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2008年10月28日 (火)

まな板の上の鯉…

6時に家を出発して、水島・開新橋の交差点で8時まで街宣。ファミレスで朝食をとり倉敷駅前に移動して再び街宣。次女がお世話になっている幼稚園の保護者会の日帰りバス旅行出発の見送りをしてから、倉敷駅から電車で岡山駅へ向かい新幹線で上京。列車の中で爆睡。

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(写真:岡山駅ホームで見かけたドクターイエロー)

東京駅からそのまま自民党本部に向かい、社会保障制度調査会医療委員会。テーマは、先日本ブログでも取り上げた脳出血の妊婦死亡例について。今回の例は、改善すべき点なしとはしないものの、新聞記事では悪者のように取り上げられた都立墨東病院がそんなに悪い対応をしたようにはどうしても思えない。ただ、大きな大学病院が複数ある都心だからこそ「どこかが受けるだろう」という甘えもしくはスキのようなものが各病院あったのでは?という気もした。地方の場合、他に病院が無いためむしろどんな状況でも患者を受ける覚悟と責任感がある(というか、無いとやってられない)ような気がする。報道の問題とあわせ、発言して指摘する。

16時半から衆院本会議。金融強化法と保険業法改正の趣旨説明。中小企業等への金融強化のため、金融機関への国からの資本注入等を行える法律。早急な成立が必要だ。それにしても、欧米の金融危機に端を発した株価下落や景気後退の解決策が「解散による政権交代」という民主党の主張には脱力を禁じ得ない。アホくさすぎて野次る気にもならぬ。少しはまじめに考えて欲しいものだ。

どうも解散は少し先に延びそうな空気が党内には蔓延。しかしそういう時こそ危ない気もする。それに先に伸びたと言っても年明けだったらせいぜい2ヶ月伸びるだけだし。しばらく「まな板の上の鯉」状態は続くのだろう。解散しないとしても、民主党が抵抗方針に変わって参院審議たな晒しとか再議決とか強行っぽい採決とかの連発という将来が見えるわけで、麻生内閣にとって進むもいばらの道、退くもいばらの道。結局政治への無力感を増幅させるだけのような気もする。これは民主党の犯罪行為ではないか。

平口洋衆議院議員のパーティに顔を出した後、新幹線で帰倉。家に着くのは真夜中だ。

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コメント

ドクターイエローに反応…いいな…写真…まじかでみれて…ください、写真
(くいついたとこがちがう)
解散は以前小泉さんが郵政で解散しましたが…今回はまた違いますよね。解散したら外国に安定してないとかおもわれますよね…国民の意思をといいますが国会政府が安定しないほうがどうかと思います

投稿: はる | 2008年10月29日 (水) 07時14分

今回の件ではたして何人の医師が必要だったか? というと、
産婦人科医2名
脳外科医1~2名
新生児を専門に診る小児科医1名
NICU(新生児集中治療室)付の看護師4~5名
手術室付看護師4~5名
以上が必要な医師および看護師の数です。

墨東病院の産婦人科がひどい惨状である事はすでに近隣の病院・医院に知らされていました。そして、墨東病院の当直医師は1人しかいなかったのです。

医師を呼び寄せるにしても、呼び寄せるのにどれほどの時間がかかるかわからない(遠出をしているかもしれないし、渋滞に引っかかるかもしれない)。もしかしたら、お酒を飲んでいて呼び寄せられないかもしれない(酔っ払いは邪魔だし)。

だから、墨東病院の当直医は「うちが受け入れてかえって無駄足を踏ませることになりかねない」「他のERなら何とかなるかもしれない」と考えて、断ったわけです。

さて、ご存じないんでしょうけれど、東京23区内であっても土曜日の深夜では搬送先を探すのにとてつもなく苦労する状況にすでになっているのです 数年前から。神奈川県のある妊婦さんは、深夜に千葉にヘリで搬送されたという事例が数年前にあったくらいです。

そういう状況でしたから、墨東病院の当直医は「もしかしたらどこも手一杯で受け入れられないかもしれない」と考え、そうなった場合のことを考えて医師を呼び寄せていたのです。もしかしたら、どこかが受け入れて無駄足になるかもしれないのに です。

墨東病院産婦人科の当直医は、色々考えて動いた、ファインプレーだったともいえるのではないですか? 

もう少しお勉強をして下さい。
ネット上では、医師達が医療崩壊・周産期医療崩壊について情報を発信しているんですよ。

投稿: 崩壊を眺めるもの | 2008年10月29日 (水) 12時27分

崩壊を眺めるものさま、

橋本です。
コメント、ありがとうございます。
言葉が足りなかったと反省しています。本件について、今晩にでも私なりに整理して、きちんと書かせていただきます。
引き続き、ご指導賜りますように。

投稿: 橋本岳 | 2008年10月29日 (水) 12時46分

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