給付金の使い方
今日は午前午後と衆院総務委員会。やはりどうしても今の時期、主に定額給付金が話題にならざるを得ない。現時点でツッコミどころ満載というのは否定し難いところ。鳩山邦夫大臣もつらいところとは思われるが、ご自分の言葉で思いを語りつつ上手く乗り切る。人徳か。
マスコミ評価的にも罵詈雑言の嵐のこの制度なのだが、それだけとやかく言うのであれば、「この給付金で、福祉団体に寄付しよう!」とかいうキャンペーンがあってもいいのになと思う。無駄とかバラマキとかいうのであれば当然そう思う人は自分には不要ということなんだろうし、だとすれば所得制限があろうがなんであろうがもらえるものはもらい、そして自分が望ましいと思う使い方を考え実行するというのはとても小気味良い批判姿勢だと思うのだが。少なくとも埋蔵金のままあるよりも有意義だと思う。どうでしょう?
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コメント
そくいただきたい私ですが…
問題は市町村に渡すのにもっとつめてたほうがよかったのではと思いますが…
どうなんでしょうね?
投稿: はる | 2008年11月14日 (金) 06時27分
「この給付金で、福祉団体に寄付しよう」はまた別の話ではないかと思います
福祉医療費の改善はそれぞれの部署で対処してほしい
給付金では個人の不況感の低減のため消費を促し活性化するのが本来の目的のように思います 寄付する前にせっかく国から資金が出るのだからみんなでしっかり使って景気を少しでも盛り上げ様にはならないですか?
いらない人がみんな寄付 使いたい人も右に習え 罪悪感から寄付に廻されたら本来の目的から外れそうではないか また 小児科医師の争奪による給与の高騰に医療機関で使われでもしたらどうなんでしょうか
みんなでもらってみんなで使って資金を廻せばいいのではないでしょうかぁ
こんなのもどうですか
投稿: ギンガマン | 2008年11月14日 (金) 11時32分
迅速に、というところから出てきた結論だとは思いますが、評判は悪いですね。。。>はるさん
使い道について、もちろん僕の立場でする提案ではないとは思います。ただ景気対策としても、経済学的な効果だけでなく、「自分はこんな社会のための活動をしたんだ」と前向きな気持ちになるのも悪いことではないと思うのです。寄付先が有効に使うでしょうし。 >ギンガマンさん
投稿: 橋本岳 | 2008年11月14日 (金) 20時25分
> 給付金で、福祉団体に寄付しよう!
岳先生のおっしゃる通りですね。自治体にとって「定額給付金券」は「現金」のようなものでしょうから、これで「ふるさと納税に充当できます」などとするのも事務的に不可能では何でしょう。(絵画とか、株券での寄付は駄目でしょうが)
(4人家族で)6万円分の給付金券を「ふるさと自治体」に寄付すれば、「現住の自治体」から(5,000円カットで)55,000円分の税額控除が受けられるようになれば、「高額所得者」も後ろ指さされることなく、減税メリットを享受できることになります。
年収1,800万円超の人は、もともと確定申告している人たちなわけで、「ふるさと納税還付の手続きを面倒と感じない」希少な人種です。額給付金券でふるさと納税しようと思い立った人の中には、(同じことなら)税額控除枠の限度いっぱいに「日銀券」も併せて送ろうという人もでてくると思います。「ふるさと寄付」が、意外と集まるかも知れませんよ。
地元廻りついでに、倉敷市長に提案しに行きましょう。
投稿: 浜野 芋太 | 2008年11月14日 (金) 21時00分