委員会あれこれ
今日は朝から夕方まで衆院経済産業委員会。質疑は中小企業金融の問題、いわゆる「貸し渋り・貸しはがし」対策に集中。二次補正が年明けになっても、とりあえず先日の補正予算の分の9兆円の対策で十分つなげるので大丈夫、との経産省の答弁。ただ与党議員を含めて、もっとリスクをとって積極的に動け!という声が多い。平将明議員や木挽司議員など、聞かせる質疑が多かった。
今日は自分の質疑はないので、ひたすら自席に着いて、質疑を聞いている。持ってきた資料に目を通したりもするが、とにかく座っている。採決もないので、本当に座っている。採決も無く質疑が無い議員の存在意義は、実際のところ定足数を満たすことと質疑の立会人的な意味合いくらいである。もちろん、選ばれて議員となっているわけだから、それはそれでしっかり務めなければならない。質疑を聞いていれば自分の勉強にもなる。しかし、今日のような波乱の無いテーマや状況の場合、手持ち無沙汰感が漂うのも否めない事実。なお、携帯は当然ながら禁止だが、ノートPCでの作業は許される。
委員会によって、雰囲気も異なる。経済産業委員会は「中小企業の振興」「国際競争力の向上」「資源外交の推進」等のテーマで与野党目指す方向があまり違わず(共産党さんだけ独自の主張がある場合があるが)比較的平和な委員会である。同様に、環境委員会あたりも相当平和的である。一方、厚生労働委員会や意外に法務委員会あたりは、対決姿勢が色濃く、しばしば審議がストップする。総務委員会は、普段は落ち着いているが、荒れる時は荒れる。
普段あまり注目されない国会の各委員会であるが、国会議員の表舞台でもある。ぜひ機会があれば見学に訪れてほしい。なお、「衆議院TV」にてインターネットで動画も見られる。そちらもぜひご活用を。
(写真:今日、ではなくて二年半前の経産委での質問時。髪が長い…)
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コメント
書き忘れましたが、コメントのチェックが遅くなりました。発熱のせいでぼーっとしていました。みなさま、お許しを!いつも愛あるコメント、ありがとうございます!
投稿: 橋本岳 | 2008年11月26日 (水) 22時15分
お疲れさまです
体調はよくなっていますか
お大事に
投稿: ギンガマン | 2008年11月26日 (水) 23時03分
平将明様の質問、拝聴しました。
御紹介いただきましたこと、嬉しく思います。経済音痴で論評などできませんが、豊富な知識・体験からの御質問だということが分かりました。失礼なことを申しますと、まるで、野党のような真摯さでした。
平様のWEBに佐藤ゆかり様が出ていましたが、佐藤様、地元で着実に浸透していらっしゃいますね。ポスターがとてもステキです。
投稿: 及川健二 | 2008年11月28日 (金) 20時01分