれず、そうであればお詫びの上、上記のとおり訂正させていただきたい。事実としては、上記(1)の通り「合格基準の引き上げ」である。申し訳ありませんでした。

 しかし「23日の聴講者」さんの書かれたことは重く受け止めなければならない。学生の人生も考慮すべきことは、歯科医養成にも法曹養成にも共通することだ。また司法試験合格者数に目標があることが健全と言えるのか、やはり疑問が残るのである。

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2009年3月26日 (木)

法曹養成制度の問題

 朝、衆院総務委員会にてNHK予算の採決。会合一件をはさんで平成研究会総会。明日来年度予算と関連法案成立の見通しだが、その議事の説明などがあった。

 午後、「法曹養成と法曹人口を考える国会議員の会」第三回会合。

 橋本は事務局次長。事務局長であり仕掛け人の河井克行・元法務副大臣のブログ「あらいぐまのつぶやき」に寄せられた膨大なコメントから、主要なものを抜粋して事務局として議連メンバーに紹介した。司法関係者の方のコメントが多いせいか論理的なコメントも多いし、厳しい生活が伺える切実なコメントも少なくない。読みあげていて、やりきれない。

 法曹養成制度について、前回勉強会で法務省、文部科学省、最高裁判所に浴びせられた数々の質問(二回試験の不合格者数の増加についてどう考えるか、法曹需要の検証はどうか、予備試験の制度設計をどう考えるのか、etc...)に対する回答を聞くのが今日の主題。が、最初の質問に対する法務省の回答「残念だと思います。一時的なものか構造的なものか判断ができないので、よく見極めて対応します」という時点でズッこける。以後40分にわたり延々と答弁が続くが、切実感との無さと溢れんばかりの他人事感は、救い難い。

 高村会長、渡海元文相をはじめ出席議員からは激しく質問、意見が出されるも、課長レベルに話をしても仕方がない。怒りと憤懣は党司法制度調査会および法曹養成の在り方に関する小委員会に持ち込むしかなかろう。

 そもそも。

 司法制度改革の一貫として、法科大学院(ロースクール)が設立され新司法試験が導入された。同時に法曹人口拡大のため、平成22年頃に「質を確保した上で」年間3,000人の司法試験合格者を養成すること、と閣議決定されているのが事の発端。ところが、法科大学院のレベルがが玉石混交(平成20年試験で合格者0人の学校が3校ある)、弁護士が増えすぎて供給過剰、そもそも法科大学院に通える経済的負担ができる人しか基本的に司法試験受験資格が得られないなどの課題が指摘されている。昨年一年生議員有志で勉強会を行い、新司法試験受験資格の見直し、司法試験合格者数の見直し、司法制度改革の検証の三項目を鳩山邦夫法相(当時)や保岡興治・党司法制度調査会顧問らに申し入れを行った。この議連はその拡大発展版である。

 今、個人的には以下のように思っているところ。認識の誤り等あれば、ぜひご指摘いただきたい。

1.そもそも、年間3,000人養成、総員50,000人を満足させる需要がないのでは?

 例えば産科では愛育病院や日赤医療センター(ここは数は足りてるみたいだが)といった都内大病院でも労働基準監督署から是正勧告を受けるような労働状況、地方に行けば順次壊滅中である医師の不足具合と比べ、どう考えても「弁護士不足」に対する社会的切迫感は、無い。むしろ就職難とも言われる。需要見積もりが甘かったと言わざるを得ないのではないか。早期に検証し過ちは正すべき。

2.法科大学院が多すぎるのでは?

 一方、そもそも法科大学院の数が多すぎる。平成21年現在、定員合計5,785人。今後増やす筈とはいえ現時点では合格者数約2,000人。しかも三回不合格で受験資格を失う。リスクを背負って大学院に通ってこれでは辛い話である。教員も充足が困難となっている。既に供給過剰状態の歯科医については、昨年末に厚生労働大臣と文部科学大臣の間で歯学部定員削減の合意をしている。当面、同様のことを考えるべきではないか。

3.予備試験っているの?

 法科大学院に通わないで司法試験受験資格を得るルートとして、予備試験という制度がある。説明によると「法科大学院修了程度の能力があるかどうかを測る」ための試験とのことだが、どうせ司法試験そのものがあるのだから無駄な気がするのだが…。むしろ無くす(=司法試験受験資格の法科大学院修了要件を外す)方が、多様な人材を法曹に取り込むという司法制度改革の趣旨に合致するものとも思うのだが。ついでに、三振制限も余計なお世話ではないか。

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2009年3月25日 (水)

NHK質疑、放映

 本日、衆院総務委員会の質疑がNHKテレビで放映されます。橋本もNHK“約束”評価の活動について、小丸NHK経営委員長および福地NHK会長に対して質疑を行いました。

 夜遅くなりますが、ぜひご覧ください!

 ●放送日時:3月25日(水)午後11時40分~
  ※橋本岳の出番は、開始約55分後、午前0時30分過ぎから約20分間。

 ●チャンネル:NHK総合テレビ

 ちなみに今日はせっかくなので、ジーンズの街児島でつくったデニム地のスーツを着てます。チェックしてみてください。

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2009年3月24日 (火)

WBC連覇!

 いやーめでたいのだ。よかった!侍ジャパンの皆さんおつかれさまでした!気合いをもらった。ありがとう!

 朝、司法制度調査会。議連が立ち上がったこともあり、党としても法曹養成に関して意見交換を再開したいとの由。既に供給過剰状態にある歯科医を例に出しながら、法曹人口を増やして市場競争状態に近づけても地域偏在問題は解決しない点を指摘。引き続いての議論を求める。

 13時からの衆院本会議の直前は、院内国会対策委員会の部屋にてテレビを観戦しながら「WBC応援のため開会一時間延期の緊急動議を出そう!」などと居合わせた議員で雑談。「河野議長を議長室に閉じ込めて開会できなくするか」「そうしたら議長もテレビにかじりつける」といった強硬策も提案されたが、当然ながら冗談は冗談として本会議は普通に開会。同意人事と上がり法案の採決、法案の趣旨説明と質疑。でもなんとなく皆うわの空の感じがするのは気のせいか。

 所要一時間ほどで本会議が終わってみると同点で延長状態。自民党本部にて行革本部総会が始まるが、ワンセグで様子を見ながら小声で周囲に実況。見事なイチローのセンター前タイムリーヒットでで二点を勝ち越し、ダルビッシュが抑えて「勝った!」と口に出してしまったら、役所の説明中にも関わらず前方の幹部までコッソリとガッツポーズしていた。

 スッキリした気持ちでレセプトオンライン化に関する議論に集中。今日の産経新聞の太田弘子元行革相の記事を参照しつつ、義務化の前提条件が満たされていないことを指摘。配慮がされる方向にまとまる。こちらもめでたい。

 その後は議員会館事務所にて、明日25日の衆院総務委員会質疑の準備。平成21年NHK予算が議題であり、おそらく明日夜にNHKで放送される。がんばります!

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2009年3月23日 (月)

サンライズ出雲で上京

サンライズ出雲で上京
 朝、児島で街宣。その後倉敷芸術科学大学の学位授与式。レセプションの際にはワンセグ携帯が大活躍。WBC日米戦が皆気にかかってしょうがないのだ(笑)。「勝ちました!」と報告したら歓声があがる。ここまできたら、目指せ二連覇だ。

 午後は事務仕事の片付け。夜は倉敷を中心とした歯科医の先生方と国政報告会。石井みどり参議院議員はじめ多数のご来賓を迎え、歯科や社会保障が直面する課題についてお話する。詳しくは改めて報告します。いい会にしていただいた。感謝。

 終了後、倉敷駅に急行して「サンライズ出雲」乗車。缶チューハイで晩酌して、明日に備える。おやすみなさい…。

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2009年3月22日 (日)

元チボリ公園

 今朝は早島にて街宣、早島朝市に伺ったのち、笹沖で会合、船穂でカラオケ大会。昼食ののち老松で街宣、美観地区で会合。午後は早島であいさつ回り。

 夜、ホテル倉敷にて柔道整復師会倉敷支部の懇親会。毎年お招きにあずかるが、今年は風景が何か異なる。気がついたら、窓の外の元チボリ公園が真っ暗なのだ。毎年窓の外はチボリ公園のイルミネーションが鮮やかだったのだが。「灯が消えたよう」という形容がそのまま当てはまる状態はやはりさびしさを感じる。なんとかせねばなるまい。

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(写真:チボリ公園跡地の暗闇。明るいところは歩道橋と駅前ロータリーです)

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2009年3月21日 (土)

倉敷工業高校、勝利!

 お彼岸の一日。今日は春のセンバツ高校野球が開幕。午前中保育園の卒園式に出席し昼食をとってから事務所に戻ると、第一試合の倉敷工業対大阪金光が熱戦中だった。

 ちょうど9回表で同点。皆テレビに向かって声援を送る。と、そこから失点し、しかしその裏に取り返して延長へ。13時過ぎに挨拶まわりに出かけたが、回る先で「点とったぞ」「取り返されたぞ」「スクイズしたけど失敗」等々、挨拶そっちのけで野球の話。で12回表に「先行された」と聞いてうーん難しいかなぁ…と思っていたら、次の訪問先で「サヨナラで勝ったよ!!」とのニュース。いやあ、よかった。ハラハラした。

 やはり勝負事は最後まで諦めてはいけない。土壇場でひっくり返せる粘り強さを見習いたいものだ。倉工関係者のみなさん、初戦突破おめでとうございます!

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(写真:熱戦、展開中。みんな手を止めて見てしまう)

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2009年3月20日 (金)

春の倉敷美観地区

 朝一番の飛行機で岡山空港へ。その足でくらしき作陽大学の卒業式。卒業生の皆さんに一言お祝いを申し上げる。

 午後、美観地区で開催されている「倉敷音楽祭」に顔を出す。たまたま行われていた結婚式に遭遇。周りの観光客の方も皆拍手で祝福していた。この新婚ご夫妻の末永いお幸せを切に祈る。ステージでは、以前市民ミュージカルでご一緒した「矢鳴ファミリー」のコンサート中。少しの時間ではあったが、楽しく時を過ごさせていただいた。少し雲と風はあるが、春らしい暖かい日でよかった。

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(写真上:倉敷川を船でゆく新婚さん)

 今日から瀬戸大橋も一足早く通行料1,000円になった。美観地区はじめ倉敷市全体ががさらに賑わい、楽しい時を過ごす方が増えることを願う。

夕方、児島にて挨拶まわり。

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異状死議連第三回・ネット規制勉強会

 昨19日は、長女の小学校の卒業式。しかし衆院本会議のため飛行機で上京せねばならず。残念…。朝、本人の顔を見て「卒業おめでとう!」と言えたのがせめてもの慰めか。堀南にて街宣の後空港へ。

 羽田から国会に直行し、12時30分から沖縄・北方問題に関する特別委員会の店開き。ついで13時から衆院本会議。冒頭、海賊対策のための海上自衛隊護衛艦ソマリア派遣を受け、「テロ・イラク特別委員会」を「海賊・テロ特別委員会」に名称および目的の変更。これで僕も「海賊・テロ委員」になったわけだ。妙に物騒なネーミングである。「国際平和・治安貢献活動に関する特別委員会」とかにならないのかなあ。いずれにせよ今後海賊対策特措法が審議入りした際にはこの委員会が所管となる。また与野党が合意した雇用保険法改正の修正案、裁判所の定員や在外領事館の存廃に関する法案等の採決。

 午後は道州制推進本部役員会、ついで異状死死因究明議連の第三回勉強会。千葉大の岩瀬教授とジャーナリストの柳原さんが講師。ポイントは、死因究明には最終的には解剖が必要だということ、海外の施設等と比較して日本の大学法医学教室のあまりの貧弱さ等々。「承諾解剖は、遺族に選択を迫る『みせかけのやさしさ』だと思う」とも。柳原さんは、警察の初動捜査が杜撰と思われるため、事故や自殺とされた例を具体的にいくつも示された。いずれも死因究明されず火葬されてしまい、遺族が不審を感じてもなんの証拠もあとに残らず。日本の死因究明現場のあまりの惨状にいささかショックを覚える。保岡会長からは、議連としても今後問題点を整理し、具体的に対策を議論するようお話があった。さてどこから手をつけるものか…。頭が重い。

 夜、赤坂宿舎の会議室にて、東京後援会である「岳を囲む会」の勉強会。二回目の今回は、マイクロソフトの楠さんをお招きし、ネットや携帯の規制問題について勉強。昨年、フィルタリングの導入支援等を柱とした青少年インターネット環境法を巡る議論の際も何度もお話した方だ。ブロッキング技術や児童ポルノ法改正等その後の展開について、岳囲会のみなさんと一緒にお話をうかがえた。

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2009年3月18日 (水)

治療終了!

 朝8時から、自民党本部にて社会保障制度調査会医療委員会。テーマは高齢者医療制度について、日本医師会、経団連、そして連合の三者から提言のヒアリング。それぞれの理念に基づき現制度と異なる独自の提言をされているが、やはり連合の提言は特に異色で、被用者保険に退職後も加入し続ける「つきぬけ型」の提言である。伊吹文明元財務相らから「そういう方式にしたときに、市町村国保の保険料はどうなるのかね。今後の検討というが、政権をとるということはすぐ明日からどうするかという話なんだよ」などと厳しいツッコミが入り、ちょっとかわいそうなくらい。

 午前中かけて、異状死の問題について明日の議連が有意義な検討になるよう、私なりに問題点を整理したものを関係議員の方々に説明して歩く。なお本議連について誤解が流布しているようだったので、「異状死議連の誤解を解く」を執筆した。合わせてご覧いただきたい。明日は16:30から衆議院第二議員会館第三会議室で、講師は千葉大学法医学教室の岩瀬博太郎先生と、ジャーナリストの柳原美佳さんだ。どなたでもご参加いただけるので、ご興味の方はぜひお越しを。

 昼すぎの新幹線に飛び乗り帰倉。病院に行って、先日縫合した部分の抜糸。これにて治療終了。長くかかったが、本当にお世話になりました。

 その後霞橋西詰で街宣。ちょうど西に向かって日没を眺めながら演説をする。本当に日が長くなった。そんな中大きな声で「橋本岳ガンバレ!」と声をかけてくださった車や、手を振ってくださる方も多い。本当に励みになる。ありがとうございます。

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(写真:日没直後の霞橋西詰)

 医師の先生方懇談会に。先ほど受診した先生も出席しておられ、改めてお礼を申し上げる。レセプトオンライン化の今後、医療財政の充実、社会保障番号、救急医らの勤務体制、ネット薬剤販売、医療安全調査委員会、消費税、そして定額給付金といったお話をひとつひとつ交わしていく。やはり医療が、関係者の方々のボランティア精神で成り立っているという感を改めて深くする。

 将来的になお充実すべき政策として、子育て対策を!という主張を申し上げた。今の社会保障の維持も大事だが、社会の夢や希望を託すべきは次世代だ。多くの先生方のご賛同をいただけたと思う。

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2009年3月17日 (火)

山内議員来訪

 昨日は、地元あいさつ回りののち夜、新幹線で上京。

 今日は午前中衆院総務委員会。午後は衆院本会議、消費者庁法案が審議入り。民主党も対案を出している。消費者の立場に立った独立組織を構築するという触れ込みであるが、実は独立してるということはコントロールが利かないということで、かえって新たな権力主体をつくることにならないか。それこそ医療などは消費者の目だけで語られると、委縮医療を招く可能性がある。

 夕方、ドクターヘリ推進議連、結核予防会のレセプション、さらに会合一件。

 宿舎に戻ったところで、同じ自民党一期生の山内康一議員に「泊めてくれない?」と声をかけられ、快諾。一杯飲んで雑談していると、意外とメカ好き、ミリタリーもの好きということが判明。JICAや国際協力NGO出身で国際協力分野に熱心な山内議員には似合わぬ趣味。ただし、ガンダムよりはジム、F-15よりもF-16の方が好きなんだそうで、一品豪華主義ではなく量産品地道派らしい。

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(写真:ミリタリーおたくのハト派、山内議員。おくつろぎ中。)

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2009年3月15日 (日)

くらしき朝市三斎市、四年目

くらしき朝市三斎市、四年目
 今朝は倉敷駅前の街宣からスタート。爽やかな快晴で、絶好のツーデーマーチ日和。

 また、駅前商店街で毎月第三日曜日に行われるくらしき朝市三斎市も写真のとおり大にぎわい。

 今日はバスツアーの客とおぼしき方々も来ていた。添乗員の方に聞くと、愛媛県の新居浜市から三斎市と美観地区、後楽園の日帰り観光なのだそうだ。

 四年目を迎えついに観光名所になった三斎市。商工会議所青年部の皆さんはじめ多くの方々の協力の賜物だ。敬意を表し、しっかり応援したい。

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2009年3月14日 (土)

寒い一日

 今日は朝、モーニングセミナーからスタート。駅前で街宣したのち、瀬戸内倉敷ツーデーマーチの出発式に参加。冷たい雨がぱらつく中ではあったが、無事の完歩を祈る。

 その後、母校である岡山中学校・高等学校の新校舎落成式典に参加。来賓として祝辞を述べさせていただく。壇上から、自分がお世話になった先生方の顔を見ていると、つい昔話に脱線しそうになったが危うくこらえた。中学校に入学してから既に二十年以上たっているが、やはりいろいろな思い出が鮮やかに甦えり、懐かしい。

 午後は、岡山自衛隊音楽まつり。岡山大学と自衛隊の吹奏楽団の共演。この春から自衛隊に入隊・入校する皆さんへの激励を兼ねている。僕からも「がんばって」とお祝いと激励を申し上げた。

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(写真:陸上自衛隊第13音楽隊の雄姿)

 夕方、司法書士政治連盟岡山県会の懇親会。昨日の「法曹養成を考える会」のお話をすると、非常に興味を持っていただけた。法曹人口を考える上で、隣接士業との役割分担も大事なテーマである。夜、倉敷に戻って会合一件。

 今日はとても寒い一日だった。明日からは暖かくなるといいな。

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2009年3月13日 (金)

法曹養成と法曹人口を考える国会議員の会


 今日は国会フル稼働。衆院の各委員会が朝から一斉に開会しており、僕も総務委員会と経済産業委員会のかけもちを余儀なくされる。午後衆院本会議の後も引き続き両委員会のかけもち。

 その合間を縫って「法曹養成と法曹人口を考える国会議員の会」という新たな議連の設立総会。会長は高村正彦元防衛相、事務局長は河井克之前法務副大臣。昨年、一年生議員でこの問題について勉強会を重ね、当時の鳩山邦夫法相に提言を行った。その発展形として党内をあげての議員連盟として設立することができた。

 今日は日弁連、および東海大学法科大学院教授の鈴木仁志氏をお招きしてヒアリング。法科大学院の設立など急速な法曹養成の拡大で、質への懸念が強いようだ。鈴木氏に至っては「制度的に未熟者を育てている気がする」とバッサリ。やはり信頼できる司法であってほしい。引き続き関心を持って議論に参加してゆきたい。

 委員会終了後、新幹線で帰倉。雨が降っていた。

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2009年3月12日 (木)

民主党バブルは、はじけるなあ

これだけはっきり言ってもらえると、とても溜飲が下がる思い。津川さんは、父・龍太郎とも親しかったはずです。初監督映画『寝ずの番』も何度も笑い転げて見ました。

津川雅彦『遊び』ブログ - これでマスコミが作った民主党バブルは、はじけるなあ。

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麻薬取締とETC

 昨晩サンライズ出雲に乗車し、今朝東京着。その足で党本部にて岡山県選出国会議員懇談会、ついで衆院総務委員会に出席。夜中に起きてしまい眠いし、ヒゲも剃り忘れた。しかし寝てる間に移動できるんだから、贅沢言っちゃいけません。

 午後、厚生労働省と国土交通省を部屋に呼ぶ。テーマは麻薬対策とETCについて。というのは、道路整備特別措置法等により厚生労働省の麻薬取締官等の車両は警察のパトカー等と同様に高速道路は無料になるのだが、料金支払い所で所定の用紙に記入して渡さなければならない。モタモタしているうちに、尾行する怪しい車両はETCでスーッと通過してしまって悔しい思いをするのだそうだ。現場の麻薬取締官の方のお話を、「夜回り先生」水谷修先生が教えてくださった。

 確認したところ、首都高、名古屋高速、阪神高速は厚労省と協議が済んでおりETC で通行できるが、東日本、中日本、西日本の各高速道路株式会社等とは一月に協議を始めたばかりで、現時点ではやはりまだETC利用不可なのだそうだ。やればできるんだから、早急に対応するよう両省に要請した。これがどのように進むか、引き続き見守りたい。

 役所の縦割りの隙間にはさまざまな陥穽がある。それをお役所仕事だ縦割りだと騒いでいても何も始らない。見つけ次第ひとつひとつ埋めていく作業も、議員の仕事だ。

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2009年3月11日 (水)

委員会始動

 来年度予算案が参議院に送付され、衆議院は各種法案の審議が始まる時期。まずその前提となる店開きが行われる。店開きとは、国会最初の委員会で各大臣の所信等を読み上げる手続きのこと。だいたい所要10分~20分程度。

 まず9時半から衆院外務委員会の店開きに差し替えで出席。中曽根外務大臣が淡々と外交に関する説明。「オールジャパンの総力を結集した機動的外交」というフレーズに対し、公明党の丸谷佳織議員が「こんなのぜんっぜん意味わかんない!」と怒っていた。過剰に大袈裟で内容が無い霞が関的表現の典型である。

 12時10分から衆院経済産業委員会の店開き。部屋の前にテレビカメラや記者さんたちが林立したむろしている。委員会室の中も同様。二階俊博経済産業大臣が標的。委員会中も、挙手する、水を飲む、ページをめくる、その他何かしぐさをするたびにフラッシュがやかましい。そのマスコミの様子を写しているテレビカメラもある。「こんなにマスコミが殺到!」という映像に使うのだろう。やれやれ。どんなに真面目に政策の議論をしていても、こんなにカメラが来ることはない。「まあそんなもんだよ」と平将明議員。大人だ。

 お昼を食べて、ユニセフ議連。ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんが児童ポルノ規制法の改正に向け体験談を切々と語り与野党の合意形成を訴えられる。小さな子ども、というか幼児(三歳以下の被害も多いという…。酷い話だ)が大人の欲望の犠牲になるのは決して許されるべきではない。こんな会にはカメラは一台も来ない。まあそんなもんだ。がんばろう。

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(写真:ユニセフ議連の様子。会長は谷垣禎一議員)

 午後、倉敷青年会議所の例会に出席するため飛行機で倉敷へ。

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異状死死因究明制度議員連盟

 かねて参加していた与党有志による「異状死死因究明制度の確立を目指す議員連盟」に関し、紹介する文章をウエブページに掲載した。ご興味の方は、ぜひご覧いただきたい。昨日の本会議散会後、この議連のコアメンバー会議があり、これまでの経緯等について確認し、今後の方向について議論したところ。

 足はすこし傷口から出血したようで心配したが、ドクター清水鴻一郎議員に見せたら「そのぐらいだったら大丈夫。でもあんまり歩かないほうがいいよ、あとちゃんと薬飲んでね」とのこと。夜は厚生関係団体の方々との懇談会に出席し、ご来場の皆様にごあいさつ。保育園関係の規制改革の動きについて、日本保育協会の副会長さんと意見交換。

 赤坂でタンタンメンを食べた後、帰宅して異状死議連の資料を作っていたらもうこんな時間!よい子は寝る時間じゃないの!おやすみなさ~い!

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2009年3月 9日 (月)

人生初手術・映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』

 かねて足を怪我していたわけだが(「足元に注意すべし!」「蜂窩織炎」参照)、炎症もすっかり落ち着き、しかしなかなか傷がふさがらないで今日に至っていた。今日も朝、水島・開進橋交差点で街宣を行いある企業の朝礼でご挨拶をしたのち、病院に行っていつものように傷を見ていただくと「今日は時間ありますか?だったら、縫合しちゃいましょう」という話になった。

 医師の先生が看護師さんに「ナントカ持ってきて!」と言うと、ガラガラと処置セットが台車に乗せられてやってくる。局部麻酔の注射がされる。イソジン綿球で患部の周りが茶色く染められ、上にシートをかけてライトを浴びせれば自分の右足脛に術野が完成。先生はメスでなんかごそごそやったり小さいハサミのようなものでごそごそしている。麻酔がかかってる筈だが時々痛く、「イテテテ」というと「あれ?もう麻酔切れちゃったのかな」などとつぶやきつつ局麻の追加注射。

 こちらは足以外は元気なので、起き上がって様子を観察。もちろん会話も普通にできる。臨床研修医制度について伺ったところ「見事に医局と地域医療を潰しましたね」との由。そんな会話をしているうちに「一番太い糸持ってきて!ナイロンで」との指示により、十分に大物用釣糸としても通用しそうな針と糸が登場。開いてる傷口を縫合するというよりも「縛りあげる」という風情で数針縫合。シールのようなものを貼り、その上にもう一枚シールを貼って終了。先生は仕上がりにいささかご不満の様子で、「もし跡が気になるようでしたら、形成のほうへ…」と。まあ、脛なんて他の人に見せびらかす場所でもないので、治ればいいです…。

 たぶんこんなものは手術のうちにも入らないのだろうが、領収書では手術料4,810円也が計上されているので手術ということにしてしまおう。だとすると!今日は人生初手術だったのである。ちなみに検査以外では入院したこともない。健康優良児に生んでくれた両親に感謝。患者付き添いとして病院で夜を明かしたことは結構しばしばあるが…。 

 そんなこともあり今日は少し予定を繰り上げて早めに新幹線で上京させてもらった。しかしただ宿舎で安静にしていてもつまらないので映画館に。見た映画は初手術記念で『ジェネラル・ルージュの凱旋』。良かった。映画としては『チーム・バチスタの栄光』の続編で、救急医療はじめ医療現場とバックヤードの事情が経済的な面も含めてナマナマしく描かれて勉強になるし、やっぱりカタストロフなシーンは圧巻。また原作を読んでいてもなおうれしいサプライズもある。どなたもぜひご覧いただきたい。

 しかし、あの費用と今日の費用が一緒くらいに安いってのは、やっぱり如何なものかとしみじみ思うのである。そりゃあ赤字にもなるわけだ。

(写真上:ちょうど新倉敷駅の事故現場を通りがかったので現場写真を撮影。このフラワーポッドに蹴躓いた。改めて見直すと、先がとがっていて確かに痛そう。足元には注意して歩こう。写真下:処置中の風景(医師の許可を得て撮影しました。ちょっと血が写っているので、苦手な方は見ないように。))

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2009年3月 7日 (土)

ヤンキー先生、来岡

 朝、モーニングセミナーから行動開始。街宣の後、早島にてあいさつ回り。庭先の花が綺麗な時期になってきた。

 午後、高速道路を使って津山へ。自民党岡山県連青年局主催のセミナーに出席する。講師は「ヤンキー先生」こと義家弘介参議院議員。日頃から教育に対して熱く取り組んでおられるが、今日も熱く日教組問題をはじめとして、戦後教育によっていかに「主体性」が奪われたかをユーモアを交えて力説。「議員になってとかく思うのは、外国との比較が多すぎること。欧米では、欧米では、、、、『欧米か!』と思う」ナドナド、切れ味も鋭い。時間の関係で中座しなければならなかったが、自民党にもこういう若くてハッキリした議員がいるということはもっとアピールすべき。最近の政治資金を巡る話題を聞くにつけ、やはり若い世代がもっと力をつけて表に出なければならない。

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(写真:講演する「ヤンキー先生」こと義家参議院議員。ノータイが、彼らしい)

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2009年3月 6日 (金)

笹川総務会長、来倉

今日午前、議員会館に寄って用事を済ませた上で、午後新幹線で帰倉。今晩は倉敷アイビースクエアにて、片山虎之助先生の「励ます会」が開催される。ご盛会だった。来賓として、笹川尭総務会長が倉敷にお越し下さった。

会の前、少し時間があったので、大原美術館をご覧いただいた。私も同行。大原謙一郎館長自らご案内をいただき、熱心に鑑賞していかれた。そして帰り際に一言。

「橋本君ねえ、やっぱり本物を見るのが大事だよ、本物。政治家も、本物の政治家と付き合わないとねぇ!」

うーん、意味深…。

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2009年3月 5日 (木)

なっちゃん

今日は部会、調査会、議連の一日。

朝は党本部にて、栄養士議連・懇談会、電気通信調査会(ICTによる景気対策)、国防部会(海賊対策法の検討)、畜産・酪農小委員会。一度議員会館に戻って、倉敷市遺族連合協議会の皆さんにご挨拶。自分もそうだが、遺族会の孫世代への継承をどうするかは今後の課題だ。また党本部に歩いて勉強会、そして平成研究会。昨日のパーティが大入りだったためか、皆の表情がこころなしか明るい。

午後に入って道州制推進本部役員会、インターネット医薬品議連、一瞬だけ総務部会、そして異状死死因究明制度議連(東京監察医務院の福永先生プレゼン)。夜は山際大志郎議員の出版パーティ、そして記者の方と食事しつつ今後の展開について意見交換。

党本部と議員会館を歩いて往復していて、ふと青空を見上げると新議員会館建築工事のクレーンが目に入る。「なっちゃん」という名札がついていた。ちなみにもう一機奥にあって、その名は「がっちゃん」だ。妙にナゴンだ。がんばれ、なっちゃん&がっちゃん。

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(写真:なっちゃんの雄姿)

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水島港要望活動

昨日は衆院農水委員会、党国会対策委員会に出席した後、国土交通省港湾局へ。

用件は、水島港の玉島西航路拡幅の新規事業化について。須野原港湾局長に対し、水島港では貨物船が沖待ちしなければならないような状況も生じていることをお話し、来年度における新規事業採択の要望を行った。局長には熱心にお話を聴いていただいた。

午後、衆院本会議。第二次補正予算関連法案の再議決を行う。当然討論等は激しく行うが、民主党高山智司議員が討論中「政権丸出し!」と言い間違えてしまい(「政権丸投げ、投げ出し」と言いたかった模様)、与野党全議員の大爆笑を誘ってしまったため、それ以上の盛り上がりも無くスムーズに採決、成立。無事に成立。長く引っ張られたが、やっと「生活対策」が実施できることになる。しかし、「政権まるだし」って、意味不明だが、オカシイ。

夜、平成研究会のパーティ。この厳しい時期にも関わらず、4,000人もの方にお越しいただく。心から感謝である。

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2009年3月 3日 (火)

若手

 今日は朝6時45分から水島・開進橋にて街宣。桃の節句にも関わらず雪が舞い、非常に寒い。北海道や東北の議員の皆さんはいつもこんな中で頑張ってるんだよなとか自分を励まし、どうにか予定の8時まで続ける。しかし正直凍えて死ぬかと思った(笑)。病院で足の傷を見ていただいた後、企業等のあいさつ回り。

 お昼、アパホテル<倉敷駅前>のグランドオープン式典。会社員時代にアパホテルを使ったことがあり、会員カードを祝辞の際に披露したらウケた。このご時勢で新装オープンはよいニュースだ。今後の倉敷の発展に繋がることを祈る。午後もあいさつ回りの後、夜新幹線で上京。

 挨拶まわりの途中、清水鴻一郎議員、さらに船田元議員から携帯に着信。いずれも「明日本会議への出席、ヨロシク」との趣旨。「当然です!」と返事。やはり再議決を前にして国対や派閥は若干ピリピリしている模様。

 最近は若手の勉強会や議連結成が話題になる。そういったこともピリピリの一因だろう。今日の日経新聞にも「小泉チルドレン81人がカギ」としてグループ分類図のようなものが出ていたが、その手の議連等には意識して参加を控えている。僕は昨年夏の総裁選を、党の将来と日本の将来を考えて石破茂候補を担いで戦った。それで負けたんだから多少文句があっても致し方なし。当時「若手の代表」として立候補を検討した山本一太議員や棚橋泰文議員は、推薦人の少なさゆえ最終的に立候補すらできなかったはずだ。そこまで含めて、結果は尊重しなければならない。先のブログで書いた「黙々と支えるのみ」という言葉の真意はそういうことだ。

 雪が止んだ夕方には、梅が咲いていた。花のように、言葉じゃなくて、姿勢で自民党の在り方を国民に示すことが今は最も大事なことだと思うのだけど。

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(写真:今日早島で見つけた、物静かに凛とたたずむ梅の枝。かくありたし。)

 …と、新幹線の中でここまで書いて、赤坂宿舎に到着したら、周りは記者さんで一杯。小沢代表の秘書逮捕の由。宿舎の隣のマンションに「陸山会」が入っているので警察やマスコミでやたら賑やか。話題は完全にそちらに持っていかれた模様。これが今後にどういう影響を与えるかは、民主党の対応次第ならん。ただ、再議決は粛々と進むことになるだろう。


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2009年3月 2日 (月)

卒業式

 今日は朝起き会に出席後、児島にて蓮岡靖之県議とジョイント街宣(朝マックつき)。着替えて倉敷中央高校の卒業式へ。他の式典と異なり、卒業式の空気は独特だ。めでたい門出の祝いには違いないが、同時に同級生との別れや前途に対するいささかの不安、そしてその中で新たな一歩を踏み出す挑戦する気持ち、そうした複雑な感情が厳粛な式典を取り巻く。在校生送辞や卒業生謝辞、そして「蛍の光」「仰げば尊し」の歌などになれば、感情は一気にクライマックスへ。しかし式が終わり、退場の段になると皆晴れやかな笑顔で歩き出すのだ。今日の卒業式も、いい式典だった。

 終了後、校長先生や同席した赤坂てる子県議らとコーヒーをいただいていると、中庭で歓声が。卒業生が今年度で退職される学年主任の先生を取り囲んで、めいめい感謝の思いを伝えたり、花束を贈呈したりしている。ついには周りの校舎の窓から顔を出している在校生らとともに「世界に一つだけの花」を皆で歌って贈っていた。若さと感謝の気持ちあふれる、すばらしい光景だった。先生にとっても、教員冥利に尽きる体験だっただろう。赤坂議員と、「議員は退職するときにあんな風に送ってもらえることはあまりないでしょうねぇ」「因果な商売ですねぇ」という会話になった。そのくらいうらやましかったのである(笑)。

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(写真:中庭にて、臨時の送別会。)

 午後は、自民党岡山県連の総務・選対会議に出席したのち、たまたま同じホテルで開かれていた母校・岡山高校二十二期生の謝恩会に出席。こちらもみないい顔をしていた。今春卒業を迎えるみなさんには、いつまでも卒業式の思いを忘れることなく、堂々と社会に歩み出してほしいと心から願う。

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2009年3月 1日 (日)

倉敷天領寿司まつり

 昨日から地元にて活動。3月を迎えた今日は朝から晴天に恵まれすっかり暖かくなり、春が来た!とくっきり印象づけられる。

 朝、霞橋で街宣の後、西原公民館の文化祭。オープン前だが実行委員会有志の皆さんがきれいに飾りつけをされている。「いいお天気でよかったですね!」と申し上げると「そりゃわしらの日頃の行いがええからじゃ!」とのお返事。ごもっとも!

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(写真:晴天に恵まれた西原公民館)

 続いて倉敷翠松高校の卒業式。高校生活で築いた人の輪と、茶道の心得を今後に生かしてほしいなと思いつつ、来賓祝辞を申し上げる。在校生送辞、卒業生答辞ともに涙ながらに読まれ、卒業式の晴れがましくも淋しい独特の雰囲気に、昔を思い出すこと、しばし。

 昼から、倉敷アイビースクエアにて行われた「倉敷天領寿司まつり」オープニングイベント。お祭りの時に各家庭でつくられる祭り寿司を、倉敷の名物料理「倉敷寿司」としてアピールしていこうという取り組みで、市内16店舗が協力して一年以上にわたって続けられるロングランイベントだ。今日は1,500人分の寿司が用意され、伊東香織市長が錦糸卵を撒いて最後の仕上げ。集まった皆さんに振舞われていた。確かにこれまで食べ物の倉敷の名物は?と聞かれると白桃やマスカットかなあ、と応えるしかなかったのだが、これで胸を張って「倉敷寿司!」と答えられる。ぜひPRに貢献していきたい。今度自民党の国対に差し入れようかな…。

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(写真:(上)1,500人分のお寿司、(下)割烹着姿で卵を撒く伊東市長)

 午後はあいさつ回り。自民党へのお叱りも少なからずある。いろいろなことを発言する人がいるが、がたがたしても始まらない。黙々と支えるのみだ。

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