子育て講座特別編
かねて、倉敷公民館の講座「絆創る乳幼児期のびのび子育て」を受講している。今日はその特別編で、講師に木村まさ子さんをお迎えした第一部の講演、および伊東香織市長も入った第二部のセッションがあった。私も受講生の一員として参加し、壇上で発言させてもらった。
木村さんの講演は、「いただきます」「おいしい!」「ごちそうさま!」「大好き!」そして「おはよう!」といった美しい言葉を自分から語りかけることが、いかに自分や子どもたちに希望や素晴らしい効果をもたらすか、それが命のつながりにどれだけ大事なことか、というお話。最後に「言葉とは最後に羽織る衣かな」という川柳の紹介があった。いちいちうなづいて聞きつつも、わがボスのことがどうしても頭に浮かんでしまう。うーん…。
セッションでは、講座受講生の方々がそれぞれの体験をお話になったあと、私から「経済支援だけが子育て対策じゃないと思ってる」と話を振ったところから、木村さんトークが炸裂。
・お金で子どもを生ませるなんてとんでもない、
・「男らしさ」「女らしさ」が大事、
・「この人の子どもを生みたい!」と女に思わせる男が少なすぎる、
・母になるのに身につけておくべき知恵が途切れているのが問題、
・子育てが「大変」という言葉を使わない。楽しまなきゃ! etc.etc...。
私も壇上唯一の父親として、また議員としても自分の経験や思いもお話させていただいた。最後に木村さんは、「一人ひとりが一歩を踏み出すことが大事」と締めくくられた。皆さん晴れ晴れした表情で帰っていかれたのがとても印象的だった。
子育てについては、以前「子どもたちが笑う日本をつくるために」というエントリで思いを書いている。命の繋がりができない社会は間違っている。どうにかしなければならない。今日のようなお話にできるだけ多くの人が耳を傾けてくだされば、きっと社会は変わる。そういう希望を持った会だった。
| 固定リンク
「05.子育て・青少年・少子化」カテゴリの記事
- 「こども未来戦略方針」の具体化に関する提言(2023.06.15)
- 「次元の異なる少子化対策」への挑戦に向けて(論点整理)(2023.03.29)
- 子ども手当法案に自民党が反対した理由について(2023.02.07)
- こども関係予算の拡充に関する決議(2022.12.14)
- 児童手当に関する財務省資料について(2019.11.24)
コメント