医療に対する「当たり前」感を駆逐するために
前のエントリで記した医療に関する論文、「ウェブページ」という機能を使って掲載しました。左側のバーに表示がありますので、「医療に対する「当たり前」感を駆逐するために」ををクリックしてご覧ください。
内容的には、読む方によっては「もうやってるよ!」と思われる方も少なくないと思います。しかし、医療者同士のコミュニティにとどまることなく、非医療者の方に伝える努力を行っているかという点も、どうぞご留意ください。どのような立場にしても、「当然」「当たり前」という言葉は、あまり他の人の立場に立った表現とは言えないように最近感じています。「一般的」「順当」といった表現で置き換えるだけでも、読む側の印象はだいぶ違うのではないでしょうか。
※「農家こうめのワイン」というブログで取り上げていただきました。ありがとうございました。
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コメント
確かに、病院経営という視点から経済効率を追求することは、当然のことでしょう。しかし、医療従事者にもう少し余裕を与えるために医師の増加、小児科等への点数上の優遇等、現に行われていることではありますが、まだまだ不十分であると思います。健保財政が厳しいことは理解できます。しかし、医療の質低下につながる効率性だけを求めていては国民のためになりません。医師と患者の信頼関係を構築するためにも、医師の多面的余裕が必要じゃないでしょうか。
先生のご活躍期待しております。
投稿: イワサキ | 2008年11月 5日 (水) 17時06分
「農家こうめのワイン」のkoumeと申します。今回は、僭越きわまる私のエントリにトラックバックを頂き、ありがとうございました。
ほとんど調べずに書いていたもので、ブログをやっていらっしゃることなど、見落としておりました。これから勉強させていただきます。
今後のご活躍を心から応援しております。
投稿: koume | 2008年11月 5日 (水) 18時39分