« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月

2009年1月31日 (土)

試験に出る

昨日は衆院本会議の代表質問を終え、急ぎ飛行機で帰岡。その足で倉敷での会合に二件出席。今朝はモーニングセミナーから日程スタート。その後久しぶりに倉敷駅前で街頭演説をした。

10時から、市役所横の倉敷市屋内水泳センターにて、全国シンクロナイズドスイミング審判講習・検定会。主管するNPO法人岡山県水泳連盟会長として一言挨拶する。昨年児島マリンプールで行ったJO杯大会のお礼を述べる。時間があったので、10分ほど聴講。内容はシンクロの採点基準等について。

シンクロは10点満点で、10点が「完璧」、0点が「完全な失敗」、5点が「普通」なのだそうだ。講師の方曰く「ときどき『完璧』を『完壁』と書く人がいますから、注意してください!『壁』と書いたら×にしますから」とのこと。全国のシンクロナイズドスイミングの審判員を目指す皆さん、漢字の練習も忘れずに!政治家も、だけど…。


080830jo_2

(写真:昨年夏のジュニアオリンピックカップ・シンクロ大会の一こま)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月29日 (木)

ICカードシステムPT

昨日14時30から、自民党e-Japan特命委員会・ICカードシステムに関するプロジェクトチームの第一回会合が開催され、出席してきた。

税法の議論の中で取り上げられた(所得税法附則参照)納税者番号制度だが、ただ納税のために使うというよりも、きちんと行政サービス全体を見直し便利な電子政府を実現するためにも、ここはきっちり進めなければならない部分である。やっとこういった議論ができる場ができたのは、めでたい。

納税者番号にせよ社会保障番号にせよ、いずれも「国民総背番号制」とレッテルを貼られ「名寄せの危険がある」といわれる。国民にID番号等を付することは政治的にヤタラと忌避されてきた。しかし年金記録問題はその「名寄せ」が正確にできないことが問題なのであって、ID番号がないことによる国民や国の逸失利益がきわめて大きいことが現に証明されたのだ。つい最近いただいた陳情で、「以前、病気で障害を持つ身になったが、障害年金をもらえることをつい最近まで知らず、時効で受け取れない額が多額に上った。なんとかならないか」という深刻なものがあった。これとて、きちんとIDを振り、医療と年金のシステムが連携していれば行政側からお知らせできたことだ。わざと行政間の情報を遮断しているから、個人に責任が負わされる制度になっているのである。

プレゼンでは、韓国や北欧で実現しているサービスの説明があった。オーストリアでは、個人IDを持たせつつ行政機関間の名寄せをさせない手法で電子政府が実現されている。速やかに日本でも実現できるようにすべきだ。

課題もある。ある出席議員が、「IDとかICとかITとか言葉が並んでるが、それぞれ何の略なのかわからん」と零していた。問われた自分もICのIはその場でパッとは出てこなかった(注:IC=integrated circuit/集積回路)。本質論ではないが、しかしそういうことに引っかかるのも人間なのである。地道な取り組みが必要であろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月28日 (水)

消費税上げについて

今日は麻生太郎総理の施政方針演説はじめ、政府四演説が衆院本会議で行われた。総理らしい色のにじむ、でもあまりケレン味の無い素直な演説だった。

おそらく消費税率上げの話が明日の新聞等で取り上げられるであろうし、代表質問でも出てくる話だろう。また中期プログラムや所得税法の附則に書くかどうかということで自民党内でも激しい議論があったのも既に報道の通りだ。そして以後も議論は続くし、続けなければならない。

ただ、政府は単に消費税を上げたいだけのか、というと話はそこまで単純ではない。その他の税についてもさまざまな見直しを同時に行うことになっているし、景気回復等の前提条件もきちんと書いてある。それを踏まえた議論をしてほしいと切に願う。

参考に、すったもんだの党内議論の末まとめられ、先日国会に提出された「所得税法等の一部を改正する法律案」の附則第百四条をタイプしてWebページとしてアップした。これを読めば、政府と自民党がどういう方向に税制を動かそうとしているかざっくりわかるはずだ。また、石破茂農水相の考えも本人のブログに記されている。橋本もほとんど同意見。あわせてぜひ参考にしていただきたい。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月27日 (火)

二次補正予算成立

結局、13時から両院協議会開会、今日は衆院自民党の衛藤征士郎議員が議長だったこともありスムーズに進行。17時40分から衆院本会議で河野洋平議長が衆院の議決が国会の議決となった由宣告し、補正予算成立。

これで生活対策がうてることになる。ただし参院で放置されている関連法案もいずれ再議決がいるが…。

明日からは来年度本予算の審議だ。頑張ろう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月26日 (月)

両院協議会、中途打ち切り

両院協議会、開いたけど先刻「本日はここまで」と参院・民主党の北沢俊美議長が打ち切り、参院・民主党メンバーは帰ってしまったとの由。明日再開の模様。

自分の徒労感も著しいが、それ以前に馬鹿馬鹿しくて国民の皆様に説明のしようがない。議論したいんだったら、本当に寝ずにやり尽くせ。衆院だけじゃなくて国会皆解散して全部一からやり直した方がいい気すらしてくる。やれやれ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

両院協議会が開かない

朝の新幹線で上京。13時から参院本会議を院内のテレビで見る。補正予算案を修正議決。それを受けて、14時半から衆院本会議。こちらでは、参院からの修正案を否決。両院の意志が異なることとなり、憲法60条2項の規定により両院協議会の開催となる。両院協議会の議員が議長から指名され、衆院本会議は15時過ぎに休憩。

…で、20時半すぎの今に至るまで両院協議会が開かれていない。19時のNHKニュースでは何か理由を説明していたがよくわからなかった。その間、おそらく衆参のほぼ全議員は「近所で待機」状態の筈である。当然ながらアルコール入りで本会議に出てはいけないため、ちょっと一杯飲んで時間潰そうか、というわけにもいかない。先日の「ストップ結核パートナーシップ議連」の申し入れの案文などを作成して時間を使っているが、まあなんともいえない妙な時間ではある。ちなみに両院協議会が終了した場合、衆院本会議が再開する。所用5分。そのために待つ。

報道によると、小沢一郎代表は昼の本会議で姿を見ないと思ったら、富山に出馬要請に出かけていたとか。相変わらずだが、やっぱり如何なものか。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月25日 (日)

投票

倉敷市議会議員選挙の投票日。夕方、妻と二人で大高小学校に設置された投票所に向かい、投票した。

どなたの名前を書くか事前にいろいろ考えてはいたが、いざ記入所で鉛筆を持ち候補者のリストを眼前にすると、いろいろなことが頭を巡り少し逡巡してしまう。主張や実績、いろいろなご縁、選挙の情勢、などなど。あの人に、いやこの人も、うーんこちらの人も、などと考え出すとキリがなくなる。結局は最初に考えていた候補の名前を書いて、投票した。あとは開票の結果を待つのみである。それぞれの候補者も、最も不安な時間を過ごしていることだろう。

いずれ自分の名前も候補者リストに載り、記入所でどうしようか考えられることになる。自信を持って書いていただけるように、努力精進しなければならない。


| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月24日 (土)

景況感3

妻が、ある新年会で聞いてきた話。

お餅屋さんは大晦日までが忙しい。例年は高校生のバイトを雇ってなだめすかして働いてもらっていたが、今年は水島企業の正社員が「安くてもいいから働かせて下さい」といって夫婦でやってきた。大晦日までよほど高校生よりもシャンと働いて、高くもない給料を受け取って「これで年が越せます。また何かあれば声をかけて」と言って帰っていった。そのお餅屋さん曰く「三十何年か続けているがこんなことは初めて」と。

今日の朝刊で、三菱自工水島製作所のラインを二月は「四日」だけ稼動させると出ていた。本来は「二十一日」のところを、である。仕事量は1/5、当然ながら協力工場の受注もそれ以下になり、殆ど災害に近い惨状が予想される。お餅屋さんは正月が明けるともう求人はない。そのご夫婦はどうしているのだろう?

こんな時に参院予算委員会は総理の漢字力テストをやってるのだ。何をかいわんや、である。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月22日 (木)

子供発熱

昨日今日と、倉敷市議会議員選挙の候補者各事務所を激励して歩く。それぞれに必ず勝利を収めますように。夜新幹線で上京。

昨日から生後10ヶ月の二男が風邪を引き発熱している。こういう時は眠りが浅く、夜泣きでたびたび起こされることになるが、そこは4人目、慣れたもの。妻と交替で休み、起きている方が面倒を見ることにする。昨晩は先に休ませてもらい、明け方から僕がグズる坊主の面倒を見た。泣き出すと抱っこしたりあやしたり。そのためいささか眠い。今日もまだ熱はあるらしいが今晩は自分は東京だ。心配。いちおう父親として育児参加しているのです。居るときは…。

風邪引きが出ると、他の家族に感染らないように体力をつけるべしと、サプリメント好きの妻が幾種類ものビタミン剤やら何やらをセットを用意してくれる。自分は薬嫌いなのだが、心配性も妻の愛情と信じて、目をつぶって飲下す。他の子どもたちにも飲ませている。おかげで?他の皆は快調。小学6年生を筆頭にオリンピック毎に4人の子どもを産み育ててくれている妻栄里子に、改めて感謝。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月20日 (火)

東京でのある一日

昨晩の夜中、誘惑に負けてつい「九州じゃんがら」のぼんしゃんらーめん全部入り+カピタンにんにく+ライスを食べに行ってしまった。朝起きたらやたら胃が重い。げっぷがにんにく臭い。宿舎の近所においしいラーメン屋があるのも考えものである。食欲に弱い自分が最も考えものなのだが。

院内にて9時40分の党国会対策委員会から日程スタート。村田委員長代理から参院の状況を伺う。23日の採決がどうなるかが一つの焦点であるが、おそらく思うようにはなるまい。法案説明は中座。

10時からストップ結核パートナーシップ推進議員連盟。橋本は事務局次長。海外の結核対策への日本の支援のあり方と、国内の結核対策の両方が議題。例の日比谷公園年越し派遣村にて結核患者が一人見つかり病院搬送された由。この方は入村時に発見されたので大事には至らずに済んだが、現下状況での非正規雇用の方々の感染症対策は急務だ。また、結核患者を受け入れると診療報酬上病院は不採算との報告もあった。それらの点について二次補正予算に向けて官邸に要望を行うこととなり、私が文案を作成することになった。

11時20分から内閣府亀水参事官と午後の道州制推進委員会について打ち合わせ。40分から総務省電気通信事業部武内部長らからIPv6関係の事業についてレク。地デジほど目立たないが、いずれ起こるIPv4アドレスプールの枯渇に備えた地道な活動が必要だ。

党本部へ徒歩で向かい、12時から社会保障制度調査会医療委員会。地域医療の確保に向け、日本医師会、日本歯科医師会、日本看護協会、日本薬剤師会、日本女医会からヒアリング。それぞれに重要な話なのだが、医師不足の医師会と過剰感のある歯科医師会が並んでも、ちょっとまとまりがない。私からは、病院休診等医療崩壊のの個別具体的な事例では大学医学部との関係等が問題になっている点を指摘し意見を伺う。あわせて実は病理医が最も不足しており、医療安全調査委員会の議論で今後論点となり得ることも指摘しておいた。

13時から、道州制推進本部道州制推進委員会の役員会。橋本は事務局次長で司会。北海道庁から、北海道道州制特区法に基づく第三次提案の説明を受ける。今回は本質的な提案が多い。国直轄事業の維持費の地元負担の廃止とか、政令市・特例市・中核市等の指定用件を条例で定められるようにする等。入れ替えで国土交通省、総務省、厚生労働省の意見も聞く。役所の理屈ばかりでなく、できるだけ北海道の要望に沿うように検討を求める。そのための特区なのだから。

14時から政調全体会議。少し遅れて参加すると、もう席が一杯。後ろの方の柱の陰しか空いていないのでそこに座る。税法の付則に将来の消費税増税について2011年という数字を書くべきかどうかが争点。一年生議員から中川秀直議員ら大御所までが手を上げて続々発言。(1)高齢社会における社会保障維持のためいずれ増税は不可欠、(2)しかし行革や天下り防止等も含め国民の理解は全く得られていない、(3)景気への影響も懸念多し(ただし好況になれば「景気の腰を折るな」という議論が必ず出るのだが)、(4)埋蔵金やらどこかから財源が湧いて出るという寝言を信じる議員は皆無、といったあたりがコンセンサス。あとは麻生総理を選んだ責任論や政党としての矜持、しかし民意は全く不評という現状との間で喧々諤々の議論。意見は収束に向かいつつあるように思える。あとは案文を見て議論をすべきであろう。こういう自由な議論ができるのが自民党の強みだし、そういう点をもっと多くの人に知ってほしいと思うのだが。2時間近く議論が続くが中座。

090120

(写真:白熱する政調全体会議)

帰り道、参議院の議員会館に立ち寄り、民主党の鈴木寛議員にご挨拶。超党派の医療議連の事務局をされており、かつ橋本の大学の先生筋にもあたる。倉敷市の伊東市長とも懇意とか。自分の会館事務所に戻って、総務省移動通信課の竹内課長から3.9世代携帯電話の免許や電波割り当てについてレク、続いて経済産業省産業技術政策課の小林課長から産業活力活性化法改正案についてレク。ここまでで17時。

今後の日程の確認などをして東京駅に向かい、18時過ぎの「のぞみ」で帰倉。家に着くのは22時過ぎだ。八重洲口地下の大丸にて、ちょっと奮発しておいしいお弁当を買って車内で食べるのがわずかな楽しみ。こういう日々を東京では送ってます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月19日 (月)

足許に注意すべし!

朝、早島にて街頭演説。新年会と挨拶まわりの後、夜、新幹線で上京。

新幹線にのる前、新倉敷駅にてよそ見しながら歩いていたら、フラワーポットにおもいきり蹴躓いて、転倒。とっさの受け身で頭を打つこともなく、手にもっていたノートPCも無事だったが、すねに傷持つ男になってしまった。若干アルコール入りということもあり、ズキズキ痛い。コブも出来ている。

しっかり前を向いて、特に足許に注意をして進め、という天の警告と思おう。皆さんもご注意を。

しかし、さすが弁慶の泣きどころ、痛いデス…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月18日 (日)

倉敷市議会議員選挙

今日18日、倉敷市議会議員選挙告示。自民党大会を東京でやっている筈だがそちらは欠席して、倉敷にて各候補の激励に回る。

今回は定数が合併特例分減員となり、新人も多数立候補しており激戦模様。国会の方は参議院予算委員会が動く模様のため衆議院は今のところ予定がない。今週は、同志候補の必勝を願って、走り回るばかりである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月16日 (金)

新政策集団

昨晩新幹線で上京、今日は東京にて挨拶まわり等の後、夜に新幹線で帰倉。

離党した渡辺喜美議員が江田憲二議員らと新政策集団の立ち上げを発表した。たまたま記者会見をテレビで見ることができた。正しいかどうかは別にして、言ってる内容自体は多くの国民の共感を得るのではないか。「政局の争いばかり続くため、政治全体に国民がうんざりしている」。あの記者会見を見て、そうだ!と合いの手を入れたくなった人は、少なくあるまい。

永田町界隈では冷ややかな受け止め方が主流のようだが、個人的にはこれをどう受け止めるか、注意が必要だと思っている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月15日 (木)

景況感 その2

 今日は水島にて朝から街宣(寒かった!!)の後、企業への挨拶周り。その中の一社で伺った話。

 くず鉄の価格が昨年夏まで激しく急騰し、そこから一気に下落していたが、また最近じりじり上昇傾向にあるのだとか。建設会社は鉄筋等について値下げが見越せる場合は買い控える(待った方が安くなるから)が、底を打ったら買いに走るはず、との由。

 なんでも、グリーンスパン前FRB議長に「無人島に一人残されたとき、経済指標を一つ選ぶとしたら」と質問したら「くず鉄の価格」と答えたとのこと。それだけ市況を反映する良い経済指標なのだそうだ。だからこれは、良いニュースである。厳しいニュースは少なからずあるが、良いニュースを書く。

 ところで、無人島で一人残された時に何故経済指標が必要なのか、よくわからないのだけど。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

定額給付金について

 何件かコメントをいただいています。すべて拝見した上で、私は既に賛成してしまった身であるということは、ご理解いただければ幸いです。その自分の行動でなんと言われようとも、致し方ありません。

 ただ「2兆円あったらこういう使い方をすべきだ」というご提案的なコメントも少なくないので一言申し上げます。ぜひ、給付を受けた皆様が、そのようにお使いください。もちろん普通に生活費として使ってくださってかまいませんし、家族で焼肉を食べに行くというのも良いです。同時に「政府の金なんか貰えるか!」という誇り高い方は、たとえば赤い羽根共同募金に寄付したり、あしなが育英会に寄付してもよいのです。それでどれだけの困った方々が助かるか。或いは破綻した北海道夕張市でがんばってる診療所「夕張希望の杜」に寄付してもよいでしょうし、近所の福祉施設に寄付してもよいのです。一人でできなければ、そういう運動を起こすことも、できます。

 この政策の景気対策としての効果が出るかどうかの本質は「受け取るかどうか」ではなく「どう使うか」です。そしてそれは、給付を受けたお一人お一人の賢明なご判断にかかっているのです。ただ評論家や傍観者のように「無駄だ」「バラマキだ」「私はイラナイ」と決め付けるのではなく、自らが国家予算の一部をどう執行すれば社会の役に立つか真剣に考え、使ってください。官僚や政治家では手が届かないところに、手が届くかもしれません。それが積み重なれば、日本は必ずもっと良くなります。

 これが賛成者としての願いです。どうぞお汲み取りいただけますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

民主党の良心

 先日の衆院本会議の前に渡辺喜美議員が自民党を離党し、採決時に松浪健太議員が退場したのは報道された通りである。

 同時に、採決前に退席した民主党議員の中で、唯一、市村浩一郎議員は着席し続け、同僚の説得に抵抗を示し、最終的にやむなく手を引かれて退席されたように見えた。市村議員の本心はわからないが、自分の賛否をきちんと示したかったのか。だとすれば、彼の議員としての良心を垣間見た気がする。

 このことは何故かあまり報道されていないようなので、敢えてブログに記す。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月14日 (水)

富士山

富士山
今日の「のぞみ」車窓からの富士山。大気も澄んでいて、とても綺麗。

昨日は結局、1時間20分遅れで総務委員会開会、質疑後民主党議員退席の中で5時頃採決。6時過ぎに本会議開会、7時過ぎに散会。

補正予算早期成立目指して働くが、こういう日は一面でやり場のない無力感が漂うのも事実。風邪気味のせいもあるかも知れないが。

だからこそ美しい富士の姿や抜けるような晴天が、しみじみうれしい。

さあ、今日も頑張ろう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月13日 (火)

予算委終了

予算委終了
さきほど予算委終了。採決時、民主党の外野諸氏はさっとポケットから抗議のプラカードを取り出し頭上に掲げる。周到な用意とヒマさ加減には恐れ入るが、気にしないで粛々と採決。
次は総務委員会が30分遅れで13時半頃から開会の予定。写真は開会を待つ総務委員会室。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

予算委員会未だ開会せず

予算委員会未だ開会せず
9時開会予定の衆院予算委が開きません。理事会が長引いている模様。
野党議員はうじゃうじゃいますが委員席に着席しません。
今日も遅くなりそう。。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月12日 (月)

連合岡山との懇談

 今日は朝、早島・無津にて街宣。途中雪が降ってきた。頭の中に「♪ゆ~き~が降~る街を~」が巡る中、景気対策や定額給付金について街頭演説。

 その後、岡山プラザホテルにて連合岡山の方々と懇談。党本部では連絡はあるものの、岡山県連レベルでは初めて。しかし景気の悪化・雇用危機といった現状を踏まえ、双方合意により実現した。こちらは逢沢一郎県連会長以下全国会議員、連合側は二宮卓志会長以下10名の方々。出た主な議論は以下。

・非正規の方の生活の安定ができなかったことが問題。派遣元がきちんと正規雇用者とすべき。

・業種により状況や固有の文化が異なる。ワークシェアリングや派遣の是非等は、一律に議論すべきでない。

・人事部でなく購買部で派遣を取り扱う企業がある。人扱いしてない!

・正社員にとっても状況は厳しい。現在の生活の不安よりも、将来の雇用継続の不安の方が強い。

・賃金構造配分を見直す中でワークシェアリングを考えるべき。

・働く社会人としての常識や意識を、若者に連合が広めるべき。

 などなど。その他雇用保険や生活対策等の具体的な施策に対する要望等を伺い、継続的に議論する機会を設けることを約束して一時間半を超える議論を終了。自民党岡山県連としても「緊急雇用・労働対策本部」を設置し、ひきつづきこの問題に取り組むこととなる。選挙区に水島コンビナート抱えるものとして、また今後の派遣法改正議論に向けていい勉強になった。

 その後、下津井にて新年会、再び岡山に戻って萩原誠司議員の新年会、さらに再び下津井にて新年会、その足でJR児島駅から上京。明日は補正予算および関係法案の採決の予定だ。ガンバロウ!

090112

(写真:夜の下津井瀬戸大橋。昼間は坂出まで良く見えていた)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月11日 (日)

新年会・二院制

 昨日は、朝の経営者セミナーののち、霞橋西詰で街宣。玉島遺族会の新年会を皮切りに、夜までかかって倉敷・岡山にて新年会等が8件。酔っ払いながらそれぞれの会に新年のご挨拶等を申し上げてゆく。

そのひとつ、石井正弘知事の新年会にて、江田五月議長のお話を伺った。十二年前に激戦を戦ったお二人が並んでニコニコしてるのは感慨深いというかなんというか、である。ただお話の途中、江田議長が衆院の解散を促すような発言をされたのは、如何なものか。普段、参院の独立を唱え守られており、かつ本来政治的中立を守るべきお立場の方から衆院について云々されるのは、衆院の議員として甚だしく心外といわざるを得ない。

そうやって、境界をあいまいにした言動をするから、「じゃあ二つもいらないじゃない」という話に繋がるのだ。衆議院・参議院の意義や位置づけ、権能を本当はもっと明確にすべきと思うし、今のままなら一院で十分と思う。

 今日はマスカット球場にて倉敷市の成人式。近くの交差点で街宣。普段より華やかな新成人にご挨拶と握手。その後はあいさつ回り。日も照るが、雪もちらつく。

090111

(写真:冬空の水玉ブリッジライン)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月10日 (土)

バッファーとしての故郷

 年越し派遣村などの報道が相次いだ。また先日も三菱自工水島製作所にて人員削減の追加発表があった。雇用環境の厳しさはなお募るし、おそらく今後しばらくさらに辛いニュースが続く覚悟が要る。

 もちろんギンガマンさんのコメントのように派遣という労働形態のあり方も問われなければならない。同時に年末・年始の派遣村の報道などで私が感じたのは「身寄りや実家に帰れない人がこんなにいるんだ」ということ。もちろん事情はそれぞれにあるのだろうが、いずれにしても「一旦実家に帰ってじっくり仕事を探す」という選択肢をとれないから、いきなり路頭に迷うことになるはずなのだ。「故郷」はどこに消えた?

 家族形態の話でもあり、地域の話でもあり、産業構造の話でもある。社会保障も関係してくるだろう。たとえば限界集落の問題の裏面が派遣村なのかもしれないし、都市独居の問題の裏面が派遣村なのかもしれない。農業を稼げる産業にすれば、派遣村は不要になる筈だ。

 われわれが切り捨てたものが何なのか、この機会に見直さなければならない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月 8日 (木)

景況感

昨日は水島コンビナート企業の年始挨拶周り。夜上京して、平成研究会の総会や予算委員会の差し替え出席とともに、東京でお世話になっている団体や企業にご挨拶に回った。

どこに行っても、景気の話になる。当然ながら前向きの話はほとんどない。水島でも造船や食品関係を除き、操業ペースを軒並み落としている。製造業の各社はスリム化して歯を食いしばって現状を耐えている。協力会社の方々も同様だ。水島三菱病院の閉院決定も、地元にとっては辛い話。医療体制も深刻である。

ただ東京で話を聞くと、製造業以外の名の知れた会社で、今月相当危険な状態にあるものがある由。派遣の方々の雇用も問題ではあるが、会社が倒れたら影響はそれどころではない。まだこれから悪いニュースが来る覚悟が必要だ。

こういうときに、国会の不毛な(と僕が言っちゃいけないのだが)議論に足をとられて政府が機動的に動けないのは、正直歯がゆい思いがするのである。まだ理事懇談会で議論中だが、どうやら衆院総務委も明日立ちそうにない。これから新幹線で帰倉。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月 6日 (火)

財政演説に対する代表質問

 昨日は財政演説後、竹下亘議員らと会食、情報交換。その後最終の新幹線で帰倉。今朝は7時から水島・開新橋で街宣。企業に年始のご挨拶に伺ったのち飛行機で上京。眠い。

 午後1時から衆院本会議。財政演説に対する各党代表質問。野党の代表質問はワンパターンで新味なし。金融・景気の悪化を「麻生内閣による人災」と決めつけ、定額給付金を無意味と切り捨て、必ず日々谷公園の派遣村の話を取り上げる。景気や雇用に迅速な対策を求めつつ、一刻も早い退陣または解散をも求めるのは、無理な注文というもの。社民党の辻元清美議員が農業について取り上げたのがやや提案的だったくらいか。一方与党側の質問は丁寧かつ真摯ではあったものの、あまりインパクトもなかった。

 定額給付金を止め、地方自治体に配ったらどうかという提案が民主党・鳩山由紀夫幹事長からあった。自治体が自由に使えるお金が増える、との理由による。では何故、国民各自が自由に使えるお金が増えることが批判されなければならないのか。また国民は貯蓄に回してしまい効果がないという給付金への批判があるが、自治体が借金の返済に回さないという保障はあるのか。結局、反対のための反対という感は拭えず。

 永田元議員の件から数日しか経ってないにも関わらず、「愛のある政治が必要」と臆面なく発言された鳩山氏の感覚には、ちょっと僕には絶望的についていけないものを感じた。政党が違うからどうでもいいんだけど。

 補正予算関連法案の財務金融・総務・国土交通各委員会への付託に野党は反対し、議院運営委員会で採決によって付託したとか。議論そのものすら否定するのであれば、何のための国会か。とはいえこうなったら全て強行採決になるのだろう。釈然としない思いを持ちつつ、夕方の新幹線で帰倉。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年1月 5日 (月)

希望戦士イシダム

 さきほど都内某所において「希望戦士イシダム」饅頭の入手に成功した。さっそくレポートする。

まず、パッケージ。左側の文字が最近のMGガンプラのボックスアートっぽい。ただし背景が「ふるさと:大山基地」となっているのは、本人的には少し残念らしい。選挙区が違うからである。

箱側面に「希望戦士イシダムは、日本の平和を守る愛国の戦士。自慢の丁寧な口調と愛するプラモデルで日夜戦っている!頑張れ、イシダム。負けるな、イシダム!日本の未来は君にかかっている!」との説明あり。「共に戦う太郎マン」が、「こいつ…動くぞ!」とか呟いている。この辺で取り上げてくれないかな…。ダメか。

090105_4

(どう見ても饅頭の箱には見えない素敵なパッケージ)

090105_5

(アップ。やはり、この言葉を吐くのである。)

090105_6

(この顔でこう言われても…)

中身は、おまんじゅう8個+オリジナル缶バッジ入り。

090105_7
(中身はお菓子でした。ここでプラモデルのランナーが入ってたら相当おかしいんだけど)

090105_8
(至極普通に、鳥取名産・二十世紀梨味のお菓子としていただけます。)

なお実は1/144スケールモデルらしい。本物はどんだけデカイんだろう。

090105_10


| | コメント (0) | トラックバック (0)

仕事始め

昨晩、最終の飛行機で上京。知己の方々と軽く飲んでエネルギー充填。貴重なお話を伺う。

で、今日は、仕事始め。11時から自民党本部の仕事始め、11時半から院内で両院議員総会、12時から衆院本会議で開会の報告、13時から参院本会議場にて陛下ご臨席の元、開会式。

麻生総理、細田幹事長は、早期に予算を通し、景気回復に向けて一丸となってがんばろう!という檄を飛ばす。何人かの方々に渡辺喜美議員のことをたずねてみるが「彼は前から言ってたし…」という反応が多かった。
何はともあれ、議員は国会が職場である。この通常国会も充実したものにする決意。

090105

(挨拶する麻生総理。やや緊張の面持ち)

090105_2

(石原三兄弟…ひとりだけ違う方もいますが)

090105_3

(両大臣に囲まれて。もうちょっと真ん中に撮ってほしかったな…。>撮影をお願いした某議員)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月 4日 (日)

永田議員

 当選した直後、衆院郵政民営化特別委員会に所属した。そこで、民主党の対案提出者として、当時の竹中平蔵担当大臣と提出者席に並んで座っておられたのが顔を合わせた最初。強引な答弁にヤジを飛ばしたら、「新人が何もわかってないくせに!」とか言い返され、私の隣席の馳浩議員に「提出者席からヤジるな!」とさらにヤジり返されて目を白黒させていた。

 その後、偽メール事件で批判にさらされ議員を辞職された。焦っておられたのか。しかし同時に前原誠司代表も辞任をされたため民主党は小沢一郎代表になり、今に至っているのだ。あの件がなければ今はどうなっていたのだろう?

 政党が異なるとはいえ、同時期に職場を共にした元同僚の自殺の報は、とても辛いニュース。心からご冥福をお祈りします。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月 3日 (土)

今年の目標

今日も終日あいさつ回り。3日となると、お出かけの方も多いのか留守宅も多かった。それでも礼は尽くさなければならない。

さて、今年の目標、というかテーマを三つここで掲げておく。昨日メールマガジンで配信したので、ご覧の方もあるかも知れない。

【1.政治への信頼を取り戻す!】

 「ねじれ国会」となって以降、与野党を問わず常に党利党略を念頭に政策が語られる。その結果「本当に政治家は国民のことを考えているのか?」という声があまりにも多く聞かれる。正直、忸怩たる思いを感じざるを得ない。改めて、「政治は弱者のためにある」という言葉を常に意識し行動することを誓う。

【2.子どもが当たり前に大事にされる社会をつくる!】

 人口減少だ!少子化対策だ!と言いつつ、未だに虐待や非行といった事件が相次ぐ日本社会は、どこか間違っている。倉敷でも一昨年に虐待が疑われる事件もあった。教育、児童福祉、産科・小児科医療、雇用・労働、地域・家庭、治安といった様々な政策分野を横断的に組み合わせなければならない。今年は「子ども」を政策テーマとして取り組む。

 参考:子どもたちが笑う日本をつくるために。

【3.選挙で勝利する!】

 どんな立派な目標を立てても、議員として選んでいただけなければ意味がない。今年は必ず衆議院総選挙がある。ずばり「選挙で勝つ」ため、日々の活動に精進する。

 いずれも実現は容易ではなく挑戦的なテーマではあるが、折角、年初に誓うのだからと、大きく掲げさせてみた。掲げたからには、全力で取り組む。
 今年も引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 2日 (金)

定額給付金

今日は終日、年始のあいさつ回り。国会のスタートが早いので、やや急ぎ足。

しかし、どこに行っても、定額給付金は評判がよろしくない。主な論点。

1.もっといい使い道につかうべし。
2.みな貯金に回るから景気対策にならない。
3.消費税を下げた方が手間がかからない。
4.身の回りやマスコミで良い評価をしている人は誰もいない。

といったところ。これは謙虚に受け止めなければならない。むしろ「政府の金なんか貰えるか!」と誇り高い方が多いのは、喜ぶべきことでもあろう。さて…。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年1月 1日 (木)

初日の出

初日の出
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

足高山からの初日の出。今年も頑張るぞ!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »