« 石破茂農相来倉 | トップページ | バラエティ豊かな日・石破大臣の写真 »

2008年10月25日 (土)

県医師会の先生方との懇談

午前中の石破農水相の懇談会、盛況で胸をなでおろす。過分な推薦のお言葉をいただき、頑張らなくちゃ!という思いを新たにする。

081025
(写真:石破大臣の懇談会の様子)

午後、玉島・富田地区のお祭り、それから川東公民館の秋祭り。リクエストにより、カラオケでドラえもんの歌を熱唱。子どものハートをグッと掴んだ…かな?

夕方、岡山空港に向かい、飛行機で東京へ。岡山県の医師会の先生方、および岡山県に縁のあった厚生労働省の方々の会合に参加。話題は診療報酬の内容(5分間ルールなど)、医療安全調査委、医療技術の高度化による医療費への影響、レセプトオンライン化強制の是非、有床診療所と地域医療、臨床研修制度、名義貸し問題、消費税、そして先日の脳出血の妊婦死亡例の件など、話題は尽きない。

個人的には、医療の問題は、上に挙げたような問題の数々に加え、高度な医療がいつでも誰でも受けられて命が助かって当たり前という社会の風潮も、どこかでどうにかしないとマズイと思う。死生観の問題かも知れない。かの例では、報道で判断するかぎり、ちゃんと診断がついた上で、産科と小児科と脳外科、あと麻酔科も?の医師と、ICUやNICUの空きベッドが必要だったかもしれず、かつそもそも脳出血で救命ができるかどうか?という相当ハードルの高い事例だったのではないかと素人でも思うわけで(もし間違ってたら訂正してください)、そこまで考えてマスコミが取り扱っているか、いささか疑問。脳卒中が助からないからといってマスコミに叩かれていたら、医師もツライのではないか(興味ある方は、こちらのブログもぜひご覧ください。僕は、コメントも含めて、この先生の書かれたことに相当共感するのです)。

先日この点に少し関連する作文を書いたので、いずれ発表できる予定。

夜、再び「サンライズ出雲」に乗車。東北新幹線の遅れの関係で、20分ほど出発が遅れるそうだ。

|

« 石破茂農相来倉 | トップページ | バラエティ豊かな日・石破大臣の写真 »

03.医療・介護」カテゴリの記事

コメント

さきほどブログ拝見しました。
わが娘1号は破水早産で無理矢理だした経緯があり(しかも仮死)私の体力か娘の死かというほどだったようで…と9年たったから笑い話となりますがあの頃は大騒ぎでした
出産はリスクをともないます…それを予見できないですが…やはり患者や家族は助けてもらえると思って助からなかったら…せめてしまう…のでしょう
いろいろ考えてしまいます
岳さんの論文(作文?)まっております

投稿: はる | 2008年10月26日 (日) 10時35分

ここは、本当に難しいことです。

特に産科の場合、みんな「幸せなこと」が起こるつもりで期待してますから、突如として不幸な転帰を辿ってしまうと、感情的に、受け入れるのに時間がかかるのも事実だろうと思います。

ではその感情を以って関わった医師を社会的に罰すべきかどうか?という問題だと思うのです。もちろん社会的に改善すべきことがあればすべきなのは当然です。

投稿: 橋本岳 | 2008年10月27日 (月) 01時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 県医師会の先生方との懇談:

« 石破茂農相来倉 | トップページ | バラエティ豊かな日・石破大臣の写真 »