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2008年12月16日 (火)

道路財源から2200億円削減分の補完へ

今日は東京。予算関係のレク等。お昼は麻生総理が当選一回の83会メンバーを官邸にお招きくださり、カレーライスをいただく。83会側も60人以上が集まり、総理を激励。

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(写真:スピーチする総理。話は経済・外交等にも及んだ。)

総理のお話の中で、来年度予算の社会保障費用増加分の2200億円削減のシーリングについて、道路特定財源を一般化した中から600億円手当てする、というお話があった。これは大拍手。その後、医療政策の勉強会メンバーで自民党本部に保利耕輔政調会長に要望に伺ったときも、同じ話が出され、残りについても「社会保障費の外からなんとか1600億円確保する。ちゃんとやりますから、任せて」とのご発言。

社会保障費は、高齢化の進展等により毎年国の予算ベースで8800億円増加するところ、6600億円しか伸ばさない(=増加分のうち2200億円を削る)ということに「骨太の方針」でなっている。しかし既に現場では限界を超えている中で、このシーリングをかけ続けるわけにはいかない。僕も、この枠を外すべきと主張してきた。

今回、このルール自体は維持することとしつつ、実質面で手当てしようということ。ルールについては、新しいものを考えなければ、ただ無くせばよいものでもないのだからこれは引き続き考えなければならないが、医療や介護の現場を鑑みるに、ここまで踏み込んで考えているのはありがたいことだ。しっかり実現させます。

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(写真:2200億円削減反対のシンボル、黄色いリボン。拉致の青リボンほど有名じゃないけれど)

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コメント

冗談じゃない
道路特定財源は本来道路関係に特化したもので暫定なはず 車に乗る者だけが何で一般のことまで負担するのか 本来の名目を逸脱した使い方は納得できない
だから無駄遣いが多くても是正できていない 残った予算は還元するなり 減額するなりしてほしい そこから新たに新設してみんなに公平に徴収して使う 使い方の精査はできているのでしょうか?

投稿: ギンガマン | 2008年12月17日 (水) 10時11分

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