昨晩の夜中、誘惑に負けてつい「九州じゃんがら」のぼんしゃんらーめん全部入り+カピタンにんにく+ライスを食べに行ってしまった。朝起きたらやたら胃が重い。げっぷがにんにく臭い。宿舎の近所においしいラーメン屋があるのも考えものである。食欲に弱い自分が最も考えものなのだが。
院内にて9時40分の党国会対策委員会から日程スタート。村田委員長代理から参院の状況を伺う。23日の採決がどうなるかが一つの焦点であるが、おそらく思うようにはなるまい。法案説明は中座。
10時からストップ結核パートナーシップ推進議員連盟。橋本は事務局次長。海外の結核対策への日本の支援のあり方と、国内の結核対策の両方が議題。例の日比谷公園年越し派遣村にて結核患者が一人見つかり病院搬送された由。この方は入村時に発見されたので大事には至らずに済んだが、現下状況での非正規雇用の方々の感染症対策は急務だ。また、結核患者を受け入れると診療報酬上病院は不採算との報告もあった。それらの点について二次補正予算に向けて官邸に要望を行うこととなり、私が文案を作成することになった。
11時20分から内閣府亀水参事官と午後の道州制推進委員会について打ち合わせ。40分から総務省電気通信事業部武内部長らからIPv6関係の事業についてレク。地デジほど目立たないが、いずれ起こるIPv4アドレスプールの枯渇に備えた地道な活動が必要だ。
党本部へ徒歩で向かい、12時から社会保障制度調査会医療委員会。地域医療の確保に向け、日本医師会、日本歯科医師会、日本看護協会、日本薬剤師会、日本女医会からヒアリング。それぞれに重要な話なのだが、医師不足の医師会と過剰感のある歯科医師会が並んでも、ちょっとまとまりがない。私からは、病院休診等医療崩壊のの個別具体的な事例では大学医学部との関係等が問題になっている点を指摘し意見を伺う。あわせて実は病理医が最も不足しており、医療安全調査委員会の議論で今後論点となり得ることも指摘しておいた。
13時から、道州制推進本部道州制推進委員会の役員会。橋本は事務局次長で司会。北海道庁から、北海道道州制特区法に基づく第三次提案の説明を受ける。今回は本質的な提案が多い。国直轄事業の維持費の地元負担の廃止とか、政令市・特例市・中核市等の指定用件を条例で定められるようにする等。入れ替えで国土交通省、総務省、厚生労働省の意見も聞く。役所の理屈ばかりでなく、できるだけ北海道の要望に沿うように検討を求める。そのための特区なのだから。
14時から政調全体会議。少し遅れて参加すると、もう席が一杯。後ろの方の柱の陰しか空いていないのでそこに座る。税法の付則に将来の消費税増税について2011年という数字を書くべきかどうかが争点。一年生議員から中川秀直議員ら大御所までが手を上げて続々発言。(1)高齢社会における社会保障維持のためいずれ増税は不可欠、(2)しかし行革や天下り防止等も含め国民の理解は全く得られていない、(3)景気への影響も懸念多し(ただし好況になれば「景気の腰を折るな」という議論が必ず出るのだが)、(4)埋蔵金やらどこかから財源が湧いて出るという寝言を信じる議員は皆無、といったあたりがコンセンサス。あとは麻生総理を選んだ責任論や政党としての矜持、しかし民意は全く不評という現状との間で喧々諤々の議論。意見は収束に向かいつつあるように思える。あとは案文を見て議論をすべきであろう。こういう自由な議論ができるのが自民党の強みだし、そういう点をもっと多くの人に知ってほしいと思うのだが。2時間近く議論が続くが中座。

(写真:白熱する政調全体会議)
帰り道、参議院の議員会館に立ち寄り、民主党の鈴木寛議員にご挨拶。超党派の医療議連の事務局をされており、かつ橋本の大学の先生筋にもあたる。倉敷市の伊東市長とも懇意とか。自分の会館事務所に戻って、総務省移動通信課の竹内課長から3.9世代携帯電話の免許や電波割り当てについてレク、続いて経済産業省産業技術政策課の小林課長から産業活力活性化法改正案についてレク。ここまでで17時。
今後の日程の確認などをして東京駅に向かい、18時過ぎの「のぞみ」で帰倉。家に着くのは22時過ぎだ。八重洲口地下の大丸にて、ちょっと奮発しておいしいお弁当を買って車内で食べるのがわずかな楽しみ。こういう日々を東京では送ってます。